こんにちは、頭の悪いオタクです。
先日1/21(日)に開催された『Re:ステージ! Aster Reve 1st EVENT ~Chain of FlowerS~』に昼夜参加いたしましたのでいつものごとくライブ感想中心で行きます。
サムネ用
■感想前の小話とか
実はライブ当日まで夜の部のチケしか握っていませんでした。
理由としては昼間用事があるため昼の部間に合うか不安だったのもあるんですけど、まだ自分の中でアスタレーヴというユニットとどう向き合ったらいいかが掴めずにいたことも多少なりともあります。
このブログを読んでいる人の大半はオルタンシアの状況や伊津村陽花さんの状況については改めての説明は不要だと思うので割愛しますが、その兼ね合いもありいざライブが行われる当日になっても結構迷っていた節があります。
ただ行かないとも決めきれない理由として1つ大きなものがありました。
伊津村紫さんの存在です。
元々ポジティブ思考で周り(主に伊津村陽花さん)を引っ張っていける人、黒髪ツインテにデッケェ目のビジュアル、そしてなにより飯を旨そうに食べるオンナが大好きという裏設定があるのでまぁピンポイントなんですが、水篠苑さんとの出会いからアスタレーヴ結成~活動開始へ至る中で伊津村紫さんの精神性の部分がどんどん好きになっていってました。
あとはアスタレーヴ結成後のこの回(71章)ですよね。
苑とユニットを組むことで「アスタレーヴとしての」表現の形を模索していた紫。
舞菜紗由との会話の中で、オルタンシアでの「ステージを楽しむことに全力を注ぐ」姿も、アスタレーヴでの「周りのグループの熱に充てられながら頑張ろうとする」姿もどちらも忘れてはいけない自分らしさであることに気づきます。
この辺のストーリー、伊津村紫さんの成長譚として普通に好き。
リステのライブがリステップのメインストーリーの文脈を知っている人間を確実に刺しに来るものであることはこれまでのライブで痛感していますので、このライブは特に伊津村紫さんを応援しているオタクを、伊津村紫の真価を浴びせられることになるだろうと思いメンタルがなかなかしんどくなってました。
話を戻してライブ当日。昼の予定が終わったのが予定より早く大体12:30。ライブ開始が14時。現在地(国際展示場)からライブ会場の渋谷まで電車で約30分。
見えざる何者かの意志が私に「お前が伊津村紫の物語を見届けなくていいのか?」と告げてきているような気がしました。
当日券をとるや否や駅まで駆け出していました。
会場前で元々昼の部を取っていたオタク(HH)と合流。会場下手側の非常口ドア前でガジェプリ回収のため同じく当日券を取っていたオタク(C)と合流。伊津村紫さんの軽快なMCのあと、昼の部が始まりました。
■昼の部
01.un rêve
アスタレーヴ始まりの曲。この曲で始めるのがあまりにも正しい。
サビ前の
どんな景色に出会うのかな?
どんな形に出来るんだろう?
願った未来の手をとって
踏み出そうまた1歩
がユニットとしての未完成さがありながら1歩1歩前へ進んでいくアスタレーヴの姿と重なりますし
過去も今もこの先も前を向いてOK!
や
私は私でいるから
が71章の伊津村紫さんの決意表明と繋がっているんだなと感じてド感情になりました。
02.あのね
ステージに紫役の小澤さんが残り、「久しぶりにこの曲を歌う」と聞いた瞬間勝利確信。イントロで連番者と床になりました。
直近で某コンテンツのラブソングカーニバルを浴びたこともありアンテナが張ってたこともありそうですが、溌溂なキャラクターが歌う少し奥手な気持ちを歌ったラブソング、まぁ滅茶苦茶良いよな。
気持ち良すぎる跳びポで渋谷の天井に突き刺さりました。
拙者名を好きなアイドルのソロ曲作曲がDECO*27になりがちなオタクと申す…。
03.Re:write
水篠苑さんのソロ曲、まだ彼女のことをあまり知っていない私たちでもわかる「らしさ」が見えていいですね。
ステージ上手側から歌い始めて「一歩 踏み出してみよう」でステージ真ん中へ現れる構図、アイドルとしてこれから歩みだす彼女の姿と重なりますし、「Re:write」というタイトルも「(間違いを正すため)書き直す」という意味ではなく「(1度諦めた夢を)再び書き始めよう」という意味なのかなと思い。
04.*Heart Confusion*
直前の伊津村紫さんのMC、決意表明ですね。
オルタンシアはあたしと陽花が「楽しい」と思うことをしてみんなも「楽しい」って思ってくれる場所
アスタレーヴはオルタンシアを通して出会ったみんなと、これから出会うみんなと一緒に夢を育てて楽しむ場所
あたしも苑ちゃんも「大切な人とステージに立つ」って夢があって、その夢が花咲く時、とっても大きな花を咲かせたいって思ってるんだ。
そのためにもたくさんのステージに立って、いっぱい楽しんで、もっと成長したいって思ってる。
だからみんなと作って、育ててきたオルタンシアの曲も、これからも一緒に大切に育てていきたい
アスタレーヴでオルタンシアの曲を育てていく。
大方予想できていた帰結ですが、そこに至るまでの感情の整理や見ている我々の感情に最大限寄り添った言葉を紡いでくれること、本当に素晴らしい。
会場の覚悟が決まった中で聞こえてくるイントロ。
この曲使っていいんだ。
某作曲家のソレで封印されている曲はたくさんありますが、人が住まなくなった家は早く朽ちる原理と同じように歌われなくなった曲は思い出されなくなってしまうことを考えると、事情がどうあれ歌わないことは「歌って育てていく」と決めたアスタレーヴの考えに背くことになってしまうんですよね。そういう意味でここでインパクトが残る形でも歌うのは賛成の立場です。
でもこの場で苑ちゃんが歌う1発目のオルタンシア曲がこれか…とはなる。
05.ク・ルリラビー
かえ香澄ゾーン。フルで聞くの初だから嬉しい~~~~~~。
音が気持ち良すぎるので音に合わせて動く操り人形へジョブチェンジしました。
連番オタク「好きな曲しか流れん」
それはそう。
●ミニゲームコーナー
オタクはぜってーコロッケ作れないだろ。
06.WINTER JEWELS
イントロで崩れ落ちる連番オタク、崩れ落ちた連番オタクの背中を電子ピアノ代わりにして叩きまくるオタク。
いや、季節感のある曲をちゃんとやるライブ、偉~~~~~~~い!!!!!!
前のリステのライブ(Re:SHOUT!!)の「夏の約束」〆や突然ぶち込まれた「Splash Dance!!」もそうですが、こういうぴったりの曲をちゃんとやるライブは本当に構成が素晴らしい。
1つ前のク・ルリラビーの「時よ止まれshooting star」からこの曲の「流れ星追い越すようにせ~ので叫んだ」が同じ流れ星が出てくる歌詞なのに後者は先に進んでいる感じがあってなんか良いね。
07.ステレオライフ
・・・・・・・マジで?
本当にヤバい曲が来ると叫ぶことすら出来ず無動の境地に至りますが、今回もまさにそれ。
リステップ内でステレオライフが解放されたメインストーリー28章でド感情になったオタクなので、その文脈を背負った舞菜紗由デュオで歌われたら完全に終焉ることが確定していますが、どこで歌われてもこの曲はヤバい。
失敗してもそう終わりじゃないさ
や
約束された明日がないってことは 何でもできる
がこの作品の根幹を成している部分だと思うし、その歌詞がアスタレーヴの1stライブで歌われている現実。
08.Lots of love
届けるよキミのもとへ
ここで歌う 理由はそう
一緒に楽しみたいから!
オルタンシアでもアスタレーヴでも変わらない、伊津村紫さんのレゾンデートルです。
初めてこの曲の歌詞聞いたとき本当に感情が壊れるかと思った。完全に「Yes,We Are!!!」の魂なんだよな。
隣にいる人も自分も楽しむことで見てくれる人も楽しませる、これこそが伊津村紫さんの追い求める道であると思っているのでそれの完全解答が飛んでくるこのライブが、本当に憎い。
変わらない想いを繋げていく、ここで出会った"縁"を大事に育てていく、「Chain of FlowerS」と冠したライブに一切文句のつけようがない。
EN01.FlowerS~となりで咲く花のように~
あのオタク(某1名)、なぜこの場にまたしてもいない。
●お知らせコーナー
6/15(土)、松戸集合です。
でっけぇライブの告知をそんなサラッと出すな。
リステのライブが上半期だけで3回もある現状、本当になに?
EN02.オン×ステージ!
誰が読めるか。
今日のこの曲の使い方で「ズッ友との曲ここで使うの!?笑」の観点でしか見れんオタク、流石に浅いでしょ(宣戦布告)
この場でオン×ステージ!を使うのはちゃんとこの曲がアスタレーヴの物語として機能しているからですよ。
はじめまして、なのに一瞬で
不思議だね 昔から 知ってたみたい
はアスタレーヴとして初めてステージに立った67章と合致するところでもあり、
2人なら まっさらな次のページも
ためらいとか知らないままのストーリー
何度だって奏でようよ
はじまりの足音
はオルタンシアを心から慕い研究を重ねたことで伊津村紫さんの隣に立てるまで実力をつけた水篠苑さんと、その思いに応えるための道を再び見つけた伊津村紫さんの物語と重なる部分ですよね。
ラスサビ「もう1回!!」で大絶叫ジャンプ決められて大満足。
■夜の部
昼の部を共に過ごしたたわけ2名を送り出し、夜の部でいつもの連番者(F)とリステ初参戦の虹信(m)と合流しステージ上手最後方で集合。
開演ギリギリで昼の部終了後に夜の部チケを取って浜松から飛んできた大馬鹿(GZ)も合流し無事異常連番形成。開演前から楽しそうな多動きをしそうなオタクが沢山いて申し分なしといったところ。
04.ガジェットはプリンセス
昼連番者~~~~~~~~~~~~?見てる~~~~~~~~~~~~~??
会場のドカ湧きがおかしい。雰囲気がライブハウス。
左の自然連番者が床になるのを大笑いしながら叩きまくる。周囲一帯人間をやめた動きしててよかった。
たちばなめえむさんダンスキレッキレでワロタ。
05.ミライKeyノート
全オタクがせー跳べ警戒スタイルで足場を確認する中流れるピアノイントロ。
え!?本城香澄さんのミライKeyノート聞いていいんですか!?!?!?!?!?
ただライブのコンセプト的にミライKeyノート歌うのは絶対に正しいんだよな。
ミライの鍵はきっとひとりじゃなくて
誰かとみつけるものなんだ
Re:ステージ!とかいうコンテンツのライブの理解度が本当に怖い。
06.Glass Wings
前にいたいつもの連番者が床にへばりついてスフィンクスの正解ポーズになってた。
セトリ作った人間の頭がおかしいよこれは。ドーンときてガッシャーンとやられる感覚です。
私と連番者のリステのオタクとしての真の始まりは帆風と岬のあの回なので、当然デュオ曲であるこの曲が来るだけで崩壊します。
いやでも「自分の犠牲を厭わず大切な相手を思いやる」曲を互いのリスペクトというか「自分が叶わないものを持ってる」と思い続けているふたりが歌うのなんなんだよ。
いつもの。
07.雨音ファンファーレ
1曲ずつ連番オタクが床に溶けていく様を笑っていたのですが、ついに私がそれになりました。4th川口決戦を分霊箱にしてるオタクを徹底的に痛めつけてるだろ。
床から執念の帰還を遂げイントロから渾身のマサイ。
雨音ファンファーレが収録された『Reboot』のアルバムと、初披露の4thライブが「アレ」の後のリステというコンテンツの中で文字通り「再起動」の場だったことはなんとなくわかっていましたが、その曲がこの「新しい物語の始動」を祝うステージでまた歌われるのがですねぇ~~~~~~~~~。
伝えたい気持ちはそう変わらない
これです。
間奏の「Wow~」に合わせて多大な感謝と「付いていくぞ」の意思を込めて拳を真っ直ぐ突き上げる。
そしてこの後にun rêveの
雨も風も楽しんでみよう
が来るの、本当に天才か?
EN01.Purple Rays
予測可能回避不可能
アスタレーヴ結成前に伊津村紫さんと水篠苑さんが初めて踊った曲が「Purple Rays」で~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このコンテンツに一生勝てる気がせん。腹の底から「All Right!」を叫びました。
EN02.OvertuRe:
小澤さんのMCを聞き遂げたあとのこの曲、もはや崩れ落ちることすら出来ませんでした。助けてくれ。
Re:writeで始めてプリズムステージに向けて歌詞を書き直したOvertuRe:で〆るライブってコンテンツへの理解度が高すぎる。
そして「序曲」の名がついたこの曲をアスタレーヴの「はじまり」の物語のEDとして使うこと、苑と出会ってまた動き出した伊津村紫のストーリーとしてこの曲を使うことが素晴らしい。
「キミと出会い動き出した私たちのRe:ステージ!」じゃん。
■終わりに
すげえよRe:ステージ!。昼夜計20曲やった満足感じゃねえもんこれ。
リステのライブはキャラやストーリーの背景を知らなくても十分に楽しい、少しでも知ってると余計に楽しいライブですし、きっと制作チームも「あなたたち、ちゃんとストーリー読んできてますよね???」という信用をあちこちで突っ込んでくるのが大好きです。かかって来いよ。
特に今回に関しては(私が伊津村紫さんが好きなオタクという面が強いからですが)伊津村紫さんを語る上で欠かせないエピソードを踏まえ、その矜持と意志をこのライブで伝える、という点でこれ以上はないんじゃないか、と真に思えるライブでした。昼行こうか迷ってた数時間前の自分がアホみてえだ。
今回も例によって例のごとくわんぱくエリアを形成したオタクたちにも感謝です。
ぶっちゃけリメンバーズの曲に合わせた楽しみ方・盛り上がり方やライブで披露される楽曲への理解度は他コンテンツと比較にならないくらい凄い。
「Purple Rays」のあそこにいたほぼ全人類の魂のマサイ、楽曲への感謝の表し方として最も正しいと思う。
前述の通りですが3月に新ユニットお披露目ライブ、6月に詳細はこれからですがBIGライブイベントと今年もリステが色々やらかしてくれそうで既にワクワクしています。
だけどリステのライブに行くとすぐリステのライブが恋しくなるから欲を言えば毎月どこかで開催してほしい(わがまま)
P.S. アスタレーヴで「Yes,We Are!!!」歌ったら私の命日だと思ってください。
それでは~~。