【ミリオン7th感想】キャンプと、炎と、大花火と。(Day2)

朝6時、人間ってアラームより早く起きれるものなんですね。

 

予告通りミリオン7thDay2のライブ(?)レポ、スタートです。

 

前編はこちらです。

 

zukkoyo.hatenablog.com

 

 

5/24(日)朝7時30分頃、集金バス富士急ハイランド直通のシャトルバスに乗り込んで会場へ向かいました。完全に余談ですが、バスの集合地点が忌みc・・・東京都庁が真正面に見える位置でしたので、そこから出発するのはちょっとしたレジスタンス感があっていいですね。

 

ほぼ定刻通りに現地着し、初夏とは思えんくらい暑い日差しの下、開演時間近くまで定住「ヅラ」をさせていただいているひなたPラウンジのラウマスと、同じくひなたPラウンジで傭兵中だったBさんと園内を散策してました。

 

合流前にええじゃないかに乗ろうとするも入場券を買わずに列に並んで約1時間をどぶに捨てるたわけと、約3万円のスニーカーを濡れ雑巾に変えかける変な人はいましたが、おおむねどころではないレベルで楽しみました。なんでこのラウンジちょっとマワッてる人間が多いんだ

 

昼飯を腹に流し込んで颯爽と会場へ向かうオタク数名。現地のライブ前の緊張感、やはりいいものですね。はやる気持ちを抑えようと意味もなく右往左往するオタク、落ち着いているように見せようとスマホをチラチラ見るけど数秒に1度周囲を見回すオタク。たぶん私もそのオタクの一部なんだろうけど。

 

 電子チケットと席番号を何度も見返して着席。初日流れてきた情報でなんとなくの位置は分かってましたがB10、ステージマジで近い。花道真横。なにこれ。最高。否が応でもモチベが上がります。

 

舞浜歩さんの開演前の注意事項アナウンスに引き続き、開演前のラストナンバーが流れます。

 

0.Beat the World!!!(舞浜歩ソロVer

スタートからなにをやらかしてくるんだこのバカ運営はよ。

たとえ声が出せなくても、この場にいなくても、気持ちは届いているよという力を込めたエールは、開演を今やと待ちわびる我々の気持ちをひとつにするのに十分でした。

タオルとかいうもの回したの久しく前だなぁ・・・。

 

1.Flyers!!!

春日未来さんの掛け声に端を発し、スネアと共に始まるFlyers!!!のイントロ。

月並みな表現で申し訳ないですが、この曲めちゃくちゃ好きなんですよ。

「幕が上がる瞬間が好き」

新しいライブが、心待ちにした時間が今ここから始まるんだという高揚感が溢れていく雰囲気がたまらなく好きです。

 

「強く地面を蹴って 長く助走を取った

 悩みなんて風に飛んでけ

 無理だと言われてた 夢も 今は

 ここにある 乗り越えて 来たんだ」

 

何度も開催が危ぶまれた「再燃焼」の舞台。

「リアルライブ」というコンテンツの大きな羽を捥がれ、再びこの場に辿り着くには短くない歳月と、きれいな言葉だけでは語れない様々な思いがあったと思います。

それでも、私たちは今このステージにいるんだ、ここからまた羽ばたくんだという強い決意表明を乗せた歌は、好天に恵まれた大空へ高く、高く、舞い上がりました。

1曲目の全体曲で泣かすんじゃありません。

 

2.サンリズム・オーケストラ♪

1日目でbrave HARMONYをブチ込んできているので、ほかの2曲のうちサンオケを放り込むなら序盤だろうと。全員が集まるタイミングで歌うとしたら開幕2曲目だろうという予測はありましたし、ぼくもそう読んでいました。

じゃあアガらなかったかって?それに関しては間違いなく「No」です。

 

すいません。レギュ違反してイントロ掛かった瞬間ちょっと跳んでました。

 

元々楽曲自体大好きなのと、2019年4月27-28日開催の「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!! 仙台公演」の木下ひなたさんセンターのサンオケを分霊箱にしているオタクなので、曲が流れると完全にスイッチが「ON」に切り替わります。終始辺り一帯競い合うようにクラップの音を響かせる現場、「生きている」と実感できるもの。たまに振り返りでぼくらのブロックをみる馬場このみさん、ちょっと笑ってた気がする。

 

落ちサビ「あと5センチ大きく踊ったら また違う景色キミと見えるのかな?」が死ぬほど好き。

誰かと違う景色じゃなくて、背を預け合ったり、隣で感じるキミと見たことのない景色を、見たのことない未来を見たいという感情を乗せた歌詞が好き。

 

笑顔で手をたたきながら涙腺崩壊してんの毎回訳が分からん。情緒のタガが外れてる。

 

3.ジャングル☆パーティー

Jポ(JUNGOポイント)。

「さすがにもういいわ・・・」5割、(まぁライブのコンセプト的にはあってるし今回はええわ)5割。

目の前でアダルティーなお姉さんがキレキレで踊っていたので十分です。

意外とコール部分をクラップでやるの楽しいね。

 

4.Growing Storm!

自称「カンペキじゃない私たち」による、バチコリに仕上げてきた大旋風。オタクは死ぬ。

無言で頭を抱えだす者、無言で両人差し指をステージや空に向けて突き出す者、無言でサムズアップを繰り返す者など三者三葉の魑魅魍魎と化した客席は、更なる高みへと歩みを進めていきます。

センステ左前ゾーン、ずっと望月杏奈さんのパフォーマンスに集中できてよかったです。PPPHを煽ってくれるアイドルは神。

 

5.マイペース☆マイウェイ

好きな曲しか流れてこないセトリ、なに?

福田のり子さんと宮尾美也さんの休日ぶらりツーリング、想像に難くないのが良い。

マイペースでもいいじゃない。自分の歩幅で歩いていきましょ。

出会えたことが偶然なら、その偶然を楽しんでいきましょ。

暑さが和らぎ爽やかな風が吹き始めた会場を、ふたりの優しく心地の良い歌声が包み込む素晴らしい時間でした。

 

 6.未来飛行

スタエレで未来飛行。「同じ時間を駆け抜けた仲間」って、つまりはそういうことですよね。

期待を背負っても 折れたりなんかしない」の歌詞を矢吹可奈さんが歌うのはなかなか来るものがあります。

ライブ後半にここまで繋いできた仲間の思いを受け止めてこの曲を歌う春日未来さんも好きですが、競い合い、認め合い、高め合った仲間に背中を預けて歌う光景もまた良いなと思いました。

 

「大丈夫 1人じゃない!」

 

7.成長Chu→LOVER!!

3rdライブ一挙の時はめっちゃ聞いたけどライブで聞いたことないなーって思ってたら最近でやったのもその3rdなんですね。そりゃ聞いたことねえはずだわ。

メインステージが良く見える位置だったので気持ちよく腕組みしてました。

 

8.絶対的Performer

この曲のポテンシャルを舐めてました。正直屋内の劇場型ステージで音響と照明あった方が高まれるんじゃないかとか、ユニットリーダーの舞浜歩さんがいない中でどれくらいの出力が出せるのかとか。

なんだこのクオリティは。バケモンか。

 

リーダーの不在を感じさせない、と書いてしまうと語弊が自分の中で発生するので書きませんが、この3人からは「この場は託されたぞ」という矜持と、「まだまだ、もっともっと凄いミラソニを見せつけてあげるよ」という「先」に対しての意思表明を感じ取りました。

 

舞浜歩が戻ってきたステージで、この日出した100%が150%にも200%にもなるような、更なる爆発が今から楽しみでなりません。

 

序盤のブロックからこの体力勝負のセトリは何なんでしょうか。

足元にアクエリアスの空ペが力なくコロコロと転がり始めました。

 

9.ホップ♪ステップ♪レインボウ♪

今回のソロ曲選曲部門文句なしのNo1。イントロ掛かった瞬間ガッツポーズ。

屋外で聞きたかったというのももちろんですが、いつ晴れ間が差すかなんて誰にも分らない今を生きる人たちへの「そのあとにはぜったい カラッと晴れちゃうって知ってるんだ」

雨が降らなければ虹は掛かりませんし、本当の意味で太陽が顔を覗かせるのはもう少し先なのかもしれません。

それでも今が、明るい日差しが差し、虹が掛かる明日に繋がっているなら前を向きたいなと思います。

 

「行こうっ♪虹のむこうへ」

 

10.ファンタジスタ・カーニバル

劇場の外はサッカーOKですよ。当り前じゃないですか。

多少読めてたとはいえCleaskyでこの曲はやりすぎだって。イベントストーリーの続きじゃんこんなの。「きれいなクリアスカイですよ~」じゃあないんだよ。

落ちサビ、相変わらず強い。ミリ曲トップクラスで好きかも知れん。

サビの腕グルグルする振付、まぁやらんだろうと知りつつ身体が動いてる。おかしいね。

桐谷蝶々さん足なっっっが

 

11.ビッグバンズバリボー!!!!!

イントロ来た瞬間に「今回紗代子Day1だけどやるんだね」と思ってたら吃驚仰天。きいとらんぞ。

 後輩組かつTB2位コンビのぶつかり合い、いろいろなifストーリーが妄想できていいですね。

先輩から意志を継いだ後輩によるマッチアップ、呉越同舟状態で急造チームを組んだ二人によるアナザーストーリなどなど。

プチキングの「いっしんどうたいぃぃぃぃ!?!?!?」死ぬほど好き。

落ちサビ入る前に両手上げて連続クラップ打ってたら周囲の多動楽しい方々ものってきたので超絶楽しかったです。声を封じられたくらいでこちらが負けると思うな(?)

 

12.ココロ☆エクササイズ

ブロック前に「運動」のフレーズが高坂海美さんから出た瞬間ホイッスルイントロを覚悟しましたが、ギターソロ入った瞬間嬉しすぎて叫びそうになりました。

どんどんコール部分のクラップの入れ方がうまくなる諸兄たち。そういうとこ好きよ。かなり楽しかったもんねアレ。

この時点での体力消費量はエクササイズどころじゃねえよというツッコミは置いといて、メーター振り切れるくらい楽しむよ!みんなついてきてね!とスーパー楽しんでる雰囲気が感じ取れたので良かったです。もう細かいこと考える脳ミソになっておらず「うわ~~~~~めっちゃ楽しい~~~~!!!!」状態に移行してました。イベンターズ・ハイ。

 

13.Do the IDOL!!~断崖絶壁チュパカブラ~

曲中に雲間に隠れた日差しが、ラスサビ入りの「どんなに高くても、超えてみせます!」でまた差し込んできて、西日となってステージを明るく照らし出す偶然によく分からんけど普通に泣きました。いまそういうエモい演出いらねえんじゃ

 

14.Eternal Harmony

周囲一帯のオタクがUOをほぼ折らないエタハモ、新鮮。

コールが響いてナンボの曲だと思ってましたが、声が出せない中でも腕を伸ばして想いを届けようとしたり、一心不乱に手を叩き自力で音を奏でたりしようとしたりと、集まったオタクひとりひとりが思い思いのやり方で楽しんでいる瞬間でした。

 

15.インヴィンシブル・ジャスティ

Day2ポンチョ衣装をここで解禁してくるの、なに?変身????????

翼と海美いるしやるわなと思ったら七尾がいて震えた。あまりにも正しい。

絶対に負けられない、奪われた希望を取り戻すための戦い。

ここで千切れてもいいくらいの気持ちで腕を高く掲げました。

この時間のセンステは逆光で見えづらいときもあったけど、その分背中が眩しく見えたので良さしかないです。

 

16.NO CURRY NO LIFE

飯盒炊爨、大体の場合風下で炭が目に入って涙止まらなくなりません?

にっちもさっちも君が好きだよ\オレモー!!/

クソコールは身内だけの空間のみにしましょう。

 

17.ドリームトラベラー

全体曲くらいでしか使わんだろうと思ってたひなたペンラを探し出して掲げました。

目の前で馬場このみさんがずっと歌って、踊ってくれていた。それだけで十分です。

サビの振付可愛くて好き。

「イケてるでしょ?翼のトリコロール」、まぁその人に歌わすよね。

 

18.オレンジの空の下

 綺麗な夕焼けが差した会場と、豊川風花さんと末柄里恵さんの透き通る歌声。イントロ来た瞬間の会場に思わず漏れた「ぁぁああっ……(感嘆)」の声。

この曲が一番「映える」シチュエーションで披露されたこと、この先ずっと思い出として残り続けるんだろうなと思います。

脇を固めるのが環美也可奈のオレンジ組なのもえらい。しっかり遊んで夕焼けの下帰るのかしらね。いいね。

 

19.カワラナイモノ

聞きたい曲だったのでイントロでいいねーの顔つきしてたらとんでもないことが起きてました。ぼくにはペンラを振る勇気は無かった。私にはTSVを語れる文脈は持ち合わせていないのでこの辺で。

 

20.ジレるハートに火をつけて

絶対に消させはしないと悲痛な声で叫んだ4th、繋がった想いを胸に最大の火力を放った5thが「灼熱少女」のためのジレハなら、燃え盛る火を背に歌う今回の7thは、「私たちがみんなの不安を燃やし尽くす炎になる」という宣言のように感じました🔥

 

21.dans l'obscurité

ぼくの記憶があまり定かなものでは無いのでアレですが、2番の昴ソロパート、ロコが歌ってましたよね。ばか。

真壁瑞希さんパートの出力が偉すぎてステージ向かって左側を指差ししてました。

MTW新曲ゾーンは2日続けてだから予測しやすすぎたのが難点でしたね。チュパカブラの後にこれ来てたら大爆笑して多動してたと思う。

 

22.Cherry Colored Love

お酒を飲みながらしっとり見れる系ライブでこれ聞きたい欲はあります。

 

23.瞳の中のシリウス

ランタンを置いていく演出の後にこれ。夜空に変わりゆく空の下でこれ。

負けだよ負け。あーあ。

たぶんReburn前の7thでは星が見えるくらいの時間帯でやる予定だったんだろうなと思うんですけど、ペンラを付け出した客席とぼんやりと光るランタンの中で歌われるシリウス、文句の付けようがない。

演出家JUNGO、こういうキザな演出してくるの実はとても好き。

 

24.Marionetteは眠らない

シリウスで(エモ……)となってる最中に真後ろのセンステから治安の悪い音が聞こえてきた。いやそうはならんやろがい。

ラスサビのスーパー○○ゾーン、翼が持ってくんやろなぁと思ってたらよもやよもやの島原エレナさんの独壇場。出力が高い。重心が低い。二重丸。

 

25.Raise the FLAG

Day1の最終ブロックの「星屑のシンフォニア」→「STANDING ALIVE」がこのステージに再び辿り着けたこと、思いを繋げてきた「過去」への賛美歌なら、この2曲はこの先に待ち構える未来や新しいステージへの「宣戦布告」のように思います。

 

もっと凄い未来を見せてあげるよ。付いて来られればだけど。

先例や常識がなんだ、それが障壁になるなら蹴り飛ばせ。

 

ラストの「新しい時代 掲げろ」の残っている力を全部ぶつけるようなシャウト、忘れられん。

 

26.Starry Melody

来てくれると信じていました。目の前矢吹可奈さんなの、幻覚?

「軌跡」が繋がって迎えた今日を歌う。

「みんなとだから ここまでこれたんだ」

ライブのクライマックスとして申し分が無さすぎる。

 

27.なんどでも笑おう

28.Glow map

29.Thank You!

 

あとがきにかえて。

 

 

7thライブ、総括するととても楽しかったです。

 

タイムラインも久々のミリオンライブの大型イベントで、今日この日までずっと気持ちを燃やし続けた人、とりあえずライブは楽しむかと戻ってきた人、ライブに参加するのは初めてだけど自分なりの楽しみ方で満喫する人様々でしたが、おおむね好意的な反応だったり感想戦がリアルタイムであちこちで行われてたりと、なんだか久々にミリオンライブの話で盛り上がってていいなと感じるここ一週間でした。オタクもほぼほぼ余熱🔥でブログ書きまくってるしね。

 

 コンテンツへの熱意と熱量、ずっと絶やさず燃やし続けられればそれに越したことはないでしょうけど現実は中々そうもいかなくて、コンテンツ自体に目新しい展開がなかったり、ほかの魅力的で勢いのあるコンテンツが現れると、物理的にも心理的にもコンテンツから距離を置きがちになってしまう時期はほぼ必ず来てしまうものだと思います。現に私もそうなりかけてたので。

 

それでも、今回のライブのようなイベントでミリオンライブが好きな人間がまだちゃんといることを実感できたこと、まだミリオンライブを好きで良いんだと実感できたこと、そして自分の中にミリオンライブが好きという火が残っていたことに対する「安心感」をかなり感じました。

 

足掛け7年、ライブに行き始めて4年なんでもうあんまり新参とも言えないし、4年そこそこしっかり追いかけられてればもう心配ねえよと自分でも言い聞かせられてるので、このままもうしばらくできる範囲でコンテンツを追いかけていきたいなと思います。

 

あんまり長くなるのも興覚めなのでこの辺で。

次回は8thライブツアー in 北海道(仮)でお会いしましょう。