胃腸炎(たぶん食中毒)で地獄を見た話

()夏真っ盛りといった感じですね。皆様はどうお過ごしでしょうか。

こんにちは。キモいオタクです。

なんと今月2度目の投稿です。

 

サムネネタはないので部長でお茶を濁します。

 

タイトル通りですがつい最近胃腸炎でまあまあ死にかけました。

特にオチもアドバイスもあるわけではない話ですが、備忘録として残しておこうともいます。

 

 

1.(おそらく)ことの発端

 ※(おそらく)とつけているのは、(状況証拠的に)この件が何かしらの原因となっていると考えられるものの、確証があるわけではないためこの表記としています。

 

 6月某日、ツイッターにて中高時代の旧友(仮にPさん、Hさん、Nさんとします)と「4年ぶりくらいに飯でも食うべや」とリプを飛ばし合い、LINEにて日程と場所を相談し、なんやかんやありて7/2(土)に秋葉原の肉料理メインの居酒屋でメシを食おうぜ、という話となりました。

 

 当日、ヨドバシカメラで合流し予定通りの時間に居酒屋到着。

 数年ぶりの再会に積もる話を消化しながら、酒と肉料理に舌鼓を打ち、アラサーの胃腸の限界をひしひしと感じながら秋葉原駅で別れました。

 

 私に異変が起きたのは7/5(火)。当日は会社に出勤して業務だったため、業務開始前の9時ごろ会社に着きましたがどうも胃腸が重い。そして便通もあまり良くない。

ただ、普段からそんな胃腸つよつよ人間ではないので(たまに来る不調かな)と思いながら業務を行ってました。

 

 しかし、体調は良くならず日中から夕方にかけて約1時間おきに来る胃痛と下痢、そして微熱の症状。だんだんと嫌な予感を覚えながら定時退勤。帰宅後ベッドに横になりながら体温を測ると「38.4℃」の数値。そして強さを増す一方の胃痛。

 (まずい、ついに2年以上回避し続けた”””アレ”””に罹ったか!?)と焦りに焦ったまま、異常な痛みを送り続ける胃を抑えながら執念で眠りにつきました。

 

2.人って簡単に壊れちゃうものなんだね

 1時間ごとに胃痛で叩き起こされ、ベッドとトイレの振り替え輸送を10分間隔で行いながら7/6(水)朝5時。ぼやける目をこすりながら体温を測るとそこには

              40.5℃

しお子~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!(CV.相良茉優

 

 あ、終わった。40.5ってなんすか?多治見市の最高気温???

 

 過去このレベルの熱出した記憶がいくら遡っても無いです。この時間帯は腹は下し続けるわ頭は万力で押しつぶされてんのかと思うくらいに両サイド痛いわ腰は痛すぎて立ち上がれないわの4重苦状態でした。普段の僕らの生活がいかに5体満足を原則にして運用されているかがよくわかる。

 

 朝9時前に会社に休みを申し入れ、生ける屍と化しながらかかりつけの内科に通院。発熱症状的にコロちゃんの疑いもあったため抗原検査とPCR検査を実施するも、一先ずは抗原検査は陰性。内臓系の病気の疑いありにつき腹部エコーを受けるも確証となるような原因の発見には至らず。原因調査のため検便と採血による検査に回されました。

 

 帰宅し軽い流動食とポカリスエットを補給しますが、基本身体に溜まらず出口までのドライブスルー状態。熱で朦朧とする意識の中ひたすら工業用排水を垂れ流す生活。唯一の救いはマーライオン状態になってないことくらいでしょうか。

 

 3時間ほど意識を失い夕方に起床。抗生物質が効いたのか、熱は38度台に下がりなんとか最悪の状態を脱しました。粥とスープを腹に入れる余裕は出てきましたが、やはり苦しめてくるは止まらない胃痛と下痢。副交感神経から身体を整えてやる、と執念を奮い立たせ、2日ぶりの風呂に浸かり無理やり身体を睡眠モードに移行させました。

 

3.回復前夜と「奇妙な」偶然

 7/7(木)朝7時、前日2日と比較したらまだましな体調で目覚めましたが、体温は38℃超え。下痢も引き続いていたので案の定この日も休みです

 13時ごろに受診した内科よりPCR陰性の一報が入り一安心。熱も37度台と微熱の域に達し、残す敵は下痢となりました。

 

 夕方、LINEで(前回のブログでも何度か登場した)友人(K)より「もしかしてPと飲んだ?」というメッセージが届きました。

zukkoyo.hatenablog.com

 

 話を聴くには、7/2に卓を囲んだPも私とほぼ同じ発熱と下痢で苦しんでいるとのこと。(もしや・・・)と嫌な予感にかられた私は、メシの日程調整で使用したグループに体調の変化はないか聞いたところ

 N「6日の夜から滅茶苦茶体調が悪い」

 P「おなじく」

  


www.youtube.com

 

 なぜかM氏は(まだ)無事らしいですが、同じ飯を食った3/4が同じような症状を訴えているということは限りなく黒に近いグレーと見た方がいいでしょう。

 お互いにどの料理が怪しかったか、おそらくカンピロバクターだろうななどと意見交換を行いました。肉料理には気をつけよう!次飯食う時はチェーンの居酒屋行きましょう…。

 

4.寛解・・・?

 日が明けて7/8(金)。熱は平熱レベルに下がり下痢も落ち着いたことで丸3日を要した長い戦いに終止符を打ちました。この火はもともと大阪でのオリックスバファローズ

×虹ヶ咲コラボに向かうため有休を取っていましたが、ここまでの体調があれ過ぎたため泣く泣くキャンセル。普通に7月一番楽しみなイベントだったのでかなしいね。

 

 今では体調にほぼ一切の異常はなく飯も普段通り食えてます。期間中心配してくださった皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。

 

 これからの時期は熱中症はロンモチのこと、ヤバすぎる気候のせいもあって生ものは一層あたりやすい時期になっていると思いますので、私たちをアレな見本として口に運ぶものへの注意を少しでも持っていただけたらなーと思います。イベント毎も多くなるので健康第一で乗り越えていきましょう。

 

 綺麗に収まったな。うん。それでは。

Aqoursへの「好き」がだんだん戻ってきた人の話

お久しぶりです。キモいオタクです。

数か月ぶりにブログ書きます。熱に充てられたのでラブライブ!サンシャイン!!とAqoursの話をします。

 

6月25日、26日に東京ドームで開催された「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <WINDY STAGE>」に両日参加しました。

 

サムネ用

 

 今回の6thライブは2月にバンテリンドーム(旧:ナゴヤドーム)で開催された<OCEAN STAGE>、3月にベルーナドーム(旧:メットライフドーム)で開催された
<SUNNY STAGE>の追加公演の形で、私はこちらはどちらもDay1を現地参加しました。追加公演が東京ドームのグループとはいったい・・・?

 

 ライブの感想は後々語っていこうかと思いますが、自分にとってのラブライブ!サンシャイン!!というコンテンツと、Aqoursというグループについて言語化してまとめたことはなかったので、鉄が熱いうちに筆を取ってみたいと思います。

 ぶっちゃけ少し前のSB69の記事よりなれそめの部分が長いので、ささっとライブレポの方移ってもらっても大丈夫です。

 

 

1.作品を知ったきっかけとかハマり始めた話とか

 「ラブライブ!サンシャイン!!」という作品があることを知り始めたのはμ'sのファイナルライブがあった2016年の3月前後辺りだったと思います。

 

 当時の「ラブライブ!」およびμ'sの人気はすさまじく、コンテンツをまともに触っては いない私ですらキャラ名や演者や曲のほとんどは耳にしたことがあるくらい知名度も浸透度もオタクの熱も凄いなと思っていた気がします。

 

 ただ当の私自身は「巨大コンテンツ逆張り症候群」的な天邪鬼な性格が災いし、「自分が知らんところで周りのオタク共が騒いだり楽しんだり問題を起こしているのが腹立つ」と思い、付き合いでスクフェスはコツコツやるものの結局アニメも劇場版も見ず過ごしていました。

 

 μ'sの東京ドームでのファイナルライブが終わり、TLの所謂ラブライバー達が失意のどん底、抜け殻状態になっている最中、プロジェクトを軌道に乗せ始めていた「サンシャイン!!」の情報が少しずつ耳に入ってきました。

(この画像の初出は確か2015年だと思うんですけど、情報のアンテナがカス過ぎてこの時期に初めて目にしてました)

 「あのμ'sの後継って色々大変そうだな」「真ん中のオレンジっぽい髪の子支倉かさねさん(スクフェスに登場するキャラクター アニガサキ出演おめでとうございます)にめっちゃ似てるけど関係あるのかな」とか朧気に思ってた記憶があります。

 

支倉かさねさん すき

 

 そんなこんなしてるうちにTVアニメが放送開始。ほぼリアタイで視聴し、滅茶苦茶ドハマりするような感覚こそありませんでしたが、泥臭く藻掻きながら「自分たちだけの輝き」へ進んで行く9人のストーリーと良質な楽曲に(俺この作品好きかも知れないな・・・)と気持ちが徐々にほどけていくのを感じていました。13話のライブ前の控室で津島善子さんが国木田花丸さんと黒澤ルビィさんに声を詰まらせながら抱き付くシーンは何回見ても泣きます。

 

 アニメの放送が終わり年が明けた2017年2月、Aqours の1stライブが開催されると聞き、現地チケットを全外しし涙目敗走しながらチケットを握りしめ錦糸町LVへ転がり込みました。

 

 先に結論から言うと私が「ラブライブ!サンシャイン!!」とAqoursに堕ちたのはこのライブです。

 幕間でTVアニメの印象的なシーンが上映された後に演者がステージで挿入歌を披露する「アニメとライブが一体化した」というべき演出は当時の自分にとって物凄く新鮮であり、このコンテンツがいかにアニメで作り上げたAqoursのストーリーを大事にしているかを見せつけられました。最終回で演出がややどうなん?と思った「MIRAI TICKET」の再現もライブだとすごく感動してました。

 完全に余談ですが錦糸町LV、青ジャンサビ前高速MIXを打つオタクに大爆笑が起きたり終演後になぜか三本締めが行われたりととても朗らかな現場だった。

 

 この年の3月に卒業旅行と称してサンシャインにガチハマりしていた友人(K)とそこそこちゃんと見ていた友人(J)の3人で沼津へ聖地巡礼に行った。高海家のモデル(安田屋旅館)は満室だったのでリバーサイドホテルに泊まったと思う。内浦から少し距離がある街中にもAqoursのポスターやパネルがいたるところに鎮座していて、作品が沼津という町に根付いてるんだなぁ…。と感慨深かった。オタク3人で4本日本酒の瓶を空けた後に登る淡島神社はクッソしんどかった。

 

2.2ndライブから3rdライブ辺りまで

 大学卒業し就職し始めてから「自分が壊れないためにこれまで通りオタク趣味は続けないといけない」という謎の観念から定時ダッシュ決めて秋葉原に出て「HAPPY PARTY TRAIN」や「近未来ハッピーエンド」のCDを買いに行ってた記憶がある。生活が変わる時期にハマってたコンテンツって妙に思い入れ深くなりません?

 

 2ndライブツアーは埼玉Day1のチケが当たったので初現地参戦。今でも超好きな「届かない星だとしても」だったり、この後のライブでも必勝パターンとなった「Daydream Warrior」→「スリリング・ワンウェイ」初披露もこのツアーだったと思う。SLに乗ってスタートしたライブだと思ったら伊波杏樹さんが神輿に乗って

太鼓叩いてた。当時はなんで音頭?と思ったけど今はライブでぴっかぴか音頭になりた過ぎてしょうがない。この時期は本当に勢いがあるコンテンツって凄いな、と半分傍観者くらいの顔で見守ってた。

 

 ただ、ライブの重大発表は出自のせいで正直受け入れられるものではなかったです。

 スクフェスの派生プロジェクト「パーフェクトドリームプロジェクト(PDP)」なるものが発表され、μ'sの9人とAqoursの9人の掛け合いで会場はこの日一番と言っていいほどの大歓声に包まれていた。

 Aqoursのメンバーも演者の皆さんもμ'sの背中を追ってきたのは周知の事実だし、ついに長い時を経て2グループが交流したという事実は喜ばしいことだとは思います。ただしAqoursの単独でこの発表をする意味はあったのかと、誤解を恐れずに言うならμ'sの逆張りを多少の根底にして応援し始めた自分にとってこの瞬間は盤上を完全にひっくり返されたような、屈辱に似た感情を覚えました。感性がゴミ

 

 ライブで熱を増して2017年10月からアニメ2期がスタート。個人的に2期のストーリーが本当に好きで、「浦の星」を廃校から救う目標・使命が潰えたAqours が「浦の星」の名を残すために、託された希望を胸に再び前に進む物語に心が震えました。

 

 また個人的な解釈をしますが、Aqoursのストーリーは「友情・努力・"敗北"」の物語だと思っていて、乗り越えられない試練は与えないとは言ったって壁にぶち当たればちゃんと凹むし、時には自分たちがなぜスクールアイドルをするのか、Aqoursでいる理由何かをしっかりと悩んで、もがいてあがいてなお光に手を伸ばす、そんなAqoursが好きなんだなぁと自分の中で結論づいたのがこの時期だったと思います。

 

 時期が移り2018年夏に3rdライブツアー。現地はメットライフドームで行われたDay2のみ現地に行ってたと思います。チケットがマジで当たらず、「立ち見指定」という聞き覚えの無い席を何とかか確保。打ち付けるような大雨を避けながら辿り着いた席がこれ。

 (当時はサーモスの広告も荷物置きもなく、マジでコンクリだけだった)

 所謂外野スタンドの後ろに一人分を示すマジックテープが貼ってあるエリアでライブを見てました。この球場に詳しい人なら分かると思いますが「ご飯がススム」の看板の下あたりですね。当然の如くキャストは豆粒大でしか見れないので曲に合わせて多動するだけのバケモノになってました。(今もか・・・?)

 

 ライブは滅茶苦茶楽しかったです。「Awaken the Power」の地鳴りのようなコールは凄かったし、初披露のソロ曲シリーズも聞きごたえがあり良かった。恋アク終了後になぜか隣の改造ペンライト勢が全員退場になったり、真後ろの外周で警備員と逃走中していた気がしていたけどきっと気のせいでしょう。今のラ!の現場のレギュがかなり厳しいのはほぼ間違いなくこの頃の影響です。恨むならこの時期のやんちゃ坊主たちを恨め。

 

 個人的な3rdライブのハイライトはアニメ二期12話を飾った「WATER BLUE NEW WORLD」です。アニメ本編ではラブライブの決勝で披露され優勝を勝ち取り、「浦の星の名をラブライブに残す」という目標を果たした1曲。アリーナを、スタンドを埋め尽くす青一面の景色をスタンドの最後尾から見たときの衝撃と感動は忘れることはないでしょう。

 

 完全に余談ですがライブ中は止んでいた外の雨が、この曲披露中に再度粒を増し、風と相まって外周にいる私たちを直撃するという、日本で数少ない「大雨に晒されながらWBNWを聞いたオタク」が出来上がったのもこの時です。何の話?

 

3.東京ドームの4thライブとか劇場版の話とか

 3rdライブ初日に発表された4thライブ、場所は東京ドーム。

   この球場を本拠地とする球団の試合はウン十回見たことはありますがライブを見に行くのは初めてで、μ'sのファイナルライブが行われた場所。初日は前述のKが当てたチケット(バルコニー席)、2日目はチケ支援を依頼した友人の当てたチケットで参戦したと思います。

  

  4階席の1番上や外野スタンドまで埋め尽くす大盛況。開演前から警備員さんがスピーカを片手に天空席のオタクに激を入れてたのを何となく覚えてる。

  開演。ホームベース付近に陣取ったオーケストラ(浦の星交響楽団)、劇伴作曲家の加藤達也氏の指揮の元、演奏される「Maintheme of Lovelive! Sunshine!!」。ライブを決戦の舞台とするかは人によって意見が別れるところだと思いますが、Aqoursの大一番となるステージが遂に始まるという緊張感で固唾を呑んで見守っていました。

 

  このライブで1番印象的だったのは生オケで披露された「キセキヒカル」です。

  元は劇伴「起こそうキセキを!」と「FRIENDSHIP」に歌詞を付けた曲。初視聴時に劇伴が使われているのを一瞬で気付いて脳を揺さぶられるような衝撃を受けた曲。前曲のMIRAI TICKETセンターバックスクリーンから現れた巨大船に乗り、9人の持てる最大最高のパフォーマンスで歌われたこの曲は文字通り「圧巻」の一言でした。


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  逆境、向かい風、立ちはだかった壁…ラブライブ!サンシャイン!!が、Aqoursが進んできた道は綺麗に舗装されたものではなく、先人との比較を始め風当たりが強い中を走ってきた印象が強いです。それでも、このライブの、この瞬間のAqoursを照らした光と音楽は彼女たちが進んできた軌跡の「祝福」に他ならないと思いました。

 

  Day1連番のKはこの日がライブ初参戦でしたが、この後Aqours中心にラ!関連のライブに行きまくるオタクに変貌してました。(6thも全通したそう) えらい

 

  年が明けて劇場版公開 仕事休んで新宿ピカデリーで見たと思います。

  黒澤ダイヤさんが死ぬほど可愛かった。終盤にキセキヒカルが流れた瞬間左右の座席掴んで着陸体制取ってた。オタクと2人で「いい映画だったな……」としみじみ語った思いであり

 

4.ラブライブ!フェスまでの話

 5thライブも現地当選して行きましたがライブ偏差値が今より低かったのであまり記憶がありません。スリワンとBelieve Againで創志学園時代の西純矢並みのガッツポーズした記憶はある。

 

 正直このあたりの時期は熱が少し冷めてきたというか「見たい景色はもう見れたな」という気持ちが少しありました。あとはメインで追っていたコンテンツ(ミリオンライブ)だったり、展開が活発になってきた虹ヶ咲を応援してたのも影響してたかなと思います。

 

 ただこの時期唯一といっていいほど心待ちにしてたイベントが「ラブライブ!フェス」です。μ’sAqoursSaint snow、虹ヶ咲が同じステージで勢ぞろいする一大イベントでしたが、恐らく大方のオタクの目的は「μ’sの復活」でしょう。

 

 かたや私の興味は「Aqoursμ’s相手にどう立ち回ってくれるか」のほぼ一点でした。かつてあったμ’sとそのオタクに対する敵愾心はほぼ消えてはいましたが、μ’sの輝きを目指して活動を始め、自分たちだけの輝きの形を手にした「現役最強」のAqoursが、ついにμ’sと同じ舞台に立つことの意義と、その力を証明するときは今だぞという気持ちでライブを見ていました。ちなみにDay1は夜勤のため参加できず、Day2は夜勤明けのフラフラの状態でLVに行きました。

 

 トリのAqoursパート一曲目、選ばれたのは「届かない星だとしても」。

 曲自体の立ち位置で言えば1stシングルのB面の曲です。幕開けという観点だけで見たら始まりの曲である「君のこころは輝いてるかい?」やアニメOPで始めるのが模範的な回答なのかもしれません。

 

 ではなぜこの曲がこの場で歌われる意味があったのか?私的にはスクフェスでのこの曲のジャケットが答えを握っていると思います。

 

 「届かない」「だとしても」は9色で分かれていますが、この色はおそらくμ’sのメンバーのパーソナルカラーなんですよね。

 そのうえで「届かない星」、憧れて焦がれて後を追いかけ、自分たちだけの輝きを掴み取ったことでやっと届いた存在から、トリのバトンを受け取り、気迫を込めた表情で歌うAqours。のちのディレイビューイングで確認しましたが、Day1がフェスの盛り上げる意志が強いものだとしたら、Day2は「Aqoursがここまで来た矜持」を示すものだったと思います。

 

 昔ほどの熱量はもうないけど細々とライブには行くのかな、と思った数か月後、例の疫病でAqoursを取り巻く環境も大きく変わりました。

 

5.二度のライブ中止

 この辺の時期の話を深く思い出そうとするとまあまあ重くなるのであっさりと行きましょう。

 2020年3月以降、予定されたライブイベントがほぼすべて中止になりました。

 6thドームツアーを予定していたAqoursももちろん例外ではなく、序盤の公演は無観客開催となり、8月にライブの中止が発表されました。

 

 この頃は(慣れるべきではないのでしょうが)ライブの延期・中止に心が慣れきってしまっており、正直(ああ、またか…)という心境で流していました。無観客配信ライブも購入し見てはいましたが、正直熱が溜まるまでには至りませんでした。

 もちろんパフォーマンスに不満があるわけではなく、現場で感じる熱量だったり空気感でライブの満足度を図るタイプの現場至上主義者なのがいけないのだと思います。

 

 2021年に入り情勢が多少安定する中、静岡県掛川市で初の屋外ライブとして開催される予定のライブがありました。

 ぶっちゃけ虹ヶ咲がライブできてるし行けるだろうと。屋外ライブは普通に楽しみだったので行くぞと。チケも宿もオタク輸送バスも勢いで取って5月を待ちました。

 

 結果は感染拡大防止のため中止。しかも開催1週間前ぐらいのタイミングで。

 正直この時はかなり精神的に参りました。

 

 ライブができない期間のAqoursのコメントや、このライブで歌われるために作られた楽曲からも久々の有観客ライブへの思いは耳にしていたので、ほぼ気持ちが離れかけていた身からしても(なんでこのグループはこんなに報われないんだ・・・。)と嘆きたくなる気持ちでした。

 

6.再燃

 時期が巡って2021年9月終盤、虹ヶ咲からラ!沼に落ちスパスタで絶賛発狂中のオタク(M)から「サンシャイン!!同時視聴やらない?」との誘いがありました。

 この時は「新たな狢が飛び込んできましたわ^^」という心境で二つ返事で了解し、視聴を開始しました。

 しかし、数話見て私の中にある心境が生まれました。

 ラブライブ!サンシャイン!!って作品、超面白くないか・・・?」

 

 当たり前ですがこの作品はちゃんと全話見て映画も見てるはずなんですよ。んでアニメ再現のライブも見てるからどこでどんな会話が生まれて、どんな曲が歌われるかもほぼ覚えているわけです。

 

 ただ見た時期からの期間が空いたことによって逆に新鮮味が出たことと、先の展開を知っているからこそ前段のちょっとしたやり取りが後半の展開に生きていたことに気付いたこと、何より多少力業でも「これがサンシャイン!!のストーリーだ」という青臭さと真っ直ぐさの光る物語に自分でもびっくりするくらい感動してました。2期11話はオタクに言ってないけどボロボロ泣いてた。

 

 

 2期まで視聴し終わったときには「俺自分が思っていたよりAqours好きだったのかも知れねえな・・・。」という気持ちになってました。またAqoursを見に行きたい、サンシャイン!!のストーリーが繋がっていくのを見たい、そんな衝動が生まれ始めました。

 渡りに船が如く翌日(9/25-26)にはGuilty Kissの2ndライブが開催されるとのことで配信チケを購入。このライブが恐ろしく良かったので返す刀で CYaRon!のライブに申込み当選。5th以来、約2年半ぶりのAqours関係の現地ライブでした。

 

 ライブね、うん。すっげえええええ楽しかった。

 これまでクッソ好きなのに毎回タイミング悪く聞けなかった「ハミングフレンド」を聞けたのがまず大加点ポイントですが、ライブ全体通して「楽しい」という感情をいかに爆発させられるかに注力したライブだったと思います。

 

 

 

 ラストMC伊波さんのMCも凄く格好良かった。

CYaRon!でもいい、Guilty Kissでもいい、AZALEAでもいい。またAqoursに逢いに来てください!!

 

 このライブの数日後、アルバム先行で申し込んでいた「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~」の当選メールが届きました。

 自分でもきれいすぎるリハビリの流れすぎて引くレベルですが、すべての歯車が嚙み合っていくような、そんな感覚でした。

 

7.ドリコンから6thツアーら辺の話

 2021年、Aqours最初にして最後の有観客ライブ。ライブをできていなかったコンテンツの再開一発目のライブはオタクも独特の緊張感をもって迎えている、というのが感覚的にわかりますが、ドリコンの開演前はそれが如実に表れていたと思います。

 

 ライブの感想ですが、Aqoursが戻ってきた。」という一言に尽きると思います。

 各人のポテンシャルに裏打ちされたパフォーマンスの高さ、「そこにキャラクターがいる」と認識させる表現力の高さ、そして一転時に砕けたMC・・・。

 昔からこんなAqoursが好きだったし、今でも好きなんだな、と確信に変わりました。

 

 CYaRon!の「近未来ハッピーエンド」〆の「楽しい気持ちのまま帰らせる」セトリがすきなので、当然「Future flight」〆もぶち上りました。

 「想像を超えた何か 待ち受けろfuture sky!!」

 まだ、まだ歩みを止めず先へ進んでやるぞという何年経っても変わらないある種の無謀さと傲慢さがAqoursの素晴らしい所だと思っているので、最後にこのメッセージをぶつけてくるライブは本当に好きです。

 

 年が明けて2022年2月。なぜか身体は踊り出して愛知県にいました。

 バンテリンドームから始まる6thツアー、名古屋駅でオタク(前述のK)カーに飛び乗り球場に着弾。

 思えばAqoursを見に遠征したのは今回初でした。

 

 

 席はアリーナのセンステ真横4列。(これ真ん前にメンバー来るやつじゃん・・・)と少しビビってた。

 センステから花道広がって披露された「Aqours Pirates Desire」から「Daydream Warrior」のバキバキ感、特に前者の「奪い取られたなら奪い返してやる」と言わんばかりの貪欲さ、会場ごと飲み込もうとするパフォーマンスは壮観でした。

 

 

 これ絵画?

 

 このライブのMVG(Most Valuable Gakkyoku)はMIRAI TICKETと答えます。

 

 完全にここからは全く裏取りをしていない妄想純度100%で語りますが、ライブの中盤に「WATER BLUE NEW WORLD」、幕間を挟んで「青空Jumping Heart」とくると、勘のいい方は2期のラブライブ決勝を勝利したAqoursと重なるものがあると思うんです。

 

 そしてセンステに9人が集まっての「涙×」、2番まで目線を合わさず9人が別の方向を向って歌っていたものが、最後の最後に高海千歌さんを中心に目線を合わせて合図を交わしていくの、2期決勝前の「勝ちたい?」の問いかけのシーンと重なって見えまして、そこから一度は愛知の地で夢にあと一歩届かなかった曲であるところの「MIRAI TICKET」を歌うことによって、このミラチケは「サンシャイン!!」2期からさらに時と歩みを進めたAqoursが歌うミラチケだと解釈できる気がしていて、頭の中でこの解釈に辿り着いた瞬間私は文字通り動けなくなりました。ただ口と目を見開いてステージを直視することしかできないオタクの完成です。

 余談ですがこの解釈をオタクカーに戻って数分後KとKの連番者に早口でしゃべったところ「そこまで意識してセトリ組んでないだろ」と一蹴されました。

うるせえ俺がそう感じたならそれは一つの解釈じゃ 

冷静に考えると1時間退場が遅れた上に早口で独自解釈垂れ流すオタク迷惑すぎるな

 

 楽しい思い出は多く残すに限るので、メットライフドームで行われたツアーのDay1も参加しました。

 <SUNNY STAGE>のタイトル宜しく久々の「太陽を追いかけろ!」が聞けたり、デイドリ→スリワンのツインバズーカを浴びたり、「HAPPY PARTY TRAIN」から「届かない星だとしても」という「もしかして2ndライブに迷い込んだ?」と錯覚するようなエンジン全開セトリで純粋に大満足でした。

 ソロ曲ゾーンでひっそりと一番好きな桜内の「PURE PHRASE」を不意打ちで聞くことができ、身体を左右に捩る等の気持ちの悪い動きで喜びを表現するなどしていました。

 

 翌日のDay2で決定した東京ドーム追加公演。発表をツイッターで見た瞬間、手帳の6/25-26の日程に予定を入れました。

 

 ツアーとは少し経路が異なりますが、バンナムフェス2ndの話もどうせなので書きたいと思います。

 コンテンツ雑食オタクなので言わずもがなこういうライブも大好物で、Aqoursに関しても当然要注目、オタクに曲を予習してから来てと喧伝してました。

 

 ただし出演者が黒澤姉妹(小宮さん、降幡さん)、渡辺(斉藤さん)、津島(小林さん)と限られる中で、どうセトリを組んでくるかの予想に頭を悩ませました。

 

 大方の予想はメンバ揃ってるし夏だし夏曲デュオだろ、後は初見でもわかるようアニメ曲というものが大半でしたが、こちとら紆余曲折ありながらもAqoursをそこそこの年数見てきた者として、ツアーを順調にこなしてさらに東京ドームのライブを宣伝するであろう彼女らがそんな見え見えの手を打ってくるとはあまり思えなかったのです。

 

 そして私は「ライブ映えかつ場の空気を一気に変えられる出演メンバ関連曲」の観点で、下記4曲を予想に入れました。

 ・Aqours Pirates Desire

 ・Deep Resonance

 ・MY舞☆TONIGHT

 ・スリリング・ワンウェイ

 

 実際に披露された曲はこちら


 多動しすぎて息を切らしながら、私は5年間とんでもないグループを推してきたんだなと思うとともに、Aqoursというグループは信じるに十分に値するようなパフォーマンスと見せ方をしてくれるなと心底嬉しくなりました。

 

 もちろん9人揃って「Aqours」というグループが成り立つ、という意見に異論は唱えませんが、同時にあそこのステージに立つ4人のひとりひとりがAqoursの魂を背負い、Aqoursの一人として最大限のパワーを見せつける展開の格好良さたるや。

 

 因みにバンナムフェスで連番して一緒に盛り上がり、はじめてAqoursのライブを見たのち東京ドーム両日に参加した異常者いいオタクの記事を載せておきます。併せて読んでね。(無許可営業)

note.com

 

 1万1千字の序文の後ですが本題に戻ります。東京ドームで行われた<WINDY STAGE>のライブレポを始めていきます。

 

8.WINDY STAGE

 <Day0>

 前日。会社の健康診断が早めに終わったので「どうせなら東京ドーム行ってみるべ」の軽い気持ちで水道橋へ下りました。

 皆様御用達WINSがある道を進み、ドームへ向かう階段を登ると一列でAqoursののぼりが風にたなびいていました。

 

 

 ライブ前日とかって「本当に今日ライブあるのか?」と謎の疑問を持ったままの時も往々にしてありますが、この日はこの光景を見れただけで「ああ、本当に明日この場所に立つんだな」と気持ちも段々とエモーショナルなものに変わっていきました。

 

 <Day1>

 記録的な熱波が列島を襲う中、さすがにこの気候で外で長居は死に直結すると判断し開演一時間ほど前に現地着。

 

 聞きなじみのあるアキバレポーターによる開演前注意事項アナウンスのあと、WINDY STAGEのもう一つの主役である浦の星交響楽団が入場。万雷の拍手のあと、整列で一瞬の静寂。指揮者の加藤達也さんの礼と同時に再び割れんばかりの拍手。有名な漫画の台詞を借りるなら「楽しい音楽の時間」が始まるんだと得も言われぬ興奮を覚えました。

 

 興奮冷めやらぬ会場に響く「Main theme of Lovelive! Sunshine!!」と、それに合わせて流れ始めるメンバー紹介ムービー。演奏終盤にメインステージの暗転がはけ、遂にライブが開演します。

 

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 01.なんどだって約束!
 02.未体験HORIZON

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 個人的に考えでライブの1曲目は「ご挨拶」、ライブ2曲目は「チューニングかつエンジンの着火」であるのが望ましいと考えているオタクですが、その考えがバッチリ当てはまるような素晴らしいスタートだと思います。

 

 このWINDY STAGEの表題曲として書き上げられた「なんどだって約束」。新衣装に9分割の巨大スクリーン、そして生演奏とあまりにも強烈な演出で、たった1曲で「とんでもないライブが始まるな」と思わせるには十分でした。

 

 スクリーンに国木田花丸さんが映し出されると同時にどよめく会場。

 ついに単独ライブで「未体験HORIZON」が披露されました。

 

 新しくなれ! 動き出したミライ 

 またはじまるよ  準備できた?もうできてる!

 さあどこへ? 

 見渡してみなよ たぶん呼ばれてるから 

 セカイは広いってこと 知りたいんだ今は

 

 この曲もWINDY STAGEのために書かれた?ってくらい「今の」Aqoursの歩みにぴったりだと思いました。暗い蛹の時間を過ごし、陽の当たる時期に「羽化」して「蝶」となり大きく羽ばたく。ラスサビではステージから無数の黄色い蝶が風に乗って舞う演出やりすぎ。

 

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 12.Next SPARKLING!!
 13.i-n-g, I TRY!!

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 Day1、総合的に見てマジで素晴らしいライブだったんですけどかなり印象的だったのはこの二曲の流れですね。

 その前の「KOKORO Magic “A to Z」→「GEMSTONE “DE-A-I”」でボルテージがかなり上がった状態からネクスパ来た瞬間、(え・・・ライブ終わっちゃったけど・・・)と完全宇宙猫の顔つきになりました。劇場版の最後の曲やぞ?まだ中盤でしょ?何が起きた?と混乱しながらフェードアウトするアウトロまで聞き終えました。勿論ネクスパ超好きな曲なので不満があるわけではありませんが。

 

 中盤でこの曲が来た意味は次の「i-n-g, I TRY!!」が示してくれました。

 3年生3人が歌いだし、バックのスクリーンにはアニメ1期から劇場版に至るまでのシーンが映し出され、9人全員で歌うこの歌詞。

 いつか思い出に変わるの? 変えてない
 現在進行形だよ “ing”だよ
 なつかしいなんて 後にしようよ
 だからまだ走ろう 走れる? 走りたい
 現在進行形だね “ing”だね

 

 あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!(断末魔)

 

 アニメのストーリの先をAqoursが紡いでいくこと、時にキャスト自身のMCで「サンシャイン!!のストーリーを、Aqoursのストーリーを紡いでいけるのは自分たち」とおっしゃっていた言葉がここに繋がってきているのでは、と脳が理解し、この2曲の構成に心底驚嘆しました。このセトリ構成したやつ異常者だろ。

 また余談になりますが、この解釈を打ち上げで絶叫した後Day2でまたこの構成を浴びたときボロ泣きしてました。地産地消が過ぎる。

 

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 14.KU-RU-KU-RU Cruller!
 15.Deep Resonance

 16.心の羽よ君へ飛んでけ!
 17.Brightest Melody
 18.smile smile ship Start!

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 「起こそうキセキを!」とかいう最終決戦前の序曲を幕間に、Day1の終盤戦が始まりました。

 メインステージからエンドステージへ、アリーナ席の頭上を超えていきながら披露される「KU-RU-KU-RU Cruller!」。東京ドームでのライブはあまり見たことがないので適当なことを言いますが、(あの演出嵐のライブで見たことあるあるやつやわ・・・。)とポカーンとなってました。

 

 浦の星交響楽団の前までステージが移動し、静寂を切り裂くようにピアノの音色が響きます。「Deep Resonance」with浦の星交響楽団。何起き???????

 

 鳴り響くストリングス、主張の激しいギター、そして何よりセンター津島善子を中心にギアを上げてきた歌唱とダンス。Aqours「怒り」「闘争本能」「決意」すべてをここにぶつけ、拳を振り上げ「付いてこれるもんなら付いてこい」とばかりに観客を煽る姿。最高のステージで最高の「ギラつき」を見せてくるグループ、異常すぎて好きでしかない。

 

 MCを挟み、「皆さんの心に届くように歌います」の言葉と共に歌われる「心の羽よ君へ飛んでけ!」。歌われるはずだったステージ、再会を果たせなかった思い出が過り、個人的にこれまであまりちゃんと聞けなかった1曲。メインステージへ戻る途中のAqoursの周りの明るさを落とした照明がより観客席の9色のブレードの色を目立たせていました。最後の「空と海の 境界の夜明け」で朝焼けが差し込むように照明が眩しく、明るくなり、9人とステージを照らす景色を涙なしで見ることは出来ませんでした。

 

 ドームの中心に戻ってきた中で聞こえてくる

 「Ah! どこへ行っても忘れないよ Brightest Melody」

 

 

 終わった。もう終わった。何もかも終わった。情緒が完全に死にました。

 本当にこのライブに来れて良かった。この一言に尽きます。

 

 余韻でぐちゃぐちゃになる中聞こえてきた「smile smile ship Start!」。

 もうすでに次の船出へと時が進んでるんですよね。「希望と言う帆を揚げて」に合わせてオタクがブレードや拳をそれに突き上げるの好きすぎる。

 

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 EN1.君のこころは輝いてるかい?

 EN2.SUKI for you, DREAM for you!

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 アンコール1曲目、慣れ親しんだイントロ。Aqoursの文字通り最初の1曲目の君ここです。身体がフリを覚えてんだわ。2サビ終わりの間奏跳びポで宙に浮かんだ時の景色マジで綺麗でした。

 このライブは「目標」であれど「終着」ではなく次の場所への「出発点」

 そんな思いを感じるのに十分すぎる1曲でした。

 

 MCの挨拶を挟み、フィナーレを飾るのは「SUKI for you, DREAM for you!」

 6thツアーの〆曲として確立された曲ですが、同時に「Aqoursぬまづフェスティバルinよみうりランド」というイベントのテーマ曲でもあります。

 

 このイベント語りだすと長くなりそうだし、詳細かつ鮮明に記録したイベレポは多いので語りは割愛しますが、オタクに送り付けたLINEと当日残したツイートで私のイベント感想とさせていただきます。

 

 そんなクソデカバフが付いた中で最後に聞くスキドリ、最高でないはずがあるでしょうか。ステージ上のAqoursからも、客席にいる私たちからも互いに「好き」の感情を伝えあう・伝え合える場所、それこそがこの6thライブで作りたかったもの、見たかったものなのかなって思います。

 

 <Day2>

 え、このライブDay2もあるんですか???Day1であれだけ満足したのに???

 WINSでタイトルホルダー君の勝利を見届け5時前にドームへ入場。

 Day1は3rd高海千歌さんユニでしたが、Day2は侍ジャパン坂本勇人ユニで行きました。神のようなライブには神のユニを着ていかないと不敬ですからね。

 

 Day1より少し本塁側、前目の席で視界がとてもクリア、しかもオーケストラに近い席。「そりゃこの席普通の試合でも7千円くらいするわ」とよくわからない感動を覚えながら開演を待ちました。

 

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 03.Future flight
 04.ハミングフレンド(1&2年生 Ver.)

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 個人的Day2のひとつのハイライトはここです。

 スクリーンに「Future flight」の文字列見た瞬間頭抱えた。ドリコンの時に語ったくらい好きな曲であることは勿論、セトリの中でDay1の「DREAMY COLOR」とこの曲が双璧を成していることが分かって嬉しかった。

 

 そしてハミングフレンド、ハミングフレンドですよ。初期Aqoursで一番好きと言っても過言でない曲、こんなデカい規模のライブで聞いていいんですか????しかも完全初出しのイラストまで添えて。イントロで声にならない悲鳴上げてしゃがみ込みました。

 

 「届かない星だとしても」等の楽曲にも通じるところがあると思いますが、Aqoursの曲ってこの頃から「悩むこと」「不安になること」を肯定していて、「一人で考えなくていい、一緒に悩もう」と手を差し伸べてくれるのがマジで好きです。

 

 それでこの映像とこの曲から察するに、恐らくこの映像の中では3年生はすでに卒業していて、1年生と2年生が浦の星を去り、6人でのAqoursを再スタートした風景だと思うんですよ。てかネクスパ衣装作成シーン挟まってたから多分そう。で前述の文脈を踏まえたうえでこの6人がこの曲を歌う意味ですよ。このセトリ考えた人Aqours博士か?

 

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 17.キセキヒカル
 18.想いよひとつになれ

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 前日に続きwith浦の星交響楽団の最終楽章。4thの生オケから年月を経て再び東京ドームに帰ってきた「キセキヒカル」

 

 4thをその目で見た人、4th以降にAqoursを知りこの光景を夢見た人、つい最近Aqoursを知り、この楽曲の成り立ちを知った人、このライブに集う人たち一人一人に物語がありますが、「東京ドームで生オケでキセキヒカルを聞きたい」と願った人はやはり多かったんじゃないかと思います。その思いの結実がこの一瞬だとしたら、それ以上に素晴らしい瞬間はないんじゃなかろうかと思います。

 

 そしてオーケストラ演奏投票のもう一曲、想いよひとつになれ

 

 いつかの真夏のステージで高海千歌さんと伊波杏樹さんが「この9人でしか絶対に歌えない大切な歌、Aqoursにとってかけがえのないストーリーの詰まった歌」と表現した1曲。ラブライブ!サンシャイン!!」にもAqoursにとっても無くてはならない1曲。ステージで最高のパフォーマンスを見せる9人と、浦の星交響楽団の「この瞬間のために」とばかりの力強い演奏が見事にひとつとなっていました。

 

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 ダブルアンコール:なんどだって約束!

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 前日同様スキドリを歌い終え、メンバーが捌けても鳴りやまない拍手。交響楽団が一足早く配置についた辺りでこれから起こることに準備が整ってはいましたが、ステージに9人が再度出てきた瞬間はやはり嬉しかったですね。。。

 

 ダブルアンコールはこの日2回目の「なんどだって約束!」。ライブ開幕と最後の曲が同じ曲なの、その曲に込めた思いの発露の場であるから凄く好きです。

 曲最後の一人一人のパートの心からの絶叫、「歌う」ことではなく「言葉を伝える」ことに最大の焦点を当てていて本当に良かった。

 またここで未来の約束ができること、本当に嬉しく思います。

 

9.あとがき

 かれこれAqoursのことを計7年ほど応援しているらしいですが、いつのAqoursが一番好きか?と聞かれることがあったら「今のAqoursって答えると思います。

 

 年々クオリティを上げていくパフォーマンスが見られるからとか、直近で素晴らしいライブが見られたからだろとか、勿論その要素も含んでるからだと思うんですけど、出演者も制作陣も含め、Aqoursを支えるすべての人が「ラブライブ!サンシャイン!!」も「Aqours」自体も愛し続け、今この瞬間に全力を注ぐ…。その姿に尊敬と感謝の念が合わさり、「やっぱりAqoursって凄いわ」と改めて実感しました。

 

 ここからはくだらない自分語りですが、コンテンツを長く見てきたオタクが一概に偉い!というわけではなく、ほかの「Aqoursに向き合い続けた、一度離れたけどしっかりと姿勢を正して向き合い直した、ここ数年でAqoursを知り、支えてきた」オタクと比べ、私のAqoursへの向き合い方は自戒を込めて言うと決して誇れるものではないと思ってます。端的に言えば、作品の理解を深めないままライブに行って満足しているようなオタクになり果ててはいなかったか、と。(これはあくまで個人的な感情ですが)

 

 ただ、昨年の9月からの9か月間、拙い熱のまま自分の手の及ぶ範囲で「サンシャイン!!」の歩みをなぞり、「今の」Aqoursが進む航路を追いかけながら進んだ9か月間は、Aqoursのオタクになって過ごした時間の中で正直一番楽しかったです。

 タイトルに「好き」が「戻ってきた」と書きましたが、本質的には「好き」が「進んだ」状態なのかな、と思います。

 

 これにて私のAqours振り返り及びライブレポを終了とさせていただきたいと思います。長文散文をお読みいただきありがとうございました。それでは、それでは。

 

 

【虹ヶ咲 4th Live感想】叶うべき夢の先へ

すっかり2月も終わりて春の賑わいを感じますね。

こんにちは、キモいオタクです。

 

2月26日、27日に京セラドームで行われた「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4th Live! ~Love the Life We Live~」に両日参加いたしました。

 

サムネ用

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虹ヶ咲初の大阪公演となった今回のライブの大きなテーマは2つ。

 

①初の12人体制でのナンバリングライブ

 スマホアプリの「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」(以後スクスタ)の

メインストーリーよろしく、今回のライブはスクールアイドル同好会に新たに加わった「鐘 蘭珠(ショウ・ランジュ)」さんと「ミア・テイラー」さんを迎えての単独ライブとなります。

 この2人を迎えるまでのストーリーはそれはそれは長く、隠さずいうのであればストーリーもですが、2人を同好会に加えること自体も賛否はありましたし、現在でも割り切れない思いを抱えている人はいるかと思います。

 

 ただ、この5thライブで彼女たちにステージの彼女たちに必要なことは「この2人を同好会に加えていいですか?」と私たちに問いかけることではなく、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はこの12人なんだ」と自信をもって宣言することなのだと思います。

 そして、ライブを見ている我々自身も「そうなってしまったものは仕方ないから」というような形式的な受け入れではなく、この12人をして同好会だ、と感情的な面で言い切れるために用意された場がこのライブ、という予感は始まる前からありました。

 

②「校内フィルムフェスティバル」に向けて作られた4thアルバム楽曲

 4thアルバム、ライブに向けて予習した方は一度はこう思われたんじゃないかと思います。

 「この曲このキャラのイメージと違くない?」と。

 #俺もそう思う


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 4thアルバム「L!L!L!(Love the Live We Live)」に収録された曲は、「校内フィルムフェスティバル」と呼ばれる、虹ヶ咲学園の各部活がオリジナルの映像作品を作り上映するイベントに同好会メンバーがプロモーションを依頼され、その部活の映像作品の主題歌という形で作成された曲となります。


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 そのため、4thアルバムの曲の多くは「同好会のスクールアイドルのソロ曲」であると同時に、虹ヶ咲の各部活のプロモーション作品のために作られた曲という立ち位置でもあるわけです。なので「イメージと違うぞ」という感想を持たせるのは予習を行うトリガーとして実は優秀であり、「じゃあなぜこの曲を歌ったか」という風にシフトするオタクを生み出せている点でアルバムコンセプトの勝ちなわけです。なんだこいつ。

 

 個人的な意見ですが、私は虹のこういう訳の分かんねえ(褒めてます)企画をいろいろ考えてイベントに落とし込んじゃおうぜ!ってノリが好きなので、上記のコンセプトで練られた楽曲であるのなら、各キャラのストーリーを読んで自分なりの解釈をもってライブに臨もうと思いライブ2日くらい前に絆エピソードを読破しました。

 

あとは(メタ的に言えば、どのキャラがどこの部活の楽曲を歌うかはオタクの投票で決まっているわけですが)各部活がどんな思いで同好会のアイドルに自分たちの部活の作品の主題歌を託したのか、というところを想像してエピソードや歌詞を見ると新たな発見があるので楽しいなと思いました。ライブ始まる前日位に至っては、同好会のアイドルに作品を託した部活の名も顔も知らぬ生徒に感情移入しそうになったり、下記のようなツイートをするまでになってました。

 

 

そんなこんなで期待半分不安半分、もとい期待8割くらいでライブ当日を迎えました。

以下、いつも通りどうでもいい遠征レポ含むライブ感想のコーナーです。

 

【Day1】

テンションが上がりまくってるぼく

 

 

 宿泊所に近い心斎橋で連番者のオタク(以下、Hさん)と合流。虹の現場で誰かと連番するのは初めてですが、Hさんとはいつぞやのライブで3連番し互いの高まり方は理解しあっていたので非常に気が楽でした。

 

 心斎橋というか道頓堀のあの辺りを午後のニュースか「月曜から夜ふかし」くらいでしか見たことがないオタクなので「グリコがある!」「カニがある!」とおのぼりさん状態で歩いてました。かっぺか?

 

 昼食をとりホテルへ到着。チェックイン2時間前なのに「用意できてるんで部屋でおくつろぎいただいて大丈夫ですよ」と案内してくれたり、「空きがあるんでグレードあげたお部屋にお泊りいただいていいですよ」とおもてなしくださったホテルさんサイドには感謝感謝です。

 

 時間もそこそこに京セラドームへ出発。長堀鶴見緑地線の捜索に10分掛けるバカ(27)もいましたが無事到着。

 

日本シリーズ?なんですかそれ。

 

電子チケットを見ながらアリーナへ移動。H10ブロック前方列、センステに向かう花道の真ん前です。

心の中の杉本裕太郎が拳を突き上げました。


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 定刻。オーバチュアに合わせたキャラクター紹介と同時にステージ上の声優さんにスポットライトが当たる演出はいいですね。

 

ステージ上の10人の紹介が終わると、三塁側のステージよりミア役の内田秀さん、反対の一塁側のステージからはランジュ役の法元明菜さんがせり上がって登場。両端のステージから花道へ歩みだし、センターステージで手を強く握りメインステージで待つ10人のもとへ歩みます。

 

 メインステージの中心で2人を受け入れたのは三船栞子役の小泉萌香さん。同じR3BIRTHのユニットメンバーとして、少し先に加わった同好会の1人として、後ろで見守るメンバーより少し前に出て迎える演出。この短い時間の会話さえない無言のやり取りで、2人が同好会に加わったことを示すのに十分でした。

 

 万雷の拍手と暗転の後、流れる4thアルバム表題曲の「L!L!L!(Love the Life We Live)」。メインモニターの東京から大阪へゆっくりと架かる虹の映像で早くもボロボロ。短くない年数応援してこれた作品にこういう演出されるとダメ。

 

 2曲目の「TOKIMEKI RUNNERS」を終え、ミニアニメを経てライブは虹ヶ咲の特徴であるメンバーのソロ曲がスタート。モニターに「FILM FESTIVAL」の文字が見えた瞬間、ひそかに期待していた作中の校内フィルムフェスティバルの再現が行われる!と確信しガッツポーズしていました。

 

 曲の感想は後々書きますが、セトリはこれ。

 

 (電撃G's magazine.com様(http://gs.dengeki.com/news/155859)よりお借りしました)

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 03.Break The System / 上原歩夢(CV.大西亜玖璃)
 04.Turn it Up! / 朝香果林(CV.久保田未夢)
 05.いつだってfor you! / エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜)
 06.Silent Blaze / 近江彼方(CV.鬼頭明里)
 07.Diabolic mulier / 宮下 愛(CV.村上奈津実)
 08.ヤダ! / 優木せつ菜(CV.楠木ともり)
 09.エイエ戦サー / 桜坂しずく(CV.前田佳織里)
 10.コンセントレイト! / 三船栞子(CV.小泉萌香)
 11.First Love Again / 天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)
 12.TO BE YOURSELF / 中須かすみ(CV.相良茉優)
 13.Toy Doll / ミア・テイラー(CV.内田 秀)
 14.夜明珠(イエミンジュ) / 鐘 嵐珠(CV.法元明菜)

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 エグいぜ。

 どこを切っても違う味と絵柄の逆金太郎飴状態。どこのステージから誰が出てくるかわからないセトリと、この曲を歌うために作られた映像と個別衣装、アニメの最終話の「スクールアイドルフェスティバル」をほうふつとさせるような、「お祭り」感あふれるライブの作り方は虹ヶ咲らしさだなぁと唸っていました。

 

 振り返りのMCと「Love U my friends」を歌い終わりメンバーは退場。若干の体力の余裕を感じつつも、この後どうアンコールやっていくのかなと考えを巡らせていました。

 

 そしてアンコールスタート

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 EN1.Maze Town / A・ZU・NA
 EN2.Swinging! / QU4RTZ
 EN3.THE SECRET NiGHT / DiverDiva
 EN4.MONSTER GIRLS / R3BIRTH
 EN5.虹色Passions! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 – – – – MC③ – – –
 EN6.Sweet Eyes / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 EN7.全速ドリーマー / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 EN8.ミラクル STAY TUNE! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 EN9.Just Believe!!! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

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 普通のライブはアンコール9曲もやらないのよ

 ユニット曲すきだからセトリ組み込み嬉しいねぇ~の顔で多動していたら虹色Passions!流れてきてひっくり返りました。

 アニメ関係ないライブでアニメOPやるのか?と一瞬思いましたが、これまで暗黙の了解的に分けられていたスクスタ世界線とアニメ世界線の垣根を超える瞬間がそろそろやってくるぞ、というメッセージと捉えました。同時に、ここまで同好会を支えてきた9人だけで歌うライブはここでお終いなのかな、とも感じました。

 

 B面楽曲をトロッコで披露した後はラジオをコンセプトにした楽曲の「ミラクル STAY TUNE!」。個性的な12人のわちゃわちゃ感が特徴的なこの曲ですが、生で聞くと尋常じゃなく楽しい。爆踊りし続けられる4分50秒でした。

 2番の👑「想いは一つ!」🎀「虹を咲かせに!」

 「に・じ・が・さ・き!!!」(絶叫)(したい)(情勢~~~!!)

 もそうですが、公式設定で「好きなもの:野球」のミアさんの「喜びのキャッチボール」をここの会場で聞けたのはなかなかエモーショナルでした。

 

 最終楽曲「Just Believe!!!」。もう言うことありません。天才です。

 曲自体が全体曲で1,2を争うレベルで好きですが、拓けた未来への道に向かって「ただ信じて」突き進む歌って本当に眩しいなって。

 「光の先へアクセル全開 視界はとびきり明快」

 そうだね・・・・・・。

 

 そんな感じで1日目終演。途中アルコールメーターを300%くらいに上がるイベントがあったようななかったような気がしますが無事ホテルに着弾し爆睡。

 

【Day2】

 二日酔いもなく思ったより良好な体調面と、平日このレベルだったら整骨院に直行するであろう腰痛と肩痛を感じながら起床しました。

 心斎橋駅で自分以上にグロッキーなHさんを見送り、なんば駅で2日目の連番者(Aqoursのオタク)と共通の友人(一般人)(2020年日本シリーズ連番者)と合流。

 

#たわけ

 

 駅で友人と別れ、オタク2名は京セラドームへ到着。

 開演前にグッズ交換をそそくさと済ませ、入場後はなぜかライブ前恒例行事と化した某ミリシタラウンジのオタクと合流し、昨日のライブ感想で静かに盛り上がっていました。ミリ以外の現地で会うことの方が多いのは本当になぜ?

 

 2日目は1日目語らなかったソロ曲(特に印象的だった曲)とユニット曲について覚えてる範囲で感想打っていきます。

 

 2日目の席は一塁側8列目と十分なアド。1日目は角度の関係で見えづらかった一塁側ステージの目の前かつトロッコの走路付近とあり、違った視点で楽しめそうだな~とテンション上がっていました。

 

 そんなこんなしているうちにDay2がスタート。Day1ですでにグッと来ていた花道演出、一塁側の花道付近のブレードの色が徐々にピンクゴールドに、三塁側の色がプラチナシルバーに染まっていく光景でまた感情が揺さぶられました。

 

 1曲目の「L!L!L!(Love the Life We Live)」が終わり、幕間を経てソロ曲ゾーンへ。

多くのオタクがブレードの色を(昨日のソロ曲トップバッターの)上原歩夢さんのライトピンクに変えてスタンバイする中、私はメインステージに集まるバックダンサーと、ステージ最上部に現れる人影を確認しました。

 「ヤバい!!これセトリ変わる!!」と連番に合図を送った最中、聞こえてくる目覚まし時計のイントロ。

 

 02.コンセントレイト! / 三船栞子(CV.小泉萌香) feat.生徒会

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 ライブ演出愛好家マエケン2度目の登場。

 「コンセントレイト!」、予習で歌詞を見るたびに、曲を聞くたびに好きになっていった曲ですし、生徒会長としてもスクールアイドルとしても一皮むけた三船栞子さんの姿が見えてくるのがまたいいですね。

 


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 楽曲のコンセプトは「生徒会を身近に感じてもらうためのPR」。

 軽快なリズムのもと喜怒哀楽を前面に出して歌う小泉萌香さんはとても素晴らしいですし、虹ヶ咲の生徒に扮したダンサーとミュージカルチックに踊り、学園生活の楽しさを全身で表現していていいね!!!となります。

 

 1番サビの「正解があったらつまんない」は、かつては生徒や肉親をその人の「適正」で判断しようとしていた彼女の成長をいの一番に感じますし、勉強や遊びのようなありふれた日常自体を「私の宝物」と言えるようになったところに彼女の成長を感じます。三船…よく悩みよく笑え…。

 

 03.TO BE YOURSELF / 中須かすみ(CV.相良茉優) feat.魔法少女研究部

 「コンセントレイト!」で踊り疲れてたらこれ。

 口上から三塁側ステージへ現れだすこの女。大馬鹿者。

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 Day2の「TO BE YOURSELF」、明らかに中須が降りてきていた。

 3rdの「無敵級*ビリーバー」で長文で語ったことと関連しますが、個人的に相良さんは「中須かすみ」を顕在化できる唯一無二の方だと思っていて、ライブという場においてどういうタイミングで中須を感じるかと少し考えたのですが、大きなポイントは「表情」と「声」だと思います。

 

 サビ前の「恐れないで 今心を解き放て」の「解」の力強い発声から、「放て」の得意げな口角の上げ方とキーの上げ方、中須の練り上げてきた武器である「可愛さ」を身にまとったかと思えば、大サビの「強く美しく 自分自身であれ」、格好ええ・・・。

 

 曲調自体はこれまでのソロ曲とは違い格好良さに振り切り、「戦う魔法少女」の生き様を見せつける曲となっていますが、この曲が中須らしくないかといえばそんなことはなくて、無敵級の「この世界中の全員がNoだって言ったって 私は私を信じていたい」と上記の大サビが一番わかりやすいですがこの女の信念や矜持は全くブレていないんです。中須かすみは可愛くて格好いいんです。

 

中須のモンペか?

 

 ソロ曲の順番入れ替えていくんだなと思った瞬間にこれ

 05.THE SECRET NiGHT / DiverDiva

 もしかして演出陣に天才がいる?

 ユニット楽曲このタイミングで入れてくるのは聞いてませんよ?の顔でしたがスクスタストーリーでもそれぞれのパフォーマンス向上のためユニット組む展開があったので、みがいたパフォーマンスを披露するDDがあの世界の中でもいるはずなんですよね。目が離せないライブになることを確信させてくるセトリに感服。

 

 06.いつだってfor you! / エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜) feat.アニメーション研究部

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 07.Toy Doll / ミア・テイラー(CV.内田 秀)
 特殊イントロだ~~~~~~~~~~!!!!

 ミアと内田さん出てきて英語で煽ってる!Put と Handsは聞きとれたから多分拳でぶつかってこい!ってことだよな?と解釈しブレードを放棄。

  合ってた。

  ゴリゴリの重低音響くロックナンバーには拳と炎がよく似合います。ステージを所狭しと駆け回り、「楽しい」という感情を全力でぶつけてくるミア・テイラーさん。身体から水分が抜けていく感覚と反比例して、こちらのボルテージもぶちあがっていきます。いつか晴天の屋外でこの曲聞きたいわね・・・。

 

 08.First Love Again / 天王寺璃奈(CV.田中ちえ美) feat.ゲーム部

 天王寺璃奈さん、表情に出にくいだけで物凄い感受性の高さがあり、感情が豊かな素敵な方だなとは思っていたんですが、この曲の表現力は彼女の持つそれの真価が発揮された形だよなと思います。


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 この曲はゲーム部の作成した映画のシナリオに出てくる「記憶が1日しか持たない幼馴染」の前向きな姿勢に心動かされた天王寺さんが自分で作曲をしてみたい、と挑戦を行って書き上げた曲という前提がありますが、歌詞を見る中で感じるのは「(失敗も忘れちゃうから)どんなこともチャレンジできる」という前向きさと、その裏側で確実に存在する「(嬉しい思い出も含めて忘れてしまうから)この思いを繋ぎ留めたい、恋をしている気持ちまで無くしたくはない」という祈りの感情が込められていると思っていて、それ故2番サビの

明日も知らないキミに恋していられる

幸せが続きますように

ずっと(ずっと)

ずっと

に繋がるんだと思います。

 

 ライブレポをしましょう。

 田中ァ・・・・。

 本当に田中ちえ美さんの表現って何なんでしょうね。

 おそらく「ステージ上だけで見える素顔の天王寺璃奈さん」だけを表現しようとするならそこまで終始柔らかな笑顔で歌いきることはないと思うわけですよ。いや天王寺さんに造詣が深くない人間が何言ってんのって話ですけど。

 でもきっとフィルムフェスティバルのステージに上がって、登場人物に想いを寄せて歌っている時の天王寺さんの内面を表現しようとしたらあの表情になるんじゃないかなと勝手に感じてしまうわけで。

 感想を書きたいけどこれ以上は稚拙な表現しか出来なさそうなのでこの辺で。

 

 18.Sweet Eyes / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 19.全速ドリーマー / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 20.TOKIMEKI Runners / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 トロッコからのトキランゾーン。

 汗をかきながら爆踊りする全速ドリーマー、勿論それだけで満点ですが

 夢のバトン 繋いでいくんだ

 何度も何度でも 始めようよ 

 から12人、バラバラの個性の衣装で新しいスタートを迎える""始まりの曲""にバトンを渡すのちょっとライブがうますぎないか?

 

 EN3.Twinkle Town / QU4RTZ

 「猫(Happy Nyan! Daysのこと)来たってことはユニット円盤曲激熱大チャンスか!?!?」と期待に胸膨らませていたら、ファンミで聞いた特殊イントロで勝利を確信。左手突き上げたまま痙攣してステップ踏んでたら椅子に躓いてコケてました。#愚か

 

 この曲のハモリと多幸感が本当に大好き。QU4RTZの曲、基本的に耳で楽しむも尾というよりハーモニーを全身に浴びて悶えるのが醍醐味だと勝手に思っているんですけど、この日のTwinkle Townはもうなんか別次元で気が狂う。本当にお願いだから一年に一回はユニット単独ライブやってくださいお願いします。

 余談ですが前日連番して「Twinkle Townマジで好きなんですよね~」と語り合ったHさんの顔が脳内に浮かびました。次回のファンミで連番しような。

 

 EN4.祭花 -saika- / DiverDiva

 楽しいお祭りの終わりが花火なの、ほんとによくできてるよな~~~~~~~~

 DDでトップクラスに好きな曲ですが、最高のライブがそろそろ終わっちまうぜ・・・。とちょっとおセンチになった。

 

 EN5.ミラクル STAY TUNE! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 EN6.Just Believe!!! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 なんも言いません。お前らが最高。

 

■感想まとめ

 虹ヶ咲、ずっと好きでいい?いい、了解。

 自分なりにライブ自体や提供された楽曲の考察を拙いなりに考えて準備したり、遠征に何の迷いもなくなってる時点で間違いなくドップリハマっているわけですけれども、これから先アクセル全開で突き進む先にどんな景色を見せてくれるのかが楽しみで仕方ないんですよ。

 待望のアニメ2期の情報も展開され、ここからは振り落とされ上等くらいの気概で臨まんとダメかもしれないという謎の不安はありますが、現状期待が明らかに膨らみまくっているのでついていきたいと思います。

 

 それではまた。

参加イベントで振り返る2021年(たぶん追記予定)

こんにちは。キモいオタクです。

 

あっと今に2021年も年の瀬。

 

世間がカスみたいなウイルスに侵され殆どのイベントが延期・中止・規模縮小となった昨年と比較し、感染防止対策が浸透したこと、感染者数に一定の減少が見られることなどから(制限があるのは変わらずとも)相対的に開催されるイベント・ライブが増えたことによって、おのずと現場至上主義者イベント大好き人間のわたしも関東近郊を中心にイベントに参加する数も増えました。

 

イベント参加数も多くなるとただでさえ揮発性のオタクの脳容量はどのイベントに行った、どんなこと感じたかなんて1年もたてば忘れることがほとんどなので、参加イベントの振り返りという形で記憶のアーカイブを取っておこうと思います。

 

また、これを書いている今(2021/12/30)時点で今年のイベ〆をしているわけではないので、恐らくですが追記予定です。追記しました(2021/12/31)

こういうの振り返るときにイベンターノートつけておいた方がいいんだろうな。来年はつけます。

 

一緒の現場行ったオタクは「あの時あんなことがあったよね」とか思い出してもらったり、事情等で行けなかったオタクはうまいこと追体験できる感じで読んでいただけると幸甚です。

 

 

◆参加したイベント(日付順記載)

1月

●Mashumairesh!! みんな集まれ!レッツ!フレッシュ!ニューフェイス!(昼の部)

日付:1/10

場所:新宿文化センター

出演者:Mashumairesh!!(遠野ひかる(ほわん役)、夏吉ゆうこ(マシマヒメコ役)、和多田美咲(デルミン役)、山根綺(ルフユ役))

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新年初イベント&ライブは2020年下期にとんでもない末脚で伸びていたMashumairesh!!さんの初有観客ステージ。

座席は1階ステージ上手側最後尾だったはず。シネマティックメモワールで高まって紫ペンラクソデカワイパーしてたら映ってました。

 

このライブについての感想は前記事でも触れているので割愛しますが、情勢的にもイベント事の開催は今以上にリスクも高く、開催すること自体への風当たりも強い時期だったため、誤解を恐れずに言えば順延、はたまた中止になっても仕方ないなという気持ちで当日までありました。

 

ただ、予め決めていたことは「やるというなら行こう」というもので、この実質1stライブに演者さんが賭けてきたものや思いに少しでも応えたい気持ちが強く、身勝手な感情であると分かってはいても好きな音楽を聴きたい、声を聴きたい人のライブに行きたいという根源的な欲求が勝ちました。

 

結果的にこのライブが2021年参加現場に大きな爪痕を残すこととなった。

2月

●リスアニ! LIVE 2021 Day2

日付:2/28

場所:日本武道館

出演者:アイドルマスター ミリオンライブ!Machico稲川英里、髙橋ミナミ、平山笑美)、楠木ともりKOTOKO、JUNNA、南條愛乃、ReoNa

 

2年ぶりにリスアニライブ参加。リスアニとか京プレはひとりひとりのアーティストの曲数が多いので、そのアーティストがどんなステージを作りたいかの片鱗が見えていいと思います。聞いてるかアニサマ

 

JUNNAさん初手いけないボーダーライン→here→海色でいきなりおかしなことになる。

約1年ぶりに生で味わうミリオンライブのステージ。生バンドでミリオン楽曲浴びれる機会は現状リスアニくらいだから楽しいね~の顔つきしてたらアイルで無事情緒不安定に。

特別な会場かつ久々の有観客ライブ、2018年のFairy→2019年のPrincessと繋いできたバトンのフィナーレとしてこの曲を持ってきたのかなと考えると、ただステージを楽しむだけではない感情をこの場にぶつけたと考えざるを得ません。あの日の伊吹翼はミリオンライブを背負って立っていたと思う。

〆BNT。もう何回扉開けてんだコナンの前かと思う時もありますが久々に聞く&生バンドだと超楽しい。ステージと客席で拍手の煽り合いで拍が若干ずれる光景すら愛おしい。

 

3月

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 校内シャッフルフェスティバル Day2

日付:3/21

場所:ぴあアリーナMM

出演者:虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

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今年ぴあアリーナと立川ステージガーデンにお世話になったオタクはTLにも多いのではないでしょうか。私もその一人です。

ライブのコンセプトは「各メンバーが自分以外のソロ曲を歌うとどうなるか?」というもの。普段のライブイベントがソロでの歌唱が多くを占める虹ヶ咲ならではのイベントだと思います。

 

当日シャニに参戦するオタクから譲り受けたシリアルでチケ当選。昼飯を食べに行った中華街で余裕ぶっこいてたら推奨入場時刻ギリギリになるなどほんわかしたエピソードもありましたが、アリーナ上手15番目くらいの席で十分にアド。虹はチケが当たりさえすれば上々の席運であることが多い。

 

肝心のライブ感想。アニメを踏まえて聞くエマ・ヴェルデ役・指出毬亜さんの『夢への一歩』や、上原歩夢役・大西亜玖璃さんの『あなたの理想のヒロイン』の「それをやったら反則だろ」と言いたくなるような見事な組み合わせに息をのみましたが、一番脳を揺さぶられたのは中須かすみ役・相良茉優さんの『CHASE!』です。

 

アニメの中では同好会の方針の違いで一度は袂を分かった相手の曲を歌う事実もそうですが、この曲の持つ力強さと中須らしいキュートさを両立させるパフォーマンスは圧巻でした。

また、MCで相良さん・楠木さん両名がMCで語った「かすみとせつ菜は根っこの部分が似ている」の話に首が捥げるくらい頷いた。

シャッフルフェス、誰が歌うかによって楽曲の新たな解釈もできるしキャラクターの新たな一面も見れるし企画として優秀だと思うのでたま~~にやって欲しい。

 

5月

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 7thLIVE Q@MP FLYER!!! Reburn 

日付:5/22-5/23

場所:シネマイクスピアリ(Day1)

   富士急ハイランド コニファーフォレスト(Day2)


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個人的2021年ベストライブ。アレの大流行で中止になった1年前とほぼ同じ日程、演者、会場で行われたこのライブはミリオンライブの「意地」の結晶でした。

 

開幕「Flyers!!!」「無理だと言われてた夢も今はここにある 乗り越えてきたんだ」がぶっ刺さった。

目の前でライブが始まっているので当り前なんですが、「本当にミリオンのライブがやってるんだ・・・ミリオンのライブが帰ってきたんだ・・・」と感傷に浸っていました。

非日常であるライブをこの時点で陰惨だった日常を延長線上で語ることはあまりお行儀のいいことだとは思いませんが、色々な障壁を乗り越えてライブが戻ってきた多幸感、再び燃え上がった火を簡単には絶やさない覚悟、前例にない道を進んで行かんとする矜持とあらゆる感情が詰め込まれたライブだったと感じました。

 

あとは純粋に屋外ライブが楽しすぎた。

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6月

Non Fes the concert 〜Nonko 40th Anniversary Tribute Festival〜  昼の部

日付:6/20

場所:ティアラこうとう 大ホール

出演者:日髙のり子/高橋洋子angela井上喜久子井上ほの花飯塚雅弓大原ゆい子/YURiKA/彩音亜咲花

 

日髙のり子さんデビュー40周年記念のライブ。会場がど近所で推し(YURiKAさん)がいて興味を惹かれたのでオタク(亜咲花さん推し)を連行し特攻。

結論、チケが大化けしました。

 

私はリトルウィッチアカデミアのオタクという裏設定がありますが、劇場版・アニメ版で主題歌、OPEDを歌われたYURiKAさんと大原ゆい子さんによる「Magic Parade」→「Shiny Ray」→「星を辿れば」→「MIND CONDUCTOR」→「透明な翼」のメドレーで到達しました。

井上ほの花さん伸びすぎやんけとなり「もう一度ブラックコーヒー 」買ったのは内緒。

顔のいい女性声優が歌う歌謡曲でしか得られない栄養素は存在します。

 

7月

Tokyo 7th シスターズ Live - NANASUTA L-I-V-E!! - in PIA ARENA MM

日付:7/3、4

場所:ぴあアリーナMM

出演者:777☆SISTERS/Le☆S☆Ca/Ci+LUS/七花少女/
    4U/KARAKURI/コドモ連合/SEASON OF LOVE


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ぴあアリーナ決戦その2。2年ぶりに日本に夏が帰ってきました。

両日お互いの勝手知りたる神城スイさんのオタクと連番を決めました。1日目も2日目も違う意味でのミラクルが起きた。

 

ゲーム内のメインストーリーが事実上クライマックスを迎えたり、コンテンツとして一つの集大成である劇場版の公開後だったりと今後のナナシスについていろいろ思いを巡らせながら臨んだライブでしたが、まだまだ終着点ではないよというメッセージを受けったようなライブでした。

あとは3年ぶりの披露のとある楽曲で高まり散らかした後に泣いた。

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8月

●CUE! 2nd Party「Sing about everything」

日付:8/15

場所:TACHIKAWA STAGE GARDEN


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アプリのサービスが停止し期待と不安が入り混じったライブは「さよならレディーメイド」の「迷うことはないそう ここから始めるの」で幕を開けました。

 

CUE!のライブは作中の世界観の作り込みに魂が宿っていると言っても過言ではないでしょう。

MC→楽曲へのつなぎが代表的なところかと思いますが、彼女たち16人が声優として生きていく中で感じる悩み・もどかしさから手にした自信・経験に至るまで、その総てを成長の糧とする中でこの曲を歌う、という繋がりが見えるので凄いなあと感嘆するばかりです。

 

レンタルスペースを使って見た夜の部は完全に魑魅魍魎でした。

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(追記)

これ書いてたらなんか投下されてた。タイムリーすぎるだろ


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Animelo Summer Live 2021 -COLORS- Day3

日付:8/29

場所:さいたまスーパーアリーナ

 

2020年順延チケを持って参戦。去年申し込み時には「3日目は誰目的ってわけでも無いなー」と思ったのに1年経ったら最推しができてました。おかしいね。

身内オタクのキャンセルチケをツイに放流して出会った(遠野ひかるさんの)オタクと突撃しました。このオタクとは数年の付き合いになりそうな気はする。

 

以下雑な感想

●SHOW BY ROCK!ゾーン 

弁当屋のせがれのステージがアツかった。この曲生バンで聞けたの純粋に嬉しい。

・Mashumairesh!!の上手くなった演奏と煽りで泣きそうになった。最高のエーレスをありがとう。

・メンバ全員集まって歌うというので「ドレミファSTARS!!初披露チャンスか!?」と思ってヘラヘラしてたら

 

 

家が現地になることはありません。ただ、人間は床になることはできます。気づいたら視界にオタクのカバンがありました。汗と涙でマスクが水浸しになりながら落ちサビクラップ入れてた。

 

●他アーティストゾーン

・こういう系のライブの青空のラプソディーはソフトウェアインストール時の百度とかBingみたいなノリで入ってくるなぁと踊りながら思った。

・アサルトリリィゾーンで一柳梨璃さんと白井夢結さんが残るのを見て(もう1曲歌え…!歌え…!!)と念じ続ける。なんで同じこと念じてたフォロワーがいるんだよ

Heart+Heart

Heart+Heart

  • 一柳梨璃(CV:赤尾ひかる) & 白井夢結(CV:夏吉ゆうこ)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

・RASの「R·I·O·T」→「EXPOSE ‘Burn out!!!’」で完全に気持ち良くなり2年前の嫌な記憶を払拭する。

この日のRASは4打数4安打2本塁打6打点上げる柳田悠岐でした。

・後半から最終ブロックの馬力がある女性アーティストゾーンはべらぼうに強かった。トリのおつるさんの安定感は凄いなぁ・・・。と多動しすぎてふらつく足を抱えながら感じた。

過去行ったアニサマの中で間違いなく一番楽しんだ。

 

 

10月

●TVアニメ「SHOW BY ROCK!! STARS!!」ガールズバンドふぇす!! 2021 昼の部

日付:10/3

場所:TACHIKAWA STAGE GARDEN

出演者:Mashumairesh!!、プラズマジカ、REIJINGSIGNAL、クリティクリスタ、

    徒然なる操り霧幻庵、BUD VIRGIN LOGIC

 

立川決戦Part2。

ましゅましゅ以外だと初のSB69単独ライブ参加。天空か1階最後尾しかくれなかったきゃにめチケットがついにデレる。アリーナ中腹端席で気持ち良く跳べました。

 

「星空ライトストーリー」を上質な文脈で回収できたのがとても嬉しかったし、ドレミファSTARS!!の大団円感もさることながら、このコンテンツのキモとなる素晴らしい楽曲を一回のライブで味わっていいのだろうかという感情でいっぱいになりました。

 

 

来年6月もチケ取って参戦してえな・・・。

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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE & FAN MEETING vol.2 QU4RTZ 〜Sweet Cafe〜 Day1

日付:10/9

場所:幕張メッセイベントホール
出演者:QU4RTZ(相良茉優中須かすみ役)、鬼頭明里(近江彼方役)、
          指出毬亜(エマ・ヴェルデ役)、田中ちえ美天王寺璃奈役))

 

80点を求めて行ったら150点の回答で返されました。

虹を含めてラ!の既存ユニットでQU4RTZがダントツで好きという裏設定がある私ですが、このファンミはファンミが出せる出力じゃなかった。

 

既存楽曲だけで軟体動物になれることは確定してたのでユニット曲聞ければ合格点出せるわ~wというくらいの期待値だったのですが、衣装と演出含めて完璧な「Twincle Town」からの特殊イントロ「Make-up session ABC」、「Not Sad」から「未来ハーモニー(Acoustic Ver)」と、QU4RTZの大きな魅力であるハーモニーの面が最大級に味わい尽くせるセトリ構成に身震いさえ起きました。アップテンポでない楽曲でここまで会場を魅了できるのは凄いの一言。

多動曲出ないはずの「Sing & Smile」でオタクたちが一様に思いの丈をペンライトの高さと身体の揺れで表していたのはステージ上の4人への最大級の賛辞でしょう。

 

終演のアナウンスがまで会場のオタクが全力で拍手するタイミングを今か今かと待ち続けるライブはそうはないだろうと思います。

 

あとこれはこんな話をしてきたうえで書く話でもないですが、明らかに某団体の方と思われる方に接触されたりしました。俺が信仰してんのは特定宗教じゃのうて偶像なんじゃ帰んな

 

ラブライブ!サンシャイン!! CYaRon!2nd LoveLive! ~大革命☆Wake Up Kingdom~ Day2

日付:10/17

場所:幕張メッセ 国際展示場
出演者:CYaRon!(伊波杏樹高海千歌役)、斉藤朱夏(渡辺 曜役)、降幡 愛(黒澤ルビィ役))

 

身内オタクと「ラブライブ!サンシャイン!!」1期2期同時視聴でサ!のモチベが爆上がりした&生バンドに惹かれて申し込んだら当選。会場が物置推せない方の幕張&アリーナ最後ブロックで席的なアドはないなと思いきや、後方ステージ使用やトロッコ接近で中段ブロックより恵まれてたのではと思いました。

当たったのがDAY2だったため、DAY1配信を見ていたオタクにも「セトリのネタバレ厳禁な」の釘を刺したりTwitterを開いてネタバレを踏まない配慮をして当日を迎えました。その結果

 

初期Aqours曲で間違いなく1、2位に入るくらい好きなのに4年拾えなかった曲でぐっちゃぐちゃになりました。

 

MCの高海千歌さんと伊波杏樹さんは2年経っても2人のままでした。

 

ドームツアー中止につま恋での屋外ライブ中止と、2020年はAqoursAqoursメンバー・キャストにとって乗り越えなければいけない、耐え忍ばなければいけない苦境としてはあまりにも大きなものだったと素人目にも感じています。

 

たまにライブに行く、曲を聞くだけの私のような人間でさえ行けると思っていた公演が中止になるだけで数日は心がしんどくなったのに、Aqoursに魂を宿す方たちがどんな思いで発表を受け止めたのか、想像だけで語ることはできないと思いますし、それをすることすら失礼にあたると感じます。

 

ユニットライブという形ではありますが、AZELEA1st→Guilty Kiss2ndとやっと、やっと開催されたライブのバトンを受け取ったCYaRon!の一員として、Aqoursのリーダーとして「ギルキスでもAZELEAでもAqoursでも、ラブライブ!サンシャイン!!を愛してくれている人のためにまだまだ走り続ける」という宣言が、どんな言葉より覚悟として胸に響きました。

2021年最初で最後のAqours単独現地、彼女たちがもがいてもがいて辿り着いた光の先を一緒に見届けたいと思います。

 

11月

●CUE! Reading Live Vol.5~Wind&Moon~ 昼の部

日付:11/21

場所:竹芝ニューピアホール
出演者:安齋由香里(夜峰美晴 役)松田彩希(神室 絢 役)山口 愛(宮路まほろ 役)鶴野有紗(日名倉莉子 役)
立花日菜(丸山利恵 役)小峯愛未(宇津木聡里 役)佐藤舞(明神凛音 役)土屋李央(遠見鳴 役)

 

オタクがチケを当ててくれたため初のRL参加。

同週にCUE!とDIALOGUE+衣装展が開催されていたためあちこちで入場特典の色紙の闇取引が行われる。

CUE! and DIALOGUE+展~A dressing~ | 【公式】CUE! -See You Everyday-

 

RL感想。作中時間が進むことによって身内の宇津木のオタクが喜ぶ展開だな~と思ってたら案の定果ててました。

生で初めて聞く「キセキなSummer!」、本当に楽しかったです。昼の部で跳びまくってたら夜の部勢が着座指定になったらしくてさすがに申し訳ないと思った。

品川鳥貴族での祝勝会、横の日名倉のオタクのキモいい写真がやたらカメラに残ってるの勘弁してほしい。

 

12月

●京 Premium Live 2021 12/11 夜の部

日付:12/11

場所:京都ロームシアターメインホール

出演者:i☆Ris伊藤美来鈴木杏奈Machico山崎はるか

 

2020年の京プレが楽しすぎたので今年も京都遠征を敢行しました。

気心の知れた木下ひなたPサーバーのオタク2名と徒党を組んで来場。

鈴木杏奈さんの「甲賀忍法帖」カバーにオタクと指さし合って高まったり、i☆Risの若井さんのパフォーマンスにくぎ付けになる。

京プレ、アーティストが限られた曲数とMCでその人のポテンシャルの高さや、ステージの空気感の作り方が見て取れるので非常に楽しい。

打ち上げや宿泊施設に至るまでほぼすべてが完璧に決まって滅茶苦茶楽しい遠征になった。

 

●京 Premium Live 2021 12/12 昼の部

日付:12/12

場所:京都ロームシアターメインホール

出演者:相坂優歌伊藤彩沙鈴木愛奈Mia REGINARun Girls, Run!

 

京都に来て京プレ1回だけ見て帰るのは味気ないと思い出発2日前にチケを確保。

ランガミアレジのセトリが「強者」のそれでマスクが水拭き雑巾になる。

伊藤彩沙さんの「Star Diamond」で多動。正直レヴュー枠で歌うのはこの曲だろうと思ってはいましたが聞きたい曲を聞けるライブは楽しい。

 

トリの鈴木愛奈さんセトリでそれっぽい講釈を垂れる。

ライブ終了後に見たメール着信で新幹線の予約日を間違ていたことに気付く。

すべてが上手くいきすぎる遠征は大きなやらかしが隠れている可能性があるから怖いですね。払い戻しが入る来月まで少し金欠です。

 

Tokyo 7th シスターズ Live  NANASUTA L-I-V-E!! - Many merry party - in TOKYO DOME CITY HALL 昼の部

日付:12/19

場所:TOKYO DOME CITY HALL

出演者:WITCH NUMBER 4 / Le☆S☆Ca / Ci+LUS / CASQUETTE’S / 七花少女 / 桂木カヅミ / KARAKURI 

 

東京ドーム(広義)冬の陣。

先週よろしくひなたPサーバのオタクを引き連れて突撃。もうひなたPという共通項のあるライブゲェジ現場仲間くらいの距離感になってますね。

ロッコ最前という奇跡の座席を引き、野ノ原推しとしてのひとつの本懐を遂げる。アーカイブで見ると闘橙ユニのキモいオタク要所要所で映り込んでてキモいですね。

 

ナナシスに興味を持ってくれたオタクたちが本当に楽しそうに感想を言ったりしたためてくれて嬉しかったです。

コンテンツの老害しぐさをするわけではないですが、自分がナナシスに感じてた良さやライブの楽しさを表現してもらえると、初心に戻ってコンテンツと向き合うヒントのようなものが得られる気がするのでとても実り深いものがあります。

 

2月のライブはイベ被りの僕の代わりに僕の依り代を信頼できるオタクに託します。

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nano.RIPE TOUR 2021「てんくうのベル」FINAL 夜の部

日付:12/26

場所:渋谷CLUB QUATTRO

 

1年の終わりにnano.RIPEのライブに行かないと年を越せる気がしません。またライブハウスで好きなバンドのライブが聞ける世の中になって良かったと心から感じました。

「この場所でまた会えるようになった今がリアル」の言葉から放り込まれる「リアルワールド」でウルっと来ながら久々の裏跳び&タオル回し。たぶん階段上ブロックで一番多動してたと思います。

2017年から始まった現体制で、nano.RIPEの最終章がスタートして早4年以上。

「最終章はまだまだ終わらせるつもりはない」というきみコさんのMCと共に始まる全身全霊の「ラストチャプター」、本当に格好良かった。

終わらない最終章をこれからも見届けたいと思います。

 

ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~ DAY2

日付:12/30

場所:ぴあアリーナMM

出演者:Aqours

 

今年の現地イベント納めです。

これから向かいます。

Aqours2年半ぶりの有観客ライブに参加してきました。

中盤ブロックの「青空Jumping Heart」→「ハミングフレンド」→「Pops heartで踊るんだもん!」→「待ってて愛のうた」→「恋になりたいAQUARIUM」の老人殺しセトリで終焉る。

 

後半ブロックの「Fantastic Departure!」、メンバーの気迫も演出も正直期待のはるか上を超えていきました。

初めて音源を聞いた時から落ちサビ高海千歌さんの「手を伸ばして」のパートが好きでしたが、ライブで聞くこのパートは祈りにも叫びにも似た歌声でした。また、新しい船出を告げるような朝焼けのオレンジ色の照明が会場全体を照射する光景は壮観の一言。

 

MC明けのアンコール「勇気はどこに?君の胸に!」からの〆曲「Future flight」。

「やり残したことなどない そう言いたいねいつの日にか」から「これからどんなことが始まるのか」とまだ見ぬ未来に望みを馳せて出発する今のAqoursらしさが詰まった構成となっていたなぁと感じます。

 

◆終わりに

現場参加が18回、LVや配信含めれば30回近くライブを見た計算となりますが、やはりライブに気軽に行ける世の中になったのは嬉しいですね。

 

きみコさんや伊波さんがライブ中に語ったことの受け売りになりますが、

「(コロナ禍で色々な代替は出てきたが)ライブに変わるものはどうしても見つからなかった」

「こういう楽しみは絶対に無くしてはダメなんだ」

という言葉が響くのも、ライブで得られるエネルギーや、ライブで感情を爆発させるために生きている側面があるからでして、少なくとも今の自分にとっては何物にも代えがたいものなんだと強く実感しています。

 

あとはイベント毎は高確率でおまいつ状態で会い、ときには連番して高まり合ったれそなんす、今後のナナシスを占う上での大事なライブで連番した星海ひとで、なぜかミリオン以外の現場で会う回数の方が多い「ひなたぼっこの家」の仲の良いアレなオタク、ほか身内や素性こそ知らないものの同じ現場で高まり合ったオタク諸兄に感謝申し上げます。2022年も悔いのない最高の1年にしような。

 

それでは。良い一年を。

【Tokyo 7th シスターズ Live NANASUTA L-I-V-E!! - Many merry party感想】Take Me Out To The CITY HAL.

寒さが厳しい季節となりましたね。

こんばんは、キモいオタクです。

 

去る12月19日(日)、「Tokyo 7th シスターズ Live NANASUTA L-I-V-E!! - Many merry party - in TOKYO DOME CITY HALL」昼の部に参加してきました。

 

サムネ用

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ナンバリングでいえば「2.5」以来となる冬の時期のライブ。ライブ形態としては7月と同様「ナナスタライブ」という作中の劇場型スタジオで行われるライブをイメージしたものです。

この辺の話は7月のライブ感想で少し触れたので軽めに流します。

zukkoyo.hatenablog.com

 

会場の話を少々。あらかじめ言っておくとただの無駄話です。

東京ドームシティホールといえば楽曲を歌い踊るコンテンツが好きな皆々様の多くは訪れたことはなくても耳にしたことがある場所かと存じます。最近だと「DIALOGUE+」さんもツアーのファイナルでここでライブをしていましにもたね。

 

この会場自体に罪はないですし、かつて私もここでのライブで最高に楽しんでハイになった記憶はあるのですが、今年に関して言えばこの会場の斜め上に鎮座する謎のドーム球場全くと言っていいほど楽しい思い出を残せていない(0勝3敗)ため、「本質は違えど同じ「東京ドーム」を冠に着けた会場で勝たずして何が虚カスか」という謎の気概を持っておりました。そのため連番を組むことになったオタク(阪神ファン)にも「広義の伝統の一戦と行こう」と声を掛けていました。広義が過ぎるだろ。

 

そして迎えたライブ当日。普段懇意にしているミリシタラウンジ内のヤクザを会場までドナドナしたり超絶飲酒教育番組の話で盛り上がったりと不毛な素晴らしい時間を過ごしました。

www.openrec.tv

そんなこんなで入場時間。座席はアリーナ最後列(15列)。「多少ステージが遠いけど後ろ気にせず跳べるからええか!w」と連番者と笑ってました。この座席運が後々ミラクルを引き起こすとは露知らず。

 

ステージの花おっしゃれ~と思っているうちに開演。十中八九今回のライブの表題曲である「Snow in "I love you" 」のインストアレンジをオーバーチュアにし、ライブが始まります。

 

■セトリ

1.TRICK / Ci+LUS

2.アイコトバ / Ci+LUS

一瞬で顔がキモくなる。クリスマスだしこの衣装再現あるかな~と少し考えてたらマジでやってきた。偉い。

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顔面やキャラ人気・中の人人気で推されてる評価は正直あるCi+LUSですが、パフォーマンスを見るとそりゃ推されるわなと思うフシも強くあります。

ライブ初出演から3年半。ついにオープニングアクターを務めるにふさわしいユニットになったんだなぁと感慨深いもんがありました。この会場付近で賭け事はいろんな意味でアウトらしい

 

2曲目「アイコトバ

みなぎる闘志を奮い立て
お前が打たなきゃ誰が打つ
今 勝利を掴め

 

この曲4thぶりなんですね。アイコトバイントロでサウスポーダンスをするオタクはいない、いいね?

 

3.ラバ X ラバ / WITCH NUMBER 4

4.星屑☆シーカー / WITCH NUMBER 4

滑り倒して会場から失笑が漏れるMCと、4thライブ以来のオサレ衣装と共に現れた我らがウィッチ。MC中の「心を盗む」発言でラバラバ確信。

 

ここまでは正直想定通りでしたが、左右ステージからまさかのトロッコ登場。この会場でトロッコ使えるんだな~と思ってましたがここで私はあることに気が付きます。

 

開演直後から椅子下の荷物をしきりに押し込める係員を。

不自然に空いたアリーナ後ろ側のエリアを。

オタクの頭越しに見えるトロッコの順路を。

すべての要素が重なった瞬間導き出される答えはひとつ。

 

「もしかしてこの席、トロッコ最前なんじゃね?」

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座席が一瞬で化けました。

 

私は野ノ原ヒメさんのオタクですので、自らの推し感情を示すために下記のようなカスタムメイド変なタオル(※1)を作っていたわけですが、このタオルを活かす千載一遇のチャンスが来たと胸が高まりました。

 

※1:読売印の変なタオルは下記サイトから自由にオーダーできます。(現在販売終了中)

   野球シーズン始まればまサービス再開する可能性あるので、キミも自分だけのタオルを作ってドン引かれよう!

GIANTS カスタマイズ フェイスタオル|GIANTS CUSTOM STORE

 

備考:球団自体が鬼滅や呪術で痛タオルを作っているので、恐らく想定された使い方だと思います。


www.youtube.com

 

ステージ上手側から回ってきたトロッコにヒメ役の中島唯さんが乗っていたため、過度に掲げすぎて注意されない高さに上記タオルを掲げて待つ異常成人男性1名。

 

結論、爆レスをいただきました(笑)。

 

タオルの文字確認の上、めっちゃニコニコで指差しされた記憶だけは残っています。

あとアーカイブで見ると高まった時の左手の伸びが我ながら綺麗でキモイオタクが映ってました。泣いた。

 

もちろん私も認知が欲しいとかいう浅薄なオタクではないと自負はしておりますが、ここに野ノ原を推しているオタクがいることがお伝え出来たのであれば幸甚です。伝わるかな、伝わるといいな。

 

2曲目「星屑☆シーカー」。

双方の合意の上であればライブ中の連番者への暴力行為は許されるらしい。

「星屑☆シーカー聞きたいんですよね~」と7月から言っていた連番者の肩を揺さぶったのち肩組んで跳んでました。

イントロのデーと春日部のアレで一気にライブ自体のエンジンがかかるから凄い。

篠田みなみさん、この曲で笑いながら歌う時目が細くなるの本当に好き。

 

このブログより先に思いの丈を込めてくれたオタクと通ずるところになりますが、この曲の歌詞って歳が経つに連れてより刺さる様にできてるんですよね。

 

一般のオタクとしても娑婆の人間として生きてる身としてもそうですが、元々好きだったものをピーク時並みに追いかけられることは稀で、(あの頃はあんなに楽しめてたのに・・・)と自己嫌悪したり、憎まれ口を叩いて自分を守ることをしてしまうことはありますし、ぶっちゃけナナシスは一番それが顕著です。

 

じゃあなんでライブは欠かさず行ってるんだと言われれば(勿論ライブが楽しくて曲が好きでキャラが好きという大前提はありますが)、そこにまだ自分が伝えたい気持ちだったり愛情が残っていることを確かめたいんだなと答えると思います。

悲しきかなナナシスを語るときの自分は自分で見てもまぁまぁ生き生きとしているなと思う時はある。

 

久々にライブで聞いたのに身体が跳びポを覚えてた。あとアーカイブの跳びポ時のカメラにお金を入れさせてください。

 

5.スノードロップ / 七花少女

6.マイ・グラデイション / 七花少女

7.秋と空のこころ コスモス / 七花少女

 

マイグラが発売された直後くらいの僕のツイートがこれ。大願成就。

マイグラの話を少々。ぼく個人的にはこの曲かなり好きです。

この曲で描かれる空の色は「曇りがち」「ぼんやり」の歌詞に代表されるように、先輩である777☆SISTERSの歌詞で描かれてきた「青空」や「虹」のような晴れを想起させるような言葉は出てきません。

 

タイトルにある「グラデイション」は段階的な変化、飛躍して書けば決まった色を持たず徐々に変わり続ける「自分らしさ」の変化と思います。

社会や世間で「これこそが正しい生き方」のような価値観が時代と共に変わり続けるのと同様に、自分の中で決めようとした「あるべき姿」「あるべき生き方」というあり様も変わりゆくのは常でありまして、迷ったり喜んだり紆余曲折進んだ先にうっすら道のようなものが見えたら、振り返った時にくねくねと曲がりくねった道らしきものがあったらそれでいいんだと感じます。ステージに立ち込めてた靄がエンドロで捌けていくのもGood。

 

8.恋セヨ乙女 / 桂木カヅミ

オタクのコール音量もっと下げてええやろの顔。

「魔法にかけられ 吸い込まれる視線」の腕全体の振付け素晴らしい。

曲後のMCをエピ内やカード内で交流の深いモナカとミウとやるのもなかなかに乙です。「誰の事思い浮かべながら歌ってたの~?」で某職業野球チームの捕手を脳内に浮かべた人は反省して。

 

9.タンポポ / Le☆S☆Ca
10.恋をして / Le☆S☆Ca
11.トワイライト / Le☆S☆Ca

セトリ全体を通して伸びたな~と感じるのは荒木レナ役・飯塚麻結さんの表現力です。

このコンテンツ含めライブステージの場数を踏まれたことが影響しているのかも知れませんが、歌い方や表情に至るまで、「荒木レナ」としての見せ方が非常に嵌まってきたという印象を持ちました。特に好きなのは「恋をして」落ちサビ前のソロパートです。これを読んでる飯塚さんのオタク、アーカイブ見なくていいのか?お前のことやぞ。

 

12.SCARLET / CASQUETTE’S
13.HOLY QUEEN / CASQUETTE’S
14.SHOW TIME / CASQUETTE’S

CASQUETTE’Sのステージを絶賛せずして今回のナナスタライブ感想記事は意味をなすのでしょうか。歌唱やダンスのクオリティ、衣装の着こなし、新曲-サプライズの完全新曲-代表曲のセトリ構成まで「圧巻」の一言でした。

 

1曲目「SCARLET」。客席全体が4人のステージに飲み込まれるかのように感じました。視覚がステージにくぎ付けにされ、その一挙手一投足を目に焼き付けなければ失礼と感じさせるくらいのパフォーマンス。

CASQUETTE’Sはライブのたびにその期待の上を行くユニットだと存じていますが、この日のそれは少し段違いでした。

 

2曲目「HOLY QUEEN」。完全初披露楽曲でさすがにひっくり返りました。

オトナが浮かれて楽しむクリスマスソング。いいですね。会場全体が多幸感一色になるような、軽快かつ暖かな音色が素晴らしい。

 

おまけ。

作詞の前田甘露さんってほかにどんな曲書いてるのかなーと見てみたらこれ。

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すいません、前世が負けてました。

 

15.CRAZY GIRL’S BEAT / WITCH NUMBER 4 改め ROCK NUMBER 4

ぼく「CGBやるんだー、誰がカバーするのかなー」

ぼく「4人・・・ってことはWNo4!?へーーー珍しいことするねぇ んで衣装は・・・」

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おいおいおいおいおい待て待て待て待てまて!!!!!!!!バカ!!!!!!!!!

なにしてくれとんじゃ!!!!!!!!!

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マジで大谷翔平33号時のアップトンと同じ顔になってました。

だって衣装スケバンイベント(バリバリライブ)の再現じゃん。アホだろ。絶叫しなかったことを褒めてもらいたいレベル。

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現実を理解して高まれたのは2番以降から。アドレナリンを出し尽くす勢いで推しジャンし続けました。野ノ原の「家に帰れば6歳児」をほぼ正面で受け止められて良かったです。エンドロでわちゃわちゃしすぎや。LOVEか。

適度な悪ノリ感を出しながらも4Uにリスペクトを込めて歌いきるのメチャクチャに良いですね。

 

16.B.A.A.B /KARAKURI

AMATERRAS登場曲にして乱入する演出雑すぎて笑ってしまった。卑怯だろ。

B.A.A.B、マ~~~~ジで久々に聞けて嬉しかった。元の歌唱力に加えてアレンジの入れ方も上手なのでライブで聞くと本当に気持ちがいい。

秋奈さんのオタクかつWNo4楽曲派の連番者(聞きたい曲は星屑☆シーカーとB.A.A.B)(ナナシス現場2回目)を喜ばせるためだけに存在しているかのようなライブになりつつあった。なんなんだこいつの運は。

 

17.Don! Kan! Boy! / Ci+LUS

顔良し曲良し衣装良し、トリプルスリーです。

ライブ直前に公開されたエピソードでだいぶ予想は出来てましたが、メモリアルPSの衣装めっちゃいいですね・・・。

フル尺聞いたのライブが初でしたが「Don!Kan!すぎる君の横に立って ほんの3センチだけ近寄った」の歌詞好き。

「近づきたいな秒速5センチ」とか「あと5センチ大きく踊ったら また違う景色キミと見えるのかな?」とかそういう歌詞ばかり好きになってませんか。なんでやろなぁ。

田中美海さんの高音からでしか得られない栄養素。

 

18.You Can’t Win / Ci+LUS

あらかじめ断っておきますが、私はCi+LUSを「そういう目」では見たくないんです。

でもさすがにこのカバーはえっちじゃん。否定できますか?できなければ私の勝ちですが・・・。いやそもそも勝ててねえわ・・・。

「NI+CORAは撃ち抜く、Ci+LUSは射抜く」とはよく言ったものです。

 

Ci+LUSのYou Can’t Winはなんというか、まだ無邪気さはあるんだけれども本能的に獲物の狩り方は知っている小型の肉食獣のような雰囲気がありますね。

ここでヘドバンしてたら翌々日に鍼治療コース行きとなりました。どうして。

 

19.SAKURA / WITCH NUMBER 4

さすがに予想外過ぎた。ウィッチのファンミだろこのライブ・・・。

4U曲のカバーをやった後に4Uがこの会場でカバーした曲を打ち返す関係性がいいですね。寒い冬を乗り越えた先の春の季節、期待してええんか?

 

20.Snow in “I love you” / ナナスタシスターズ

(このライブタイトルでこの曲やらんわけないよな・・・?)と思ってはいましたが、万雷のクラップと共に流れるイントロは勝利を確信出来ていいですね。登板前のルーティンを終えて駆け出すストッパーをマウンドへ送り出すときのような、筆舌しがたいエモさがあるもの。「Long time元気そうだね」をキャスケが歌うのいいね~の顔。

ハートをかたどった紙飛行機がひらひらと客席に落ちるのが演出効果を際立たせて良かったです。連番者共々しっかり受け取ることができました。

 

■終わりに

2021年東京ドーム(広義)初勝利を上げました。純粋にライブとしての満足度が高かった。

贅沢を言ってもいいならWNo4による777☆SISTERS楽曲歌唱は見たかったですね。

夏のナナスタライブのLe☆S☆Caと七花のカバーは物凄く刺さったので、普段の歌い分け以外のどこを誰が歌うのか、この4人だから表現できるものもあるのかな、と思ったり。歌う曲数的に無理だろっていうのはそれはそう。

来年2月の両国国技館、すでに3週でライブ予定入っているのでイベ被りだけは怖いですが、被りさえしなければ足を運びたいなと思います。

 

後は・・・そろそろWNo4含めて777内の各ユニットの新曲をください・・・。

 

コンテンツ全体の話を少し。

近年のナナシスは運営体制が変わったことによる面もあるでしょうが、過去のライブ映像の配信やベストアルバムの展開、そして「ナナスタライブ」という試みと、これまでコンテンツに興味があったけど触れるまでは至らなかった人に対しても「今から触れ始めても大丈夫!」とアピールし、触れるための門戸を開こうとする意志はかなり感じられます。ならサブスクもスピード感もって配信せえやと思わないわけではないですが

 

んでもって今後コンテンツ全体でやりたいことは特報にあるような「ナナスタシスターズの新エピソード」や、来年2月の大型アップデートという「新たな始まり」なのでしょう。

どうなると思う?俺は何も分からん。今は目撃者となるCocoro構えだけはしておきましょう。

 

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冬のからくり決戦はこれにて終結とします。アーカイブ期間は明日12/26(日)の夜23:59までなので、興味のある人は急げ。

nanasutalive.mixch.tv

 

それでは、それでは。

「ましゅまいれっしゅ!!」からSHOW BY ROCK!!にハマったオタクがガルふぇすに参加した話

秋風が心地いい季節となりましたね。

 

お久しぶりです。キモいオタクです。今回も自分語り&ライブレポートの方をしていきたいと思います。

 

去る10月3日(日)、『TVアニメ「SHOW BY ROCK!! STARS!!」ガールズバンドふぇす!! 2021』昼の部に参加しました。

 

過去ブログでライブ記事含めてSHOW BY ROCK!!に触れるのは初めてだと思うので、運悪くこのブログへ辿り着いてくれてしまった人向け(?)に軽くコンテンツにハマったきっかけでも話していきたいと思います。

 

 

■あなたの沼はどこから

意識してコンテンツに触れ始めたのは世間がコロちゃんフィーバーになる少し前の2020年2月頃でした。

当時iTuensのサブスクで何のけなしに聞いた曲が凄く好みでなうぷれしていましたが、その時はまだこの曲が何のコンテンツの曲がまったく知らない状態で、少し調べてやっと「SHOW BY ROCK!!」の中のバンドの曲なんだなと、そんでもって新しいシーズンのアニメがやっているんだなというくらいの情報を得るに過ぎませんでした。

 

この時点では「SHOW BY ROCK!!」はコンテンツ自体はなんとなく名前は知っているけど履修範囲に入っておらず、他で追っている別コンテンツの情報で「稲川さん(稲川英里さん)が出ている作品だったよな?」くらいのイメージに留まっていました。

 

 

身内のオタク数名が狂いまくっているのを見てアニメ本編を履修し始めたのが上記から5か月後。判断が遅い。

 

 

敗戦は早かった。晴れてルフユさんのオタクとなりました。

今でも「No problem!!」を聴くと身体が勝手に敗戦を刻みます。

 

4話に限った話でもないですが、ましゅまいれっしゅさん全体的に自分たちの未熟さやコンプレックスを自覚しながらそれに向き合って進むことの描き方がとてもうまい。

 

ぼくは言語化がへったくそなオタクなので巧くは書けないですけど、あの4人が集まって演奏が始まったからバンドになったんじゃなくて、互いの格好がつかない姿や感情をさらけ出し、自分にとっての大切なだれかのためになすべきことを考え挑み、最終的にほかの何物でもない「Mashumairesh!!」を選んだことであの4人が真の意味でバンドとなったんじゃないかなと勝手に思っています。私は12話のとあるシーンで頭を抱えて泣きました。

 

アニメの感想を語ってきましたが、良い楽曲に出会えたのならリアルのイベントにも参加して曲を聴きたいと思うのはライブのオタクの血のしからしむるところ。

 

2020年11月1日、オタクと川崎市某所(※)でやりあっている最中、ツイッターにてまさに当日行われるとのオンラインイベント情報が流れてきたではありませんか。

showbyrock-anime-m.com

 

 

※参照になるかわからない当日のライブレポ

zukkoyo.hatenablog.com

 

即行できゃにめでアーカイブチケットを購入。

上述の「CUE!」のライブでも夜の部アーカイブを購入していたのでこの日はきゃにめの優良顧客だったかと思います。金は落とすから天空席に案内するのはやめてくれ。

 

風の便りで流れてきた情報で演者さんが実際に曲を演奏するコンテンツとは耳にしていましたが、それ以外の情報はほぼ得ずに「アニメのOPとかED歌くくらいかな」くらいの期待感でライブを見始めました。

 

結果、見事に敗戦を喫しました。

 

1曲目の特殊イントロで始まった1話挿入歌のまっしろスタートライン、メンバー4人のソロ曲歌唱後の暗転明けのNo problem!!、バンド演奏パートのヒロメネスからエールアンドレスポンスへの綺麗な音の繋ぎ。そしてアニメよろしくライブのエンディングを締めくくるキミのラプソディー。

個人的に本当に「刺さる」楽曲の応酬と、まだ荒削りの部分は否めないもののこの日のためにクオリティーを高めてきたであろうライブパート、そして何よりステージに立つ演者さんの非常に生き生きとした表情にかなり心を動かされました。

 

ルフユさんにすでに堕ちかけていたオタクはどうしても演じている山根さん(山根綺さん)を目で追う機会が多かったですが、音源を聴いている中で感じた「ここはドラムの見せ場!と思った場所でカメラがドラムゾーンに切り替わり、山根さんの笑顔の演奏の後にサビに向かう演出がま~~~ヤバいなと思いました。スタッフわかってるじゃん・・・。

 

ライブ後にアップロードされた【密着!!ましゅまいれっすん!!】も非常に良かったです。

 

元々「ダグアウトの向こう」や侍ジャパンのプレミア12プレイバックのような、グラウンドに立つ選手の「そこに至るまでの準備」や舞台裏のリアル感を放映してくれる動画が好きなオタクなので、パフォーマンスを発揮するのがグラウンドかharevutai(

https://harevutai.com/)かの違いはあれど「表舞台に立つ人」と「それを支える人」を映す映像や本番の独特の緊張感と高揚感を描いてくれるのは本当に素晴らしなと思いました。


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そして発表された2021年1月の有観客でのイベント情報。

ウキウキでチケットを確保して会場の新宿文化センターへ向かいました。

今考えても緊急事態宣言が出て2日目のタイミングで繁華街の近くかつライブに出かけるのは正気を有した人間の行動ではないですね。

 

イベント自体はファンミーティングのようなもので、アニメのシーンへのアテレコあり、カラオケパートあり、幕間動画パートあり、そして大トリでライブパートという構成だったかと思います。

 

幕間動画後の暗転が捌け、ライトが照らすステージには楽器のチューニングを行う演者の皆さん。ほわん役遠野ひかるさんの「良かったら立ち上がって見ませんかー!?」の声を号令に着座を解くオタクたち。イベント途中でレギュが変わる現場初めて見た。

 

初めて生で見れた、生で聞けたMashumairesh!!のステージ。この日一番パフォーマンスと演出に「持っていかれた」のは2曲目のヒロメネスでした。

歌唱や演奏の上達もさることながら、2番サビ前・マシマヒメコのソロパートの「ヒーローになれるの?」でステージの照明を落としてマシマ役の夏吉ゆうこさんにピンスポットを当てる演出に一気に惹き込まれました。

 

一番最初に好きになった曲かつこのバンドとの、ひいてはこのコンテンツとの架け橋となったこの曲を最高の構成で回収できたことが本当に嬉しかったです。

 

長らくMashumairesh!!を中心に一歩一歩階段を踏み外していった話をつらつらと書いておりましたが、同年1月から放送開始した『SHOW BY ROCK!!STARS!!』へ向けて『SHOW BY ROCK!!』『SHOW BY ROCK!!#』も履修いたしました。かなり面白くて数日で見終わっていました。

 

アニメ出演組は基本的に全バンド・全キャラ味があり魅力的でしたが、徒然なる操り夢幻庵とダル太夫さんが特に好きになりました。

お師匠様、阿吽コンビを筆頭に未熟さゆえの浅薄さをきっちり叱る一方、器用でない努力の形だったり思いやりをしかりと認めて導いていくような徳の高い人だなとずっと思っています。SHOW BY ROCK!!さん、やるときはやる大人を描くのシリーズを通してうまい気がする。

 

■ライブ感想

そんな感じでド新参ながらも少しずつSHOW BY ROCK!!というコンテンツへの知見を増やして行けた中での大規模イベントのお知らせ。アニメBDの最速先行に申込期限ギリギリで滑り込み、チケットを確保しました。

 

そして迎えたライブ当日。秋晴れの心地よい空の下、立川ステージガーデンに到着しました。

どの曲が披露されるかわからないからと総計80曲以上を詰め込んだプレイリストを予習しながら春季キャンプ中の善村スコアラーの顔つきで開演を待ちました。

 

①REIJINGSIGNAL

1.はじまりのうた

2.Paralleism Crowm

3.ain't nobody STOP

 

トップバッターレイジンかつ「はじまりのうた」スタート、物凄く解釈の一致で嬉しくなりました。「祭典の幕開け」というシーンでこの曲が流れると気分が高揚しますね。

2曲目Paralleism Crowm。治安の悪い音で縦ノリしっぱなしでしたがステージ上からにゅーっと出てくるミラーボールくんでちょっと笑ってしまいました。あの登場の仕方はストームライダーに突入してくるストームディフューザーと一緒なんよ。

3曲目ain't nobody STOP。この辺りはもうレイジンの特徴のような強さと気高さと、「ステージを飲み込む」パフォーマンスの面目躍如。アニメの中で一貫して「強者」

として描かれてきたレイジンをこの場で顕現化してくるのは本当にすごいですね。

 

「最初からノンストップで行く」というララリン役Lynnさんの宣言通り、休ませる気を微塵も感じさせない強いセトリでいきなりふらふらになっていました。

 

②クリティクリスタ

1.Yes!アイドル宣言

2.放て!どどどーん!

3.きゅきゅきゅん❤ハートシェイカ

 

クリクリ かわいい(宿題)

楽しかった。ただひたすらに楽しかった。

演者さんも客席も手練れ感が大いに出ていて良かったですね。俺もお兄ちゃんになってええんか・・・?

「放て!どどどーん!」はアニメで流れた回が特に好きな回なのでイントロでガッツポーズ。「どどどーん」はワイパーするんですね。

 

MC中に何度か「揃って歌えるのは4年ぶり」という言葉が出てきて皆さん多忙だったんだろうな・・・という気持ちと、その4年ぶりのフルメンバーでのステージを見れるのは幸運だったなという気持ちになりました。

クリクリ、まだまだ聞いてみたい曲があるので次見れる時が今から楽しみです。「Mot Mot Mot」と「あすいろ恋模様」聞きてえんじゃ。

終始おとなしめの村川梨衣さんに違和感しかなかった。

 

③BUD VIRGIN LOGIC

1.断罪のソリテュード

2.x旋律-Schlehit Melodie-

3.EMPIRE DOMINATOR

 

BVL、しょばふぇすのバンドエピとかメインストーリーの雰囲気はそれはそれとして大好きなんですが、楽曲における「代名詞」的な3曲を放り込まれるとおかしくなりますね。腰を犠牲にして多動を選びました。

 

BVLはアイレーンソロボーカルの認識だったためペイペイン役田中あいみさんとハンドレッコ役木戸衣吹さんが歌いだしたときは「ぼくが普段聞き分けられてないだけかな?」と思ってましたが、やはり3人で歌うのは今回のステージが初だったんですね。

そういう演出、ワタシスキ

 

これまでキャラクターの色でカラフルだった客席が一気に赤色のペンライトで埋まるの、イメージ通りではありましたがとても壮観でした。

 

④徒然なる操り霧幻庵

1.旅路宵酔ゐ夢花火

2.十六夜ゐ雪洞唄

3.乙女陽炎

 

徒然、強すぎない???

元々胎内で和ロックを聴いて育ってきたような人間ですが、音の一つ一つが 実に気持ちいい。そして何より歌が実にうまい。1曲目の夢花火は間奏のスラップ音が気持ちよくてずっとサイドステップを踏んでましたし、雪洞唄は舞も綺麗で正直見とれていました。あと松井恵理子さん可愛かった。

 

そして最後の乙女陽炎。『STARS!!』の挿入歌アルバムの中で1位2位を争うレベルで好きな曲なので聞けたこと自体嬉しかったですが、あの曲歌うの絶対難しいはずなんですよね。歌い分けも声の被せも複雑だし。それをあっさりやってのけるあの3人はやっぱりすごい。純粋な歌唱力で圧倒するバンド、好きにならない方が無理だろ。

 

プラズマジカ

1.Do!It!Happy大冒険

2.流星ドリームライン

3.青春はNon-Stop!

 

セトリが偉すぎる。

Do!It!Happy大冒険、歌う人が増えることで滅茶苦茶に化けますね。

上述の通り私は『ましゅまいれっしゅ』からコンテンツに入ったので、先輩としてのプラズマジカを見ている時間の方が長い人間ですが、この曲は「先を行く人」としてしっかり歩み始めて、後から追いかける者への「まずは踏み出してみようぜ」と熱いエールを投げる曲っていうイメージがあります。その曲をこのフェスで歌うことの意義を考えるとなかなかグッとくるものがありますね。

 

流星ドリームライン。正直聞けるとは思わなかった。

この曲をアニメの中で歌う時って「大事な人と離れ離れになってしまっている時」「大事な人を想っていると伝えたい時」という時だと勝手に思っていますが、今回はレトリー役の沼倉愛美さんが参加が叶わなかったという状況で歌われるとなるとそういう文脈で聞いてしまいますね。

 

曲が始まった瞬間にアニメのシーンよろしくシアン役の稲川さんにピンスポットが当たるのも、流星群のようにライトが天井を埋め尽くすのも演出としてとても良い。

ひとりひとりが胸に手を寄せて語り掛けるように歌う落ちサビから最大出力のラスサビ。月並みな表現で申し訳ないですが、このコンテンツを引っ張ってきたのはこの人たちなんだなということが物凄く伝わってくる4分間でした。

 

万雷の拍手のあとの暗転。からのスティック3連。青春はNon-Stop!さんありがとうございました。脳汁が出るってああいうことを言うんですね。これは後でも書くことなんですが、アニメのOPで終わるセトリってウイニングランあって滅茶苦茶好きです。

 

-幕間-

ブライトワールズノベルを風船回収のテーマにしてはいけない。

 

⑥Mashumairesh!!

1.エールアンドレスポンス

2.キミのラプソディー

3.星空ライトストーリー

 

チューニング終了後の拍手でちょっとウルっと来ていました。オニギリクママンの位置調整してからチューニングに入る和多田さんすき

 

1曲目エールアンドレスポンス。配信やアニサマ含めたら間違いなく今年一番回収している曲ですね。素晴らしい楽曲は何回聞いてもよい。

そして素人目にみても明らかに演奏がうまくなってる。コンディション絶好調かお前。

 

ステージと客席、双方向でありったけの思いを込めたエールを送り合う関係はいいものですね。早く声の限り「フレー フレー」のコールを届けたい限りです。

 

正直なところ年に数度もないコンテンツ内の大きなイベントの大トリをましゅましゅが務めることに対して心配が無かったわけではない、というか勝手に見てるだけなのになぜか緊張していた自分もいましたが、そんな心配を打ち破ってくれるくらい大きく、時折自信さえ見て取れるくらいステージで魅せる4人を見れて感無量でした。

「恐れることなく叶う夢などない ひとりじゃないからここまで来れたんだ」

マシマ・・・。

 

エンドロスティック4連から流れるキミのラプソディー。

 

段々とただ高まるだけじゃなくて歌詞にちゃんと浸れるようになった。経験は味方だ。

 

この曲中の山根綺さんは本当に楽しそうにドラム叩いているのが分かるからすき。

ラスサビ前ジャンプ勢増えてきたのは嬉しいことです。

 

3曲目。星空ライトストーリー。

流星ドリームラインの時のような満天の星を模した照明の下歌うの、2番サビの「きらめいてる あの人も はじめは星空見上げてたの いつかきっとって 何度も手伸ばして」とリンクしてますし、文字通り虹色のライトに照らされたステージで歌ってる光景を目の当たりにして涙腺が緩みました。

 

Cメロの「なんにでもなれること信じて 特別なんてないことを」、『ましゅまいれっしゅ!!』1話冒頭の「これは、誰にでも起こる とてもありふれた 私たちだけの物語」と繋がっているのかなと思います。

 

奮える足を踏み出して見る夢の続き、ぜひ見届けていきたいと思う所存です。

 

プラズマジカ&Mashumairesh!!

ラスト.ドレミファSTARS!!

 

Mashumairesh!!がプラズマジカをステージへ向かい入れた瞬間、この曲で〆ることがほぼ確定しましたね。アニメOPで終わるライブは本当に偉い。ずっと現地で聞きたかったのでなお嬉しい。

 

最後に高まりの無差別級自由形みたいな曲でアドレナリンと残体力を全開放できるのは楽しいに決まってます。席間隔が広いと「♪らったった~」で横ステップギター振りコピが楽なのもGood。

 

「素晴らしい明日よ待っていろ!!」のフレーズで締めくくるライブの気持ちよさたるや。

 

■終わりに

滅茶苦茶楽しかったです。そして疲れました。

 

先述の通り「SHOW BY ROCK!!」にハマり始めたのは直近も直近で、まだまだ語れる熱量や理解については先達のそれとは比較にならないくらいの未熟者ですが、そんな私でも出演者を含め関係者の皆さんや、それを見守る客席のロッカーさんたちが短くない年数で積み重ねてきた想いを垣間見ることができました。

 

演者さんの「久しぶりにこのバンドメンバーで歌えて良かった」「何年振りにこの曲を披露できた」というMCや終演後のコメントでしたり、ツイッター上の感想の「あの曲の振付けが4年前と変わっていなくて泣いた」でしたり、年数を経るにつれてスケジュールを合わせることや一堂に会してのイベントを開くことが難しくなる状況下でこの日にこのイベントが開催されたこと、演者さんも客席側も歌う・歌われることを心待ちにしていた楽曲を披露・回収できたことの意義はとても大きいものなんだろうと思います。

 

同時に、これは完全に新参者としての立場のアレになりますが、アニメの中で流れた楽曲をアニメの映像を見ながら聴けたことで、視聴時の感情を取り戻しながらライブに浸れたのはとてもよかったなと思います。

 

そして、新曲・初披露の楽曲には「始まり」や「未来」というような「これからも先へ進んで行く」ことを感じさせる楽曲も多くあり、今後の展開についても期待を持っていきたいな、と強く思いました。どのバンドも聞きたい曲はまだまだあるので、ライブイベントがまた行われる暁には足を運びたいなと思っております。

 

最後に一つだけ。ブライトワールズノベルを現地で聞くまでは何が何でもしがみつきます。

 

以上、ずこーよく(@zukoyoku_yg36)でした。

 

CUE! 2nd Party「Sing about everything」感想 

8月もあっという間に折り返しですね。

こんにちは、キモいオタクです。

 

去る8月15日、CUE! 2nd Party「Sing about everything」に参加してまいりました。

今日はそのライブレポと行きます。

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と行きたいところですがその前に、このブログを見に来る人が全員CUE!のことを知っているわけではないと思うので「CUE!」というコンテンツが今ざっとどんな状態にあるかだけ軽ーく語っていきます。そんな物好きいないだろ?俺もそう思う。

 

 ■「CUE!」の現状と自分語りについて

2019年10月にサービスが開始したCUE!ですが、今年2月に「アプリの改善」を理由に突如としてサービスの一時停止を発表、翌々月の4月30日をもって惜しまれながらもゲームのサービスが停止しました。

 

2度の順延を経て開催された昨年11月の1stライブや、その場で発表されたアニメ化情報など、CUE!がコンテンツとして一段も二段もステップアップしていくのだろうと私を含め多くのオタクが感じていた矢先の発表に、身内含め多くのマネージャーが戸惑いと落胆に打ちひしがれていたのを覚えています。

 

 1stアルバムや2ndライブという展開は発表以前から決まっていたため今後の新しい展開はありません、というような事態にはならなかったのは幸いなことですが、曲がりなりにも1年以上ライフワークのように続けてきて愛着のあるゲームに触れられない、人となりも好きな一面も発見し、声優として一歩一歩進んで行く16人を「観測」できないことの辛さを感じなかったといえば噓になります。

 

「彼女たちは間違いなく成長していく。しかしその姿を見る術を現時点で持ち合わせるてはいない。」という現実。マネージャとしての人格が「無」の空間にポツンと放り出される感覚。

再会を信じているよ、変わらず待ち続けるよと言葉にするのは簡単ですが、ゲームの再開に関する情報が現時点でなく、最大の供給の場であるライブで自分が求めているものが無かったらどうしようという不安感はライブ数日前までありました。マイナス思考なオタクですまない。

 

ただ前日にはなるようにしかならねえよと、示されたものに対して純粋に一喜一憂しようと決めて眠りにつきました。

 

そして迎えた8月15日。バカみてえな土砂降りの雨模様の立川にてライブが始まります。

 

■ライブレポ

0.開演

淡いピンク色の便箋がディスプレイに映し出され、六石陽菜のナレーションに合わせて「今は離れた場所にいる」マネージャーへ向けられたメッセージが綴られていきます。

 

1stライブのOvertureがAiRBLUE一人一人を映していったことと比べたときにこの2ndライブの開幕の演出は、「AiRBLUEの代表としての六石陽菜」という側面を感じました。

 

「SEE YOU EVERYDAY」のエピソードにて六石が望んでいた「明日も明後日も「また明日」と言える」状態ではないことを暗に示しつつ、彼女たちがいる世界の時計の針は止まっていないことを示すのにはこの演出で十分でした。

 

そして最後の一文「過ごした時間と交わした約束、覚えていますか?」の言葉から1曲目のイントロ。演出を手掛ける側がそう感じさせたいかどうかは別として、

「マネージャーとしてもう一度、これからのCUE!とAiRBLUEを見届けろ」と檄を飛ばされているように感じました。

 

01.さよならレディーメイド

02.私たちはまだその春を知らない

 純粋に凄いセトリの組み方するな、と思いました。

 

1stライブのパンフレットの奈須野新平氏(作曲・作詞・編曲)の言葉を一部引用するならば、「沢山作られては一握りを残して消えていく」中で彼女が何者かになれることを祈って作られた一曲が「さよならレディーメイド」ですが、コンテンツのこれからを占ううえで大事な一曲目にこの曲を持ってきたのは「絶対コンテンツの火は消させねえぞ、生き残ってやるぞ」という強い意志表明と受け取りました。

都合のいい解釈はオタクの特技。

 

純粋に曲のパンチ力があるのはそれはそうなのですが今回のレディメは演者の表情(かお)が素晴らしい。日名倉莉子役の鶴野有紗さんがブログで語っていた「1番見せたいのは笑顔」という言葉が示すように、曲中の演者の方がとにかく明るい表情で歌っていたのが印象深いですね。

月居ほのか役の緒方佑奈さんの目が細く口角が上がる笑い方好き。

 

「私たちはまだその春を知らない」の話。

夜の部前方で頭搔きながらエビ反りジャンプするオタクに草生えちゃった

2曲目に多動曲が入るセトリは神だと歴史が証明していますね。

振付けが鋭すぎて振りコピオタクが付いていけてないのも好印象。

 

ちゃんと曲についての話をします。

春の出会いと別れを歌うこの曲ですが、前述の春の「別れ」を経験したことで見る側の私たちも「この季節が永遠にあるわけじゃない」ことを実感したと思います。

 

それゆえに今見えているこの景色が、目の前にいる32人を見ることができている今が当たり前に存在するものではないと強く感じました。

 

スタートのライブ衣装がFF衣装なのもいいですね。

天空席からでもどこに推しがいるのかすぐにわかる。

 

03.マイサスティナー

MCで赤川が「歌を繋いでいく」と発した瞬間に次の曲を確信して潰れたカエルみたいな声が喉から出ました。歌詞をMCに放り込んでくるのはマジで狂うからやめてくれ。

 

1stアルバムの新曲で一番好きな曲です。

「酸いも甘いも優劣も 抱えては振り切っていくの」や、「居直れよ堂々と 

高みを目指してまだ志半ばだ」と、声優として一歩踏み出し、成功も挫折も経験し自分の実力が分かってきた中で歌うこの曲、とてもいいですね。

 

彼女たちの中にある弱さや甘えを「青さ」と表現するならば、頭上に広がる青空へ突き抜けていくためにその青さごと糧としていく、そんなメッセージが伝わってくる曲です。

音源の段階から気になってはいたんですが、2番Aメロやアウトロでラジオのチューニング音のような音が入るのは次の曲の前振りなんですかね。

 

04.Radio is a Friend!

 幕間のボイスドラマの懐かしいBGMでウルっと来てました。年だね。

どうでもいいけど明神の「凛」の字間違えてるよな

 遠見の「ゾウ・・・ウシ・・・それにシカと、カメ・・・?」のセリフが来た瞬間にガッツポーズ。ペンライトを日名倉カラーにしてはよ出てこんかいモードに移行。

 

昼の部はベースのドゥンドゥン音に合わせてマサイになり、夜の部は日名倉のオタクに下記のふざけたグッズを掛けてました。

 

サビの掛け合いの「Friend!」部分で飛び上がるの楽しすぎる

Radio is a Friend!は楽しい曲なので番組中3回かけても何ら問題はありません。

早くクソデカコールが許されるご時世になって欲しい。

 

05.CUTE♡CUTE♡CUTE

 「とーってもかわいいこちらの曲をお聞きください♪」じゃないんですよ。名演出家すぎるだろ。

 明らかに赤川千紗役の宮原颯希さんを的確に抜くカメラマンがいた。

着座指定じゃないことを本当に感謝して垂直跳びしてました。

あとはマスクがあって本当に良かった。

ただ冷静に歌詞と次の曲考えるとちょっとアレですね。

「離れていても 共鳴してる」なんですよね。。

 

06.our song

多幸感をしじみカプセルばりに濃縮還元したようなセトリ、誇らしくないの?

イントロ掛かった瞬間は立川の標高100Mくらいの場所にいたと思います。

「だから、終わらないこの歌を 歌おうよ GO LOUD!」の振りコピが好きで好きで。

 

前半は16人で作っていた輪に向けて伸ばす手を、サビのラストでは私たち観客側に伸ばして輪を作ってくれるのいいですよね。会場全体でステージを作り出している感じがする。

 

毎回ラスサビの跳びポを跳びミスするのをやめたい。

 

07.Field of Flowers

ドラマパートの内容からしてこの曲が来ることは分かってはいたんですよ。わかっていたけど・・・わかっていたけども・・・。

1番終わるまで席から立ち上がれずステージを直視することしかできませんでした。

 

この曲聞くと六石のカードエピ(☆4【エヴァーグリーン】)を思い出してしまうし、Flowerというチームの4つの蕾が空へ根を伸ばし、懸命に花を咲かせんとするひたむきさ、健気さがダイレクトに伝わるのでしんどい。咲けなくても咲こうとする花は美しい、本当にそれなんだよなぁ。

 

この曲の花組、まぁーーーーーーとにかく素晴らしい笑顔で歌っているんですが、六石陽菜役の内山悠里菜さんの表現力がとてつもない。

 

1stの「アレ」以降六石を推しと認めない主張が虚偽報告になるレベルで彼女に狂わされ続けているので、ライブでも花楽曲中は自然と内山さんを目で追いかけてしまうのですが、この日の内山さんは歌い方や表情を含めて「六石陽菜」をそこに宿していました。

 

「あの女を推してて誇らしくないのか」と聞いてきた身内にこの場を借りて言います。誇らしくないわけがないだろ。

 

08.(昼)ハミングバード

 サビの「ハ・ミ・ン・グ・バ・ァ・ドー」で上手側のキャラクターが指揮者の振付けするの超好き。2番は恵庭が指揮者役なのもまた良い。

RLでも感じましたが衣装の原作再現素晴らしいですね。

 

09.(昼)ぐっばいおぶじぇくしょん

昼の部現地、私の右斜め前方向にこの曲が大好きな身内オタクがいたのですが、通常人間がとることができるのかと思うほど面妖な動きをしていたのを覚えています。

 

MCで日名倉が語ったように、自分がやりたかった仕事をできたとしてもそこで満足はせず、どんどん「やりたい」が増えていくこと、それに気付けたこと自体が彼女たちの成長の表れでしょう。

 

1stライブのレポでも軽く触れましたが、風組が「未来に夢を見る」「あこがれを叶える」ことに前向きになる歌詞がとても好き。「青春 今以上 Make it」なんですよね。

 

10.Determination-声の架け橋-

衣装、やっっっっっっっばっっっっっ!!!!!!!

正直な話今回のライブで一番見たかった衣装の再現度合いで度肝を抜かれました。そら昼の部のオタクも暗転終わった後クソデカクラップするわ。

 

曲の話。

この曲のエースは丸山利恵さんだとずっと思ってました。生で聞いたら違った。

これ、丸山と明神のダブルエースでした。宮城大弥と山本由伸、和田毅杉内俊哉、強いチームには往々にして核となる2枚看板が存在するものですが、この曲の2人はまさにそれ。推しの「雲外蒼天」パートで顔がアップになった瞬間さすがにこれ。

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赤ベースだった照明が2サビ後に「雲を晴らす」が如く青ベースになり、ラスサビの盛り上がりのピークで赤と青が融合した照明になるの、滅茶苦茶やってんなぁ。

 

11.(昼)Red or Blue?

この衣装で鷹取カノシホのダブルセンター、やっぱりいいね~~~~~~~の顔つき。

他のチームシングルのA面曲でもそうなんですが、1stで「この曲はあの衣装で見たかったな~」が全部かなったのが今回のライブのとてもいいことだと思います。

 

花組のダンス、下半身の軸回転が凄く綺麗なのでこういう曲でバチバチに映えるの本当に眼福。声優重心過激派の内なる@zukoyoku_yg36も喜んどる。

 

11.(夜)Knocking on My Dream!!

待ってくれ。マジで。聞いてないぞ。

頭を抱えながら瞳孔を真っ開いて固まる異常成人男性(僕)とおもむろに掛けられる「今日の主役」タスキ。久々にライブで脳が揺れる感覚を味わいました。

 

Knocking on My Dream!!、1stで六石に完全敗北を喫した思い出ボム最大の曲で今回も完全不意打ちとはいえ聞けたことが本当に嬉しかったんですが、歌唱も格段にレベルアップしているわ全員とても明るい表情で歌っているわでアーカイブ見ながら普通にこみ上げるものがあります。

 

コンテンツ全体的な側面に立ち返ると、昼の部と夜の部のセトリ変更の間にあった大きな出来事と言えば(後述しますが)特報でテレビアニメの放送時期・PVが初公開されたじことであり、未来に続く扉が、この先も続く物語の一ページが確実に開いたといっても過言ではないでしょう。

その中でセトリ変更の1発目で放り込まれるKnocking on My Dream!!、やはり特別な意図をもって組み込まれたと感じざるを得ません。都合のいい解釈は(ry

 

12.(昼)NAZO-NAZE Jumping!

イントロから跳んでました。「Jump」を曲名に含んだ曲で跳ばんのは不作法です。

純粋な楽しさ100%で曲を浴びてたのであまり記憶が定かではない。

 

12.(夜)にこにこワクワク最高潮

1stライブよりシンセの音が法定速度MAXで暴れてていいですね。

鷹村彩花さん推しの限界オタクが譫言を言いながら五体投地していた記憶が強すぎる。

 

13.(昼)Reach For The World!

この曲の語りはオタクたちの専売特許みたいなところある。

exash666.hatenablog.com

fieldsofathenry.hatenablog.com

13.(夜)MiRAGE! MiRAGE!!

Knocking on My Dream!!といい特殊イントロの芸を覚えおった。

レッスンで養われた自信によるものなのか場数を踏んできた経験なのかは分かりませんが、宇津木聡里役の小峯さんも遠見鳴役の土屋さんも楽しそうに歌ってるなという点が印象的でした。

 

それはそれとしてこれ

 

縦ノリし放題の曲はやはり楽しいですね。

14.(昼)Land”e”scape

 異能課のオタク(?)なのでペンラを緑に合わせてましたが、イントロ流れた瞬間にひっくり返りました。そんなサプライズあるかいな。

ラスサビ転調でもう一回ひっくり返った。

ところでCUE!くん、ライブでフルやったんだから次にやるべきことがありますよね???

 

14.(夜)キセキなSummer!

(発狂)

昼終わった後身内のオタクと「これ夜キセキなSummer!くるんじゃね?」と予想はしてましたが実際やられるとスイッチ入りますね。

 

「青春じゃなきゃ何なの?」の日名倉莉子さんと鶴野有紗さんのしてやったり顔よ。

二番サビのバックに入る「涙が出ちゃう」はアレのオマージュですかね。

アタックNo.1 | 1960年代 | TMS作品一覧 | アニメーションの総合プロデュース会社 トムス・エンタテインメント

 

チーム楽曲の〆として最高の使い方だなと思いました。

 

15.雫の結晶

明神の「行ってきます!」からのアニメPV告知、なかなか粋なことをしますね。

オタクは推しの行ってきますに弱い。

 

 

「完璧じゃなくても いびつな気持ちごと 抱きしめるよ」

私自身CUE!に対してぬぐい切れない不安が無いわけではないですし、サービス停止について気持ちの整理がつかない日々を過ごしたことも一度や二度ではありません。

 

そんな弱い気持ちを肯定しつつ、同じ歩幅で歩きたい、未来へ進みたいと語り掛けるように歌われる言葉が胸の奥に沁みました。

歌詞見ながらアーカイブ見るのが一番危ない。嗚咽が止まらなくなる。

 

16.カレイドスコープ

圧倒。ただただ圧倒されるだけの時間でした。

昼の部のソロパート、見事に歌いきって嬉しそうにガッツポーズを作る鶴野有紗さんが脳裏から離れない。

 

17.白い沿線

季節は巡る。雪解けの季節を求めて。

雫の結晶が過去に登場したカードを背景にすることで「歩んできた過去を振り返る」側面があるとすると、白い沿線の背景が公園や寮など、キャラクターが登場しない背景画像を載せることで、「まだ紡がれていない、新しい物語を見に行こう」というポジティブな意味合いで採用したのかなと考えてしまいます。見当違いだったらすまん。

 

18.最高の魔法

19.beautiful tomorrow

20.Colorful

21.ミライキャンバス

冬から春、春から夏へ移ろう季節を、セトリと白の紙吹雪・桜吹雪で表現する演出、完全に持っていかれました。

「最高の魔法」で降り注いだ紙吹雪は冬の雪を表すとともに、「ミライキャンバス」で16人が彩を描いていく「真っ白なキャンバス」の意味もあったんだと思います。

 

季節は必ず進む、否、必ず進めていくという決意はサビ前の

「止まった時間を モノクロの季節を 前に進めるために」

という歌詞が示しており、ライブプロデューサーの野島氏が作品のテーマとして挙げた「色」「季節」が色濃く表れていたと思います。やってくれたな。大好きだよ。

 

22.Forever Friends

万雷の拍手の中で始まるイントロ、とっても良いですね。

この曲以上に変にしんみりさせずにクローズできる曲があるのかなと思うくらい、〆のFFが定着している感じがありますね。

ぼくは初期曲で終わるセトリが超絶好きなので全然問題ないです。

 

■終わりに

 1stライブで感じた幸福感が逆風を切り開いて手にした未来への希望に紐づくものだとしたら、2ndライブで心に残った感情は「安心感」が一番近いと思います。

 

 目の前にそびえたっていたモノクロの景色に一縷の光が舞い込み、また未来の話ができる季節が訪れた安堵感。コンテンツとAiRBLUEの16名の歩みをまた観測できる安心感。

アプリの再開発の話を待っていなかったかといえば嘘ですが、希望的観測を連れて日々の季節を私も歩んでいきたいと思います。どんな各駅の歩みだろうと楽しんで行こうね。

 

長くなってしまいましたが以上にて私の感想を示させていただきたいと思います。

以上、ずこーよく(@zukoyoku_yg36)でした。

それではまた。