CUE! 1st ANNIVERASRY「SEE YOU EVERYDAY」感想

ご無沙汰しています。クソオタクです。

 

まずは11/1(日)のCUE!1stライブ、お疲れ様でした。

 

4月の延期を含めた2度の順延を経て、この日のために想いを繋げてきてくださった

16人+16人の声優の皆様やスタッフの皆様に心からの感謝を。

本当にありがとうございます。そして、1周年おめでとうございます。

 

当日の私は夜の部に参加しました。

着いて早々とある一件の謝罪会見を行ったり、「盟友」となりそうなオタクと連番をしたり

ライブが始まる前の日常ってこんな感じだったよねと、無くしかけていた風景を取り戻せたことに感慨深い気持ちでおりました。

 

座席は3階席5列目、非常に天井が近く、音響のドゥンドゥンする音が耳と体にダイレクトに来る席でした。

真後ろが柱で視界を遮ってしまう人がいないことを開演前に確認したのは内緒

 

 昼の部を終え、アドレナリンを爆発させ続ける身内のオタクから口々に「ツイッターを開くな」「セトリを見るな」「さっさとアプリをアンインストールしろ」と口々にまくしたてられ、正しく箝口令を引かれた状態でその時を待ちました。

17時30分、六石陽菜さんのオープニングナレーションで幕が上がります。

 

1.beautiful tomorrow

留まっていた時計の針が、動く出した音が聞こえました。

 

元は4月の春吹く季節に聞けるはずだった曲、しかし、歌詞にある「未来を信じ」た先が今日に繋がっていたとしたら、ライブの「芽吹き」をこの曲に託すことに一切の異論を挟む余地はないと勝手に思いました。

 

歩き始めた道がどこに繋がっているかはまだわからない。それでも自分の声が、想いが、いつしか誰かに「きっと」届くことを信じる、願い続ける。その意味合いで僕はこの歌は「祈りの歌」のように思えてなりません。

 

落ちサビソロパートの宮原颯希さん、最大級の賛辞を贈らせてください。

 

2.Colorful

「奇跡は種を撒く 僕らが水をやる」

花が咲くこと、虹が掛かることは決して偶然の産物ではなく、

汗をかくような地道な努力であったり、涙を流した日々が道標となって出来上がるものです。

 

Ep1.2で16人がぶつかり、すれ違いながら、時に手を取り、友人や同僚やライバルといった存在だけでなく、ひとりひとりの「声優」として認め合う、確かめ合う過程が本当に好きです。

 

「また会うときは笑顔で はにかみながら」の歌唱をあのメンバーにやらせた構成に1000点(頭グリフィンドール)

ちょっとぴょんと跳ぶのマジで恵庭じゃん・・・そういうのさぁ・・・ダメじゃん・・・

昼のオタクに「お前の推しは凄いぞ」と口々に言われたんですが、Colorfulの明神凛音さんもご多分に漏れずですよね。そうだろ。

 

Scene.1~3.Good meal,Good life

"""部屋の中の晴々"""

「カレーにお味噌入れるの!?」でバカでかい声が出るのを耐えました。

僕は断じて鳥のオタクではございませんが、鳥の信頼関係が垣間見れる描写は大好物です。

 

ぐみぐらのお話。

衣装が好きなのは共通認識で間違いはないと思うんですが、2番Aメロで夜を表していた紫の照明が、Bメロに向かうにつれて暖かいオレンジの朝日を表現していくのがまぁ~~~~大大大好きです。橙だけに

現地や配信含めて初めて浴びれた曲ですが、歌声の安定感と相まって「ずっとこの曲を知っていたような」暖かい心持になりました。松田彩希さん、本当に長いスカートが似合うね・・・。

 

みんな靴紐のお話をしてくれるので態々ぼくが語るのもあれですので、「あ、絢、緊張、して、るの?」のたどたどしい宮路まほろさんがガチのLOVEになったことをご報告します。

 

4.Steppin`Girl

脳内のマシ・オカがNYのセンター街で叫んだ。

 

この曲は言いたいことが多すぎる。

「ずっとずっと憧れて」の日名倉ソロの鶴野有紗さんの楽しそうな顔、

「トキメキをCatchして」の夜峰美晴さんの柔らかい歌声、

ぴょんぴょんと飛び跳ねる振り付けと音の整合性、

チームの平均年齢と精神年齢が高い中での「未来に夢を見る」「あこがれを叶える」ことにエネルギーをぶつける、風の「今しかできないことと、今だからできること」を両立した生き方を尊重した曲なんじゃないかと思うのです。わかりますよね?わかるはずです。

 

Scene.2~5.ヒカリニ染マル未来

丸山の「心配するな我が朋友よ。凛音の明日、きっと良い一日になる予感がする。」

宇津木の「だって。根拠はよくわかんないけど、良かったじゃない?凛音」のあとに、

言葉を発するでもなく、宇津木を見返して3回頷いた後に照れ臭そうに下を向く明神凛音さん、ガチの解釈の一致じゃないですか??????????

 取り乱しました。

 

「光に染めるのだ!!」→暗転→「ピィンッ!(オタク起動音)」

目力、演出、歌唱、楽曲、顔。悔しいですが5ツール揃いすぎている。

個人的に一番すきなのは「ずっと ヒカリニソマル 未来を見てた」の翼をはためかせて駆け上がるような躍動感のある振り付けと、

「目覚めさせるには それだけで十分さ」で下手からステージ中央へ繰り出し、民衆を導く自由の女神と化した丸山利恵さんです。

 

6.MiRAGE!MiRAGE!!

此方も暴れなければ…無作法というもの…

come on!come on!come on!」の後にニヤッと笑うんですよね立花日菜さん。

「そんなことは想定内」で「理解りきってる」表情(かお)をするんですよ佐藤舞さん。切実にスタンドマイクになりたい。

 

身内オタクが先に書にしたためた言葉の引用となり恐縮ですが、「いつだって 呼びかけた」の佐藤舞さんパート、あれはいったい何ですか?

さらに「私はここにのぉーにぃ」の立花日菜さんパート、あれも何ですか???

現地で楽曲にぼこぼこにされ、アーカイブで顔と演技でバラバラに裁断される感覚。

これ書いている今も呼吸が若干乱れています。

 

7.にこにこワクワク最高潮!~Scene.3~ドリ☆アピ

「だ・か・ら!みんながあたしに合わせればいいじゃん」

唯我独尊。AiRBLUEの本田圭佑

 

ドリ☆アピイントロ天童パート「忘れたことなどないよ キライになったことも」、入る瞬間のブレスといい、自分の胸に確かめるような歌い方といい、伸びがありすぎておかしなことやっとる。

各々の音源で留まらない楽曲とパフォーマンスにおける進化、見せ方に成長をバシバシと感じました。飯塚さん、絶対自信をもってアレンジを加えている。

 

「努力だっけじゃ一歩足りないときには」「でたとこ勝負もいいよ 飛び出せ!」の赤川天童のクソ安定した出力、落ちサビ前の間奏で四人手を合わせて回る振り。素敵。

椅子で跳びポを演出はできるが足りない。

 

8.にこにこワクワク最高潮!

この曲曲自体はどうなん?と思ってた過去のぼく、答えが出ました。

たのしい。

ただしBPM190で腕を振り続けると死にます。

「でも一大事には駆けつけるからね」の憧れのかたちの二人の表情最高じゃないですか?

 

9.Scene.5~Knocking on My Dream!

六石陽菜 9回129球7被安打3四球2失点完投勝利

「夢に向かって踏み出した今」が今日この日であり、「強く憧れてた希望」は自分自身。

サビはいるタイミングで衣装が翻ってサビに繋がる瞬間でダメになってました。

泣いているときに目を閉じないと涙がこぼれ落ちるらしい。

 

「誰かの胸に届くように」で、六石の声が確かに海を越えて届いた「リトル・バイ・リトル」のエピソードが脳裏に浮かび2度目の決壊。パート終わった瞬間のぶり方は何なんだよ切れるぞ

「守りたい キモチが」でちょっとキー外れるんですが、今の抑えれない感情すら「走り出す原動力」に変えて進む、そんな美しさとたくましさが本当にまぶしかった。

サビはいる前にはけるときの月居ほのかさん、最高に美人。

 

間奏暗転バトンパート、身体能力の高さと華やかさの月居、ひとつひとつの動作を完璧にこなすカノシホ、無駄のない動きで真直ぐ前を向き続ける鷹取、願いを胸に引き寄せ空へ放つ六石、表情が見えなくてもそこに立っている、前を向いている姿に目を奪われていました。

 

この日の六石陽菜はコンテンツのセンターに立って然るべき存在でした。

 

10.One More Step!!

おしまいでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーす

 

Aメロで感情が決壊している月居、出力を上げに上げに上げてきた六石

「ただ 進んで行こう」の声の伸び、お聞きになりました?顧客が求めていた姿がそこにあった。

「二度と戻れなくなっても」の触れられる辺をすべて触っていくような鷹取のメリハリのある腕の動き、「さあ 前を向いて」の涙混じりになりながらも満面の笑みで歌いきる月居。最低限の照明と色ながらも、決して消えない4色のライトが優しい光となって4人を包んでいました。

「まだ まだ」のシャウトで嗚咽を漏らしながらステージを見届けました。

 

映像には残っていなかったですが、「行こう」の伸びのさなか、観客席へ向かっていく4色の光の束が脳裏から離れません。

 

どこまでも どこまでも この色が続いてくように。

 

11.Scene.6~Reach For The World!!

宇津木と明神の会話で悪いオタクの笑い声とキモイ笑顔が脳内でちらつきました。

お前らのことやぞ。

緊張しておなかへっちゃう明神凛音ちゃん(20)かわいい。

丸山の「不安になることはきっと悪いことじゃない」でオタクスイッチ一瞬でONになるから勘弁してほしい。

「儚いからこそ価値がある。」そうですよ。そうなんですよ。

 

Reach For The World!!、とにかく月の面々が優しい顔で歌っているのが印象的でした。

不安や焦り、迷いや衝突を乗り越えて、月のメンバーが真のチームとなれたC.Q.エピソード

誰かが迷ったら背中を押す者、腕を差し伸べる者。見守る者。

 それぞれの手の施し方に差異はあれど、価値観や生き方に違いがあれど、互いを信頼し認め合うからこそ産まれる共鳴。

 

ラスサビでステージ奥から伸びる照明が4人をしかりと捉えて映し出す光景、本当に美しかった。

 

12.NAZO-NAZE Jumping!

Jumping!がついた曲で着座指定って曲に失礼じゃないのか?????????????

山口愛さんの腋に目が行ってしまったことを陳謝いたします。

 

13.Red or Blue?

稗田寧々さん、声のイケメン罪で逮捕されてほしい

「せ・ん・た・くしはー」後の暗転赤青照明ドカンは想定できたけどやっぱり上がりますね。

緒方佑奈さんのダンスが滅茶苦茶映えるのはライブ通してなのですが、この曲については4人の振付が動くときにしっかり動く、止めるところは腰から止めるメリハリがついていて大変に良かった。

「正しき色に染めたくて」からの動き見ました?いいですよね。わかります。

 

「ああ世界をひとつにしたい 可能ならば誰ひとり消さずに」

のう、死にたがりみたいなプレイングしかできない諸君。

 

14.Overide!

大問題児と言わざるを得ない(褒め言葉)

この曲は全員の歌唱・演技力に特大バフが掛かるのですが、基本的にダンスキレキレ歌唱力突破の恵庭あいりさんと飯塚麻結さんにボコボコにされました。

 

 後半で魅せたのは天童悠希の真価。

衰えぬ声量、時折入れるこぶし、落ちサビ直前で恵庭からバトンを渡された後の圧巻のソロパート。いうことありません。俺らが信じた天童悠希がそこにいた。

 

なあ、曲中の緑ペンラ、ちょっと増えてもいいと思わないか?(異能課のオタク)

 

15.our song

 汗ばんだオタクと肩を組合い熱唱したい曲堂々の第1位。

 

本当にこの曲はパートわけが綺麗で、全員がどこ歌ってるか簡単に聞き分けられるのがいいですよね。

 

 もちろん飛びぬけて明るくて元気になれる曲ではあるんですが、この一概に楽しいとは言えない情勢の中を挫けずに過ごしてきて、この日を楽しみに生きてきた者たちと、この日を1周年の集大成、本当の「晴れ舞台」を作るために過ごした日々へ贈る最高の讃美歌だと思います。

この曲を縁者さんが笑顔で歌える世の中になってくれて良かった。

2ndで絶対ourになろうな。

 

16.CUTE♡CUTE♡CUTE♡

良くない。本当によくない。まず開始5秒の立花日菜さんがいけない。刑事罰

座っている椅子のクッション性能が高くてよかった。

「ときめけ」じゃねえよこっちはときめいてんだよ

2番サビ終わりで稗田寧々さんのポニテが放物線を描くのまぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー扇情。

まけ。。。

 

17.カレイドスコープ

鷹取、頼むからしゃべるな…しゃべりだすな…やめろ…やめろ…むごい…

あちこちから鼻をすする音が聞こえた。こんなもん耐えられるわけねえだろ。

 

声が震え励まされ支えられながら、ひたすらに前を見据え、本当に大事なパートを歌い抜いた日名倉莉子さんと鶴野有紗さん、間違いなくこの曲の主人公だった。

 

18.私たちはまだその春を知らない

やがて大切さ、かけがえのなさに気付くものは、きっとその最中にはそれに気づかない。

後から振り返って大事だと思う日々や出会いはその時にはわかるはずがない。

例え今がその「春」だとしても。

 

過去を振りかえるには、たとえそこに何があろうと未来へ進む必要があるんだと思います。

 

19.さよならレディーメイド

理想を抱き、厳しい現実の世界を知り、それでも前へ進もうと藻掻く。

「悲しい時代も宛のない旅さえも光はあるんだ」を各チームの我が強い女たちが先頭に出てきて歌うのが本当に好き。

 

彼女たちが、そしてCUE!というコンテンツが進む道、進むべき道は決して平坦な道ばかりではないでしょう。それでも、ここまで明確な決意表明を受け取ったらそれを信じてみようと思うのもまた人の心なのではないでしょうか。

 

20.Forever Friends

明神のあいさつはだめだと思います。

各組リーダーが前に出てきて顔を見合わせて笑いあって、足並みをそろえて歌うラスサビ、今まで見たFFで一番感情に響きました。

 

終わりに

1stライブは見届けた人間、やり遂げた人間の双方に忘れられない爪痕を刻み込む、恐ろしいイベントです。

 

本当に、本当にこの日が迎えられて良かった。

世間的に最初の順延に至るころからライブ自体の中止や無期限順延、無観客配信など今と違う形で11/1を迎えていた可能性の方が高いはずなんです。

僕だって何度も諦めかけました。

 

それでもコンテンツが進んできた道をどう示すか、刻み込むかを考えたときに、関係者が検討に検討を重ね、リスクを極限まで減らして当日の有観客開催にこぎつけたことに感謝しかありません。

関係者の皆様、本当にありがとうございます。

 

そして決まったアニメ化。コンテンツの進むスピードに驚くことも多いですが、「明日の話をする」ために展開が多いことに越したことはないというのが所感です。

そこに未来を描けるなら、見届けて語り合うのも楽しいじゃないですか。

展開の速度に驚くのは間違いなく6年も7年もアニメ化しな「かった」コンテンツを推し続けた弊害だと思うんですけど

 

進むべき道の先と、進んできた軌跡を肌で実感できた、本当に楽しい一日でした。

以上、ずこーよく(@zukoyoku_yg36)でした。