Aqoursへの「好き」がだんだん戻ってきた人の話

お久しぶりです。キモいオタクです。

数か月ぶりにブログ書きます。熱に充てられたのでラブライブ!サンシャイン!!とAqoursの話をします。

 

6月25日、26日に東京ドームで開催された「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ <WINDY STAGE>」に両日参加しました。

 

サムネ用

 

 今回の6thライブは2月にバンテリンドーム(旧:ナゴヤドーム)で開催された<OCEAN STAGE>、3月にベルーナドーム(旧:メットライフドーム)で開催された
<SUNNY STAGE>の追加公演の形で、私はこちらはどちらもDay1を現地参加しました。追加公演が東京ドームのグループとはいったい・・・?

 

 ライブの感想は後々語っていこうかと思いますが、自分にとってのラブライブ!サンシャイン!!というコンテンツと、Aqoursというグループについて言語化してまとめたことはなかったので、鉄が熱いうちに筆を取ってみたいと思います。

 ぶっちゃけ少し前のSB69の記事よりなれそめの部分が長いので、ささっとライブレポの方移ってもらっても大丈夫です。

 

 

1.作品を知ったきっかけとかハマり始めた話とか

 「ラブライブ!サンシャイン!!」という作品があることを知り始めたのはμ'sのファイナルライブがあった2016年の3月前後辺りだったと思います。

 

 当時の「ラブライブ!」およびμ'sの人気はすさまじく、コンテンツをまともに触っては いない私ですらキャラ名や演者や曲のほとんどは耳にしたことがあるくらい知名度も浸透度もオタクの熱も凄いなと思っていた気がします。

 

 ただ当の私自身は「巨大コンテンツ逆張り症候群」的な天邪鬼な性格が災いし、「自分が知らんところで周りのオタク共が騒いだり楽しんだり問題を起こしているのが腹立つ」と思い、付き合いでスクフェスはコツコツやるものの結局アニメも劇場版も見ず過ごしていました。

 

 μ'sの東京ドームでのファイナルライブが終わり、TLの所謂ラブライバー達が失意のどん底、抜け殻状態になっている最中、プロジェクトを軌道に乗せ始めていた「サンシャイン!!」の情報が少しずつ耳に入ってきました。

(この画像の初出は確か2015年だと思うんですけど、情報のアンテナがカス過ぎてこの時期に初めて目にしてました)

 「あのμ'sの後継って色々大変そうだな」「真ん中のオレンジっぽい髪の子支倉かさねさん(スクフェスに登場するキャラクター アニガサキ出演おめでとうございます)にめっちゃ似てるけど関係あるのかな」とか朧気に思ってた記憶があります。

 

支倉かさねさん すき

 

 そんなこんなしてるうちにTVアニメが放送開始。ほぼリアタイで視聴し、滅茶苦茶ドハマりするような感覚こそありませんでしたが、泥臭く藻掻きながら「自分たちだけの輝き」へ進んで行く9人のストーリーと良質な楽曲に(俺この作品好きかも知れないな・・・)と気持ちが徐々にほどけていくのを感じていました。13話のライブ前の控室で津島善子さんが国木田花丸さんと黒澤ルビィさんに声を詰まらせながら抱き付くシーンは何回見ても泣きます。

 

 アニメの放送が終わり年が明けた2017年2月、Aqours の1stライブが開催されると聞き、現地チケットを全外しし涙目敗走しながらチケットを握りしめ錦糸町LVへ転がり込みました。

 

 先に結論から言うと私が「ラブライブ!サンシャイン!!」とAqoursに堕ちたのはこのライブです。

 幕間でTVアニメの印象的なシーンが上映された後に演者がステージで挿入歌を披露する「アニメとライブが一体化した」というべき演出は当時の自分にとって物凄く新鮮であり、このコンテンツがいかにアニメで作り上げたAqoursのストーリーを大事にしているかを見せつけられました。最終回で演出がややどうなん?と思った「MIRAI TICKET」の再現もライブだとすごく感動してました。

 完全に余談ですが錦糸町LV、青ジャンサビ前高速MIXを打つオタクに大爆笑が起きたり終演後になぜか三本締めが行われたりととても朗らかな現場だった。

 

 この年の3月に卒業旅行と称してサンシャインにガチハマりしていた友人(K)とそこそこちゃんと見ていた友人(J)の3人で沼津へ聖地巡礼に行った。高海家のモデル(安田屋旅館)は満室だったのでリバーサイドホテルに泊まったと思う。内浦から少し距離がある街中にもAqoursのポスターやパネルがいたるところに鎮座していて、作品が沼津という町に根付いてるんだなぁ…。と感慨深かった。オタク3人で4本日本酒の瓶を空けた後に登る淡島神社はクッソしんどかった。

 

2.2ndライブから3rdライブ辺りまで

 大学卒業し就職し始めてから「自分が壊れないためにこれまで通りオタク趣味は続けないといけない」という謎の観念から定時ダッシュ決めて秋葉原に出て「HAPPY PARTY TRAIN」や「近未来ハッピーエンド」のCDを買いに行ってた記憶がある。生活が変わる時期にハマってたコンテンツって妙に思い入れ深くなりません?

 

 2ndライブツアーは埼玉Day1のチケが当たったので初現地参戦。今でも超好きな「届かない星だとしても」だったり、この後のライブでも必勝パターンとなった「Daydream Warrior」→「スリリング・ワンウェイ」初披露もこのツアーだったと思う。SLに乗ってスタートしたライブだと思ったら伊波杏樹さんが神輿に乗って

太鼓叩いてた。当時はなんで音頭?と思ったけど今はライブでぴっかぴか音頭になりた過ぎてしょうがない。この時期は本当に勢いがあるコンテンツって凄いな、と半分傍観者くらいの顔で見守ってた。

 

 ただ、ライブの重大発表は出自のせいで正直受け入れられるものではなかったです。

 スクフェスの派生プロジェクト「パーフェクトドリームプロジェクト(PDP)」なるものが発表され、μ'sの9人とAqoursの9人の掛け合いで会場はこの日一番と言っていいほどの大歓声に包まれていた。

 Aqoursのメンバーも演者の皆さんもμ'sの背中を追ってきたのは周知の事実だし、ついに長い時を経て2グループが交流したという事実は喜ばしいことだとは思います。ただしAqoursの単独でこの発表をする意味はあったのかと、誤解を恐れずに言うならμ'sの逆張りを多少の根底にして応援し始めた自分にとってこの瞬間は盤上を完全にひっくり返されたような、屈辱に似た感情を覚えました。感性がゴミ

 

 ライブで熱を増して2017年10月からアニメ2期がスタート。個人的に2期のストーリーが本当に好きで、「浦の星」を廃校から救う目標・使命が潰えたAqours が「浦の星」の名を残すために、託された希望を胸に再び前に進む物語に心が震えました。

 

 また個人的な解釈をしますが、Aqoursのストーリーは「友情・努力・"敗北"」の物語だと思っていて、乗り越えられない試練は与えないとは言ったって壁にぶち当たればちゃんと凹むし、時には自分たちがなぜスクールアイドルをするのか、Aqoursでいる理由何かをしっかりと悩んで、もがいてあがいてなお光に手を伸ばす、そんなAqoursが好きなんだなぁと自分の中で結論づいたのがこの時期だったと思います。

 

 時期が移り2018年夏に3rdライブツアー。現地はメットライフドームで行われたDay2のみ現地に行ってたと思います。チケットがマジで当たらず、「立ち見指定」という聞き覚えの無い席を何とかか確保。打ち付けるような大雨を避けながら辿り着いた席がこれ。

 (当時はサーモスの広告も荷物置きもなく、マジでコンクリだけだった)

 所謂外野スタンドの後ろに一人分を示すマジックテープが貼ってあるエリアでライブを見てました。この球場に詳しい人なら分かると思いますが「ご飯がススム」の看板の下あたりですね。当然の如くキャストは豆粒大でしか見れないので曲に合わせて多動するだけのバケモノになってました。(今もか・・・?)

 

 ライブは滅茶苦茶楽しかったです。「Awaken the Power」の地鳴りのようなコールは凄かったし、初披露のソロ曲シリーズも聞きごたえがあり良かった。恋アク終了後になぜか隣の改造ペンライト勢が全員退場になったり、真後ろの外周で警備員と逃走中していた気がしていたけどきっと気のせいでしょう。今のラ!の現場のレギュがかなり厳しいのはほぼ間違いなくこの頃の影響です。恨むならこの時期のやんちゃ坊主たちを恨め。

 

 個人的な3rdライブのハイライトはアニメ二期12話を飾った「WATER BLUE NEW WORLD」です。アニメ本編ではラブライブの決勝で披露され優勝を勝ち取り、「浦の星の名をラブライブに残す」という目標を果たした1曲。アリーナを、スタンドを埋め尽くす青一面の景色をスタンドの最後尾から見たときの衝撃と感動は忘れることはないでしょう。

 

 完全に余談ですがライブ中は止んでいた外の雨が、この曲披露中に再度粒を増し、風と相まって外周にいる私たちを直撃するという、日本で数少ない「大雨に晒されながらWBNWを聞いたオタク」が出来上がったのもこの時です。何の話?

 

3.東京ドームの4thライブとか劇場版の話とか

 3rdライブ初日に発表された4thライブ、場所は東京ドーム。

   この球場を本拠地とする球団の試合はウン十回見たことはありますがライブを見に行くのは初めてで、μ'sのファイナルライブが行われた場所。初日は前述のKが当てたチケット(バルコニー席)、2日目はチケ支援を依頼した友人の当てたチケットで参戦したと思います。

  

  4階席の1番上や外野スタンドまで埋め尽くす大盛況。開演前から警備員さんがスピーカを片手に天空席のオタクに激を入れてたのを何となく覚えてる。

  開演。ホームベース付近に陣取ったオーケストラ(浦の星交響楽団)、劇伴作曲家の加藤達也氏の指揮の元、演奏される「Maintheme of Lovelive! Sunshine!!」。ライブを決戦の舞台とするかは人によって意見が別れるところだと思いますが、Aqoursの大一番となるステージが遂に始まるという緊張感で固唾を呑んで見守っていました。

 

  このライブで1番印象的だったのは生オケで披露された「キセキヒカル」です。

  元は劇伴「起こそうキセキを!」と「FRIENDSHIP」に歌詞を付けた曲。初視聴時に劇伴が使われているのを一瞬で気付いて脳を揺さぶられるような衝撃を受けた曲。前曲のMIRAI TICKETセンターバックスクリーンから現れた巨大船に乗り、9人の持てる最大最高のパフォーマンスで歌われたこの曲は文字通り「圧巻」の一言でした。


www.youtube.com

 

  逆境、向かい風、立ちはだかった壁…ラブライブ!サンシャイン!!が、Aqoursが進んできた道は綺麗に舗装されたものではなく、先人との比較を始め風当たりが強い中を走ってきた印象が強いです。それでも、このライブの、この瞬間のAqoursを照らした光と音楽は彼女たちが進んできた軌跡の「祝福」に他ならないと思いました。

 

  Day1連番のKはこの日がライブ初参戦でしたが、この後Aqours中心にラ!関連のライブに行きまくるオタクに変貌してました。(6thも全通したそう) えらい

 

  年が明けて劇場版公開 仕事休んで新宿ピカデリーで見たと思います。

  黒澤ダイヤさんが死ぬほど可愛かった。終盤にキセキヒカルが流れた瞬間左右の座席掴んで着陸体制取ってた。オタクと2人で「いい映画だったな……」としみじみ語った思いであり

 

4.ラブライブ!フェスまでの話

 5thライブも現地当選して行きましたがライブ偏差値が今より低かったのであまり記憶がありません。スリワンとBelieve Againで創志学園時代の西純矢並みのガッツポーズした記憶はある。

 

 正直このあたりの時期は熱が少し冷めてきたというか「見たい景色はもう見れたな」という気持ちが少しありました。あとはメインで追っていたコンテンツ(ミリオンライブ)だったり、展開が活発になってきた虹ヶ咲を応援してたのも影響してたかなと思います。

 

 ただこの時期唯一といっていいほど心待ちにしてたイベントが「ラブライブ!フェス」です。μ’sAqoursSaint snow、虹ヶ咲が同じステージで勢ぞろいする一大イベントでしたが、恐らく大方のオタクの目的は「μ’sの復活」でしょう。

 

 かたや私の興味は「Aqoursμ’s相手にどう立ち回ってくれるか」のほぼ一点でした。かつてあったμ’sとそのオタクに対する敵愾心はほぼ消えてはいましたが、μ’sの輝きを目指して活動を始め、自分たちだけの輝きの形を手にした「現役最強」のAqoursが、ついにμ’sと同じ舞台に立つことの意義と、その力を証明するときは今だぞという気持ちでライブを見ていました。ちなみにDay1は夜勤のため参加できず、Day2は夜勤明けのフラフラの状態でLVに行きました。

 

 トリのAqoursパート一曲目、選ばれたのは「届かない星だとしても」。

 曲自体の立ち位置で言えば1stシングルのB面の曲です。幕開けという観点だけで見たら始まりの曲である「君のこころは輝いてるかい?」やアニメOPで始めるのが模範的な回答なのかもしれません。

 

 ではなぜこの曲がこの場で歌われる意味があったのか?私的にはスクフェスでのこの曲のジャケットが答えを握っていると思います。

 

 「届かない」「だとしても」は9色で分かれていますが、この色はおそらくμ’sのメンバーのパーソナルカラーなんですよね。

 そのうえで「届かない星」、憧れて焦がれて後を追いかけ、自分たちだけの輝きを掴み取ったことでやっと届いた存在から、トリのバトンを受け取り、気迫を込めた表情で歌うAqours。のちのディレイビューイングで確認しましたが、Day1がフェスの盛り上げる意志が強いものだとしたら、Day2は「Aqoursがここまで来た矜持」を示すものだったと思います。

 

 昔ほどの熱量はもうないけど細々とライブには行くのかな、と思った数か月後、例の疫病でAqoursを取り巻く環境も大きく変わりました。

 

5.二度のライブ中止

 この辺の時期の話を深く思い出そうとするとまあまあ重くなるのであっさりと行きましょう。

 2020年3月以降、予定されたライブイベントがほぼすべて中止になりました。

 6thドームツアーを予定していたAqoursももちろん例外ではなく、序盤の公演は無観客開催となり、8月にライブの中止が発表されました。

 

 この頃は(慣れるべきではないのでしょうが)ライブの延期・中止に心が慣れきってしまっており、正直(ああ、またか…)という心境で流していました。無観客配信ライブも購入し見てはいましたが、正直熱が溜まるまでには至りませんでした。

 もちろんパフォーマンスに不満があるわけではなく、現場で感じる熱量だったり空気感でライブの満足度を図るタイプの現場至上主義者なのがいけないのだと思います。

 

 2021年に入り情勢が多少安定する中、静岡県掛川市で初の屋外ライブとして開催される予定のライブがありました。

 ぶっちゃけ虹ヶ咲がライブできてるし行けるだろうと。屋外ライブは普通に楽しみだったので行くぞと。チケも宿もオタク輸送バスも勢いで取って5月を待ちました。

 

 結果は感染拡大防止のため中止。しかも開催1週間前ぐらいのタイミングで。

 正直この時はかなり精神的に参りました。

 

 ライブができない期間のAqoursのコメントや、このライブで歌われるために作られた楽曲からも久々の有観客ライブへの思いは耳にしていたので、ほぼ気持ちが離れかけていた身からしても(なんでこのグループはこんなに報われないんだ・・・。)と嘆きたくなる気持ちでした。

 

6.再燃

 時期が巡って2021年9月終盤、虹ヶ咲からラ!沼に落ちスパスタで絶賛発狂中のオタク(M)から「サンシャイン!!同時視聴やらない?」との誘いがありました。

 この時は「新たな狢が飛び込んできましたわ^^」という心境で二つ返事で了解し、視聴を開始しました。

 しかし、数話見て私の中にある心境が生まれました。

 ラブライブ!サンシャイン!!って作品、超面白くないか・・・?」

 

 当たり前ですがこの作品はちゃんと全話見て映画も見てるはずなんですよ。んでアニメ再現のライブも見てるからどこでどんな会話が生まれて、どんな曲が歌われるかもほぼ覚えているわけです。

 

 ただ見た時期からの期間が空いたことによって逆に新鮮味が出たことと、先の展開を知っているからこそ前段のちょっとしたやり取りが後半の展開に生きていたことに気付いたこと、何より多少力業でも「これがサンシャイン!!のストーリーだ」という青臭さと真っ直ぐさの光る物語に自分でもびっくりするくらい感動してました。2期11話はオタクに言ってないけどボロボロ泣いてた。

 

 

 2期まで視聴し終わったときには「俺自分が思っていたよりAqours好きだったのかも知れねえな・・・。」という気持ちになってました。またAqoursを見に行きたい、サンシャイン!!のストーリーが繋がっていくのを見たい、そんな衝動が生まれ始めました。

 渡りに船が如く翌日(9/25-26)にはGuilty Kissの2ndライブが開催されるとのことで配信チケを購入。このライブが恐ろしく良かったので返す刀で CYaRon!のライブに申込み当選。5th以来、約2年半ぶりのAqours関係の現地ライブでした。

 

 ライブね、うん。すっげえええええ楽しかった。

 これまでクッソ好きなのに毎回タイミング悪く聞けなかった「ハミングフレンド」を聞けたのがまず大加点ポイントですが、ライブ全体通して「楽しい」という感情をいかに爆発させられるかに注力したライブだったと思います。

 

 

 

 ラストMC伊波さんのMCも凄く格好良かった。

CYaRon!でもいい、Guilty Kissでもいい、AZALEAでもいい。またAqoursに逢いに来てください!!

 

 このライブの数日後、アルバム先行で申し込んでいた「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! ~DREAMY CONCERT 2021~」の当選メールが届きました。

 自分でもきれいすぎるリハビリの流れすぎて引くレベルですが、すべての歯車が嚙み合っていくような、そんな感覚でした。

 

7.ドリコンから6thツアーら辺の話

 2021年、Aqours最初にして最後の有観客ライブ。ライブをできていなかったコンテンツの再開一発目のライブはオタクも独特の緊張感をもって迎えている、というのが感覚的にわかりますが、ドリコンの開演前はそれが如実に表れていたと思います。

 

 ライブの感想ですが、Aqoursが戻ってきた。」という一言に尽きると思います。

 各人のポテンシャルに裏打ちされたパフォーマンスの高さ、「そこにキャラクターがいる」と認識させる表現力の高さ、そして一転時に砕けたMC・・・。

 昔からこんなAqoursが好きだったし、今でも好きなんだな、と確信に変わりました。

 

 CYaRon!の「近未来ハッピーエンド」〆の「楽しい気持ちのまま帰らせる」セトリがすきなので、当然「Future flight」〆もぶち上りました。

 「想像を超えた何か 待ち受けろfuture sky!!」

 まだ、まだ歩みを止めず先へ進んでやるぞという何年経っても変わらないある種の無謀さと傲慢さがAqoursの素晴らしい所だと思っているので、最後にこのメッセージをぶつけてくるライブは本当に好きです。

 

 年が明けて2022年2月。なぜか身体は踊り出して愛知県にいました。

 バンテリンドームから始まる6thツアー、名古屋駅でオタク(前述のK)カーに飛び乗り球場に着弾。

 思えばAqoursを見に遠征したのは今回初でした。

 

 

 席はアリーナのセンステ真横4列。(これ真ん前にメンバー来るやつじゃん・・・)と少しビビってた。

 センステから花道広がって披露された「Aqours Pirates Desire」から「Daydream Warrior」のバキバキ感、特に前者の「奪い取られたなら奪い返してやる」と言わんばかりの貪欲さ、会場ごと飲み込もうとするパフォーマンスは壮観でした。

 

 

 これ絵画?

 

 このライブのMVG(Most Valuable Gakkyoku)はMIRAI TICKETと答えます。

 

 完全にここからは全く裏取りをしていない妄想純度100%で語りますが、ライブの中盤に「WATER BLUE NEW WORLD」、幕間を挟んで「青空Jumping Heart」とくると、勘のいい方は2期のラブライブ決勝を勝利したAqoursと重なるものがあると思うんです。

 

 そしてセンステに9人が集まっての「涙×」、2番まで目線を合わさず9人が別の方向を向って歌っていたものが、最後の最後に高海千歌さんを中心に目線を合わせて合図を交わしていくの、2期決勝前の「勝ちたい?」の問いかけのシーンと重なって見えまして、そこから一度は愛知の地で夢にあと一歩届かなかった曲であるところの「MIRAI TICKET」を歌うことによって、このミラチケは「サンシャイン!!」2期からさらに時と歩みを進めたAqoursが歌うミラチケだと解釈できる気がしていて、頭の中でこの解釈に辿り着いた瞬間私は文字通り動けなくなりました。ただ口と目を見開いてステージを直視することしかできないオタクの完成です。

 余談ですがこの解釈をオタクカーに戻って数分後KとKの連番者に早口でしゃべったところ「そこまで意識してセトリ組んでないだろ」と一蹴されました。

うるせえ俺がそう感じたならそれは一つの解釈じゃ 

冷静に考えると1時間退場が遅れた上に早口で独自解釈垂れ流すオタク迷惑すぎるな

 

 楽しい思い出は多く残すに限るので、メットライフドームで行われたツアーのDay1も参加しました。

 <SUNNY STAGE>のタイトル宜しく久々の「太陽を追いかけろ!」が聞けたり、デイドリ→スリワンのツインバズーカを浴びたり、「HAPPY PARTY TRAIN」から「届かない星だとしても」という「もしかして2ndライブに迷い込んだ?」と錯覚するようなエンジン全開セトリで純粋に大満足でした。

 ソロ曲ゾーンでひっそりと一番好きな桜内の「PURE PHRASE」を不意打ちで聞くことができ、身体を左右に捩る等の気持ちの悪い動きで喜びを表現するなどしていました。

 

 翌日のDay2で決定した東京ドーム追加公演。発表をツイッターで見た瞬間、手帳の6/25-26の日程に予定を入れました。

 

 ツアーとは少し経路が異なりますが、バンナムフェス2ndの話もどうせなので書きたいと思います。

 コンテンツ雑食オタクなので言わずもがなこういうライブも大好物で、Aqoursに関しても当然要注目、オタクに曲を予習してから来てと喧伝してました。

 

 ただし出演者が黒澤姉妹(小宮さん、降幡さん)、渡辺(斉藤さん)、津島(小林さん)と限られる中で、どうセトリを組んでくるかの予想に頭を悩ませました。

 

 大方の予想はメンバ揃ってるし夏だし夏曲デュオだろ、後は初見でもわかるようアニメ曲というものが大半でしたが、こちとら紆余曲折ありながらもAqoursをそこそこの年数見てきた者として、ツアーを順調にこなしてさらに東京ドームのライブを宣伝するであろう彼女らがそんな見え見えの手を打ってくるとはあまり思えなかったのです。

 

 そして私は「ライブ映えかつ場の空気を一気に変えられる出演メンバ関連曲」の観点で、下記4曲を予想に入れました。

 ・Aqours Pirates Desire

 ・Deep Resonance

 ・MY舞☆TONIGHT

 ・スリリング・ワンウェイ

 

 実際に披露された曲はこちら


 多動しすぎて息を切らしながら、私は5年間とんでもないグループを推してきたんだなと思うとともに、Aqoursというグループは信じるに十分に値するようなパフォーマンスと見せ方をしてくれるなと心底嬉しくなりました。

 

 もちろん9人揃って「Aqours」というグループが成り立つ、という意見に異論は唱えませんが、同時にあそこのステージに立つ4人のひとりひとりがAqoursの魂を背負い、Aqoursの一人として最大限のパワーを見せつける展開の格好良さたるや。

 

 因みにバンナムフェスで連番して一緒に盛り上がり、はじめてAqoursのライブを見たのち東京ドーム両日に参加した異常者いいオタクの記事を載せておきます。併せて読んでね。(無許可営業)

note.com

 

 1万1千字の序文の後ですが本題に戻ります。東京ドームで行われた<WINDY STAGE>のライブレポを始めていきます。

 

8.WINDY STAGE

 <Day0>

 前日。会社の健康診断が早めに終わったので「どうせなら東京ドーム行ってみるべ」の軽い気持ちで水道橋へ下りました。

 皆様御用達WINSがある道を進み、ドームへ向かう階段を登ると一列でAqoursののぼりが風にたなびいていました。

 

 

 ライブ前日とかって「本当に今日ライブあるのか?」と謎の疑問を持ったままの時も往々にしてありますが、この日はこの光景を見れただけで「ああ、本当に明日この場所に立つんだな」と気持ちも段々とエモーショナルなものに変わっていきました。

 

 <Day1>

 記録的な熱波が列島を襲う中、さすがにこの気候で外で長居は死に直結すると判断し開演一時間ほど前に現地着。

 

 聞きなじみのあるアキバレポーターによる開演前注意事項アナウンスのあと、WINDY STAGEのもう一つの主役である浦の星交響楽団が入場。万雷の拍手のあと、整列で一瞬の静寂。指揮者の加藤達也さんの礼と同時に再び割れんばかりの拍手。有名な漫画の台詞を借りるなら「楽しい音楽の時間」が始まるんだと得も言われぬ興奮を覚えました。

 

 興奮冷めやらぬ会場に響く「Main theme of Lovelive! Sunshine!!」と、それに合わせて流れ始めるメンバー紹介ムービー。演奏終盤にメインステージの暗転がはけ、遂にライブが開演します。

 

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 01.なんどだって約束!
 02.未体験HORIZON

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 個人的に考えでライブの1曲目は「ご挨拶」、ライブ2曲目は「チューニングかつエンジンの着火」であるのが望ましいと考えているオタクですが、その考えがバッチリ当てはまるような素晴らしいスタートだと思います。

 

 このWINDY STAGEの表題曲として書き上げられた「なんどだって約束」。新衣装に9分割の巨大スクリーン、そして生演奏とあまりにも強烈な演出で、たった1曲で「とんでもないライブが始まるな」と思わせるには十分でした。

 

 スクリーンに国木田花丸さんが映し出されると同時にどよめく会場。

 ついに単独ライブで「未体験HORIZON」が披露されました。

 

 新しくなれ! 動き出したミライ 

 またはじまるよ  準備できた?もうできてる!

 さあどこへ? 

 見渡してみなよ たぶん呼ばれてるから 

 セカイは広いってこと 知りたいんだ今は

 

 この曲もWINDY STAGEのために書かれた?ってくらい「今の」Aqoursの歩みにぴったりだと思いました。暗い蛹の時間を過ごし、陽の当たる時期に「羽化」して「蝶」となり大きく羽ばたく。ラスサビではステージから無数の黄色い蝶が風に乗って舞う演出やりすぎ。

 

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 12.Next SPARKLING!!
 13.i-n-g, I TRY!!

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 Day1、総合的に見てマジで素晴らしいライブだったんですけどかなり印象的だったのはこの二曲の流れですね。

 その前の「KOKORO Magic “A to Z」→「GEMSTONE “DE-A-I”」でボルテージがかなり上がった状態からネクスパ来た瞬間、(え・・・ライブ終わっちゃったけど・・・)と完全宇宙猫の顔つきになりました。劇場版の最後の曲やぞ?まだ中盤でしょ?何が起きた?と混乱しながらフェードアウトするアウトロまで聞き終えました。勿論ネクスパ超好きな曲なので不満があるわけではありませんが。

 

 中盤でこの曲が来た意味は次の「i-n-g, I TRY!!」が示してくれました。

 3年生3人が歌いだし、バックのスクリーンにはアニメ1期から劇場版に至るまでのシーンが映し出され、9人全員で歌うこの歌詞。

 いつか思い出に変わるの? 変えてない
 現在進行形だよ “ing”だよ
 なつかしいなんて 後にしようよ
 だからまだ走ろう 走れる? 走りたい
 現在進行形だね “ing”だね

 

 あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!(断末魔)

 

 アニメのストーリの先をAqoursが紡いでいくこと、時にキャスト自身のMCで「サンシャイン!!のストーリーを、Aqoursのストーリーを紡いでいけるのは自分たち」とおっしゃっていた言葉がここに繋がってきているのでは、と脳が理解し、この2曲の構成に心底驚嘆しました。このセトリ構成したやつ異常者だろ。

 また余談になりますが、この解釈を打ち上げで絶叫した後Day2でまたこの構成を浴びたときボロ泣きしてました。地産地消が過ぎる。

 

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 14.KU-RU-KU-RU Cruller!
 15.Deep Resonance

 16.心の羽よ君へ飛んでけ!
 17.Brightest Melody
 18.smile smile ship Start!

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 「起こそうキセキを!」とかいう最終決戦前の序曲を幕間に、Day1の終盤戦が始まりました。

 メインステージからエンドステージへ、アリーナ席の頭上を超えていきながら披露される「KU-RU-KU-RU Cruller!」。東京ドームでのライブはあまり見たことがないので適当なことを言いますが、(あの演出嵐のライブで見たことあるあるやつやわ・・・。)とポカーンとなってました。

 

 浦の星交響楽団の前までステージが移動し、静寂を切り裂くようにピアノの音色が響きます。「Deep Resonance」with浦の星交響楽団。何起き???????

 

 鳴り響くストリングス、主張の激しいギター、そして何よりセンター津島善子を中心にギアを上げてきた歌唱とダンス。Aqours「怒り」「闘争本能」「決意」すべてをここにぶつけ、拳を振り上げ「付いてこれるもんなら付いてこい」とばかりに観客を煽る姿。最高のステージで最高の「ギラつき」を見せてくるグループ、異常すぎて好きでしかない。

 

 MCを挟み、「皆さんの心に届くように歌います」の言葉と共に歌われる「心の羽よ君へ飛んでけ!」。歌われるはずだったステージ、再会を果たせなかった思い出が過り、個人的にこれまであまりちゃんと聞けなかった1曲。メインステージへ戻る途中のAqoursの周りの明るさを落とした照明がより観客席の9色のブレードの色を目立たせていました。最後の「空と海の 境界の夜明け」で朝焼けが差し込むように照明が眩しく、明るくなり、9人とステージを照らす景色を涙なしで見ることは出来ませんでした。

 

 ドームの中心に戻ってきた中で聞こえてくる

 「Ah! どこへ行っても忘れないよ Brightest Melody」

 

 

 終わった。もう終わった。何もかも終わった。情緒が完全に死にました。

 本当にこのライブに来れて良かった。この一言に尽きます。

 

 余韻でぐちゃぐちゃになる中聞こえてきた「smile smile ship Start!」。

 もうすでに次の船出へと時が進んでるんですよね。「希望と言う帆を揚げて」に合わせてオタクがブレードや拳をそれに突き上げるの好きすぎる。

 

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 EN1.君のこころは輝いてるかい?

 EN2.SUKI for you, DREAM for you!

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 アンコール1曲目、慣れ親しんだイントロ。Aqoursの文字通り最初の1曲目の君ここです。身体がフリを覚えてんだわ。2サビ終わりの間奏跳びポで宙に浮かんだ時の景色マジで綺麗でした。

 このライブは「目標」であれど「終着」ではなく次の場所への「出発点」

 そんな思いを感じるのに十分すぎる1曲でした。

 

 MCの挨拶を挟み、フィナーレを飾るのは「SUKI for you, DREAM for you!」

 6thツアーの〆曲として確立された曲ですが、同時に「Aqoursぬまづフェスティバルinよみうりランド」というイベントのテーマ曲でもあります。

 

 このイベント語りだすと長くなりそうだし、詳細かつ鮮明に記録したイベレポは多いので語りは割愛しますが、オタクに送り付けたLINEと当日残したツイートで私のイベント感想とさせていただきます。

 

 そんなクソデカバフが付いた中で最後に聞くスキドリ、最高でないはずがあるでしょうか。ステージ上のAqoursからも、客席にいる私たちからも互いに「好き」の感情を伝えあう・伝え合える場所、それこそがこの6thライブで作りたかったもの、見たかったものなのかなって思います。

 

 <Day2>

 え、このライブDay2もあるんですか???Day1であれだけ満足したのに???

 WINSでタイトルホルダー君の勝利を見届け5時前にドームへ入場。

 Day1は3rd高海千歌さんユニでしたが、Day2は侍ジャパン坂本勇人ユニで行きました。神のようなライブには神のユニを着ていかないと不敬ですからね。

 

 Day1より少し本塁側、前目の席で視界がとてもクリア、しかもオーケストラに近い席。「そりゃこの席普通の試合でも7千円くらいするわ」とよくわからない感動を覚えながら開演を待ちました。

 

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 03.Future flight
 04.ハミングフレンド(1&2年生 Ver.)

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 個人的Day2のひとつのハイライトはここです。

 スクリーンに「Future flight」の文字列見た瞬間頭抱えた。ドリコンの時に語ったくらい好きな曲であることは勿論、セトリの中でDay1の「DREAMY COLOR」とこの曲が双璧を成していることが分かって嬉しかった。

 

 そしてハミングフレンド、ハミングフレンドですよ。初期Aqoursで一番好きと言っても過言でない曲、こんなデカい規模のライブで聞いていいんですか????しかも完全初出しのイラストまで添えて。イントロで声にならない悲鳴上げてしゃがみ込みました。

 

 「届かない星だとしても」等の楽曲にも通じるところがあると思いますが、Aqoursの曲ってこの頃から「悩むこと」「不安になること」を肯定していて、「一人で考えなくていい、一緒に悩もう」と手を差し伸べてくれるのがマジで好きです。

 

 それでこの映像とこの曲から察するに、恐らくこの映像の中では3年生はすでに卒業していて、1年生と2年生が浦の星を去り、6人でのAqoursを再スタートした風景だと思うんですよ。てかネクスパ衣装作成シーン挟まってたから多分そう。で前述の文脈を踏まえたうえでこの6人がこの曲を歌う意味ですよ。このセトリ考えた人Aqours博士か?

 

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 17.キセキヒカル
 18.想いよひとつになれ

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 前日に続きwith浦の星交響楽団の最終楽章。4thの生オケから年月を経て再び東京ドームに帰ってきた「キセキヒカル」

 

 4thをその目で見た人、4th以降にAqoursを知りこの光景を夢見た人、つい最近Aqoursを知り、この楽曲の成り立ちを知った人、このライブに集う人たち一人一人に物語がありますが、「東京ドームで生オケでキセキヒカルを聞きたい」と願った人はやはり多かったんじゃないかと思います。その思いの結実がこの一瞬だとしたら、それ以上に素晴らしい瞬間はないんじゃなかろうかと思います。

 

 そしてオーケストラ演奏投票のもう一曲、想いよひとつになれ

 

 いつかの真夏のステージで高海千歌さんと伊波杏樹さんが「この9人でしか絶対に歌えない大切な歌、Aqoursにとってかけがえのないストーリーの詰まった歌」と表現した1曲。ラブライブ!サンシャイン!!」にもAqoursにとっても無くてはならない1曲。ステージで最高のパフォーマンスを見せる9人と、浦の星交響楽団の「この瞬間のために」とばかりの力強い演奏が見事にひとつとなっていました。

 

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 ダブルアンコール:なんどだって約束!

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 前日同様スキドリを歌い終え、メンバーが捌けても鳴りやまない拍手。交響楽団が一足早く配置についた辺りでこれから起こることに準備が整ってはいましたが、ステージに9人が再度出てきた瞬間はやはり嬉しかったですね。。。

 

 ダブルアンコールはこの日2回目の「なんどだって約束!」。ライブ開幕と最後の曲が同じ曲なの、その曲に込めた思いの発露の場であるから凄く好きです。

 曲最後の一人一人のパートの心からの絶叫、「歌う」ことではなく「言葉を伝える」ことに最大の焦点を当てていて本当に良かった。

 またここで未来の約束ができること、本当に嬉しく思います。

 

9.あとがき

 かれこれAqoursのことを計7年ほど応援しているらしいですが、いつのAqoursが一番好きか?と聞かれることがあったら「今のAqoursって答えると思います。

 

 年々クオリティを上げていくパフォーマンスが見られるからとか、直近で素晴らしいライブが見られたからだろとか、勿論その要素も含んでるからだと思うんですけど、出演者も制作陣も含め、Aqoursを支えるすべての人が「ラブライブ!サンシャイン!!」も「Aqours」自体も愛し続け、今この瞬間に全力を注ぐ…。その姿に尊敬と感謝の念が合わさり、「やっぱりAqoursって凄いわ」と改めて実感しました。

 

 ここからはくだらない自分語りですが、コンテンツを長く見てきたオタクが一概に偉い!というわけではなく、ほかの「Aqoursに向き合い続けた、一度離れたけどしっかりと姿勢を正して向き合い直した、ここ数年でAqoursを知り、支えてきた」オタクと比べ、私のAqoursへの向き合い方は自戒を込めて言うと決して誇れるものではないと思ってます。端的に言えば、作品の理解を深めないままライブに行って満足しているようなオタクになり果ててはいなかったか、と。(これはあくまで個人的な感情ですが)

 

 ただ、昨年の9月からの9か月間、拙い熱のまま自分の手の及ぶ範囲で「サンシャイン!!」の歩みをなぞり、「今の」Aqoursが進む航路を追いかけながら進んだ9か月間は、Aqoursのオタクになって過ごした時間の中で正直一番楽しかったです。

 タイトルに「好き」が「戻ってきた」と書きましたが、本質的には「好き」が「進んだ」状態なのかな、と思います。

 

 これにて私のAqours振り返り及びライブレポを終了とさせていただきたいと思います。長文散文をお読みいただきありがとうございました。それでは、それでは。