ナガノアニエラフェスタ2024感想

お久しぶりです。気色の悪いオタクです。

 

先日9/21(土)-22(日)に『ナガノアニエラフェスタ2024』Day1,Day2に参加してきましたのでいつも通り感想ブログです。

サムネ用

 

今回のフェスの出来事について知っている人がほとんどだと思いますし、最早私もニュース記事を貼ることすらまあまあ腹立たしいのもありますが、Day2に起きた傷害事件の影響で公演休止ののち中止となりました。

アニメ音楽フェス『ナガノアニエラフェスタ2024 DAY2』公演中止 来場者同士のトラブルが原因 (オリコン) - Yahoo!ニュース

事件に遭われた方の一刻も早い回復をお祈りしています。

 

勿論事態が事態ですし、当時の状況からしてこの決定は予想出来ていましたし致し方なし、不完全燃焼感と悔しさと一人のクソボケ野郎への憤りは多分にありましたが受け入れる以外に選択肢はないものでしょう。

 

ただひとつ本当に避けなくてはいけないことは、「ナガノアニエラフェスタ」というイベントがあの凶行ひとつのイメージで固められてしまうことだと思うので、今回のイベントの参加者のオタク風情のひとりとしてDay1とDay2の途中までの感想を書き連ねていきたいと思います。ぶっちゃけたかがオタクにできることなんてそれくらいだしね。

 

 

■1日目

・朝8時前に東京駅近くでオタクカー乗車。Day1のみの参加者含め7人で大連番を組む。

丸の内北口with中須

・連休おっぱじめによる事故とか渋滞とかがありながらも開演5分後くらいで駒場公園到着。TEMPESTステージ初手TRUEに間に合う。「Divine Spell」で無事多動。

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■一部/全部含め参加したテーブルごとに雑感想+α

DAY1タイムテーブル

 

●12:40~ 斉藤朱夏

シュカサイトウさん個人のステージに限れば2年前の京プレ以来久しぶりにステージ見たけどまあ楽しかった(こなみ)

 

「ゼンシンゼンレイ」とか「セカイノハテ」とかちゃんとライブでも聞いたことあって思い入れのある曲で跳躍と絶叫初めができて完全にフェスに対するチューニングが合った。

情勢もあってライブ中に叫ぶことができない時期にライブに行っていたから、コール部で海老反りしながら絶叫できるすら新鮮で楽しさもひとしお。


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ナガノアニエラフェスタというイベント自体の楽しさは後述しますが、この場に立つアーティストや演者が思い思いにセトリを組んでそこそこの曲を披露し、そのアーティストをよく知る人も知らん人も混ざり合い、その場で鳴らされる音に合わせて思い思いに楽しむことで醸成される空間が大好きなので、個人的にそこそこ思い入れのある人がこの場で楽しそうにパフォーマンスをしてオタクがアホみたいに跳びまくる風景がありえんくらい大好きです。

 

●~13:50 休憩

・去年あまり食えなかったフェス飯を食う。酒を合法的に飲みながら楽しめるオタクライブがあるらしいね。

山賊焼きとクラフトビールうまし

・こむぎ狂いになってる謎の旧知のオタクやFFの良からぬオタクと邂逅。ちゃんとレスもらえたらしい。

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●13:50~ 井口裕香

写真集が前方で掲げられてるのはもう様式美だと思う。

Shining Star-☆-LOVE Letter」でとあるのオタクが到達してた。エンデュミオンって何年前?


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「Grow Slowly」イントロで後方や芝生エリアからオタクが大ダッシュしてくるの大好き

「みんなこれ聞きたかったんだろー!?」←そうだが????

野外でこれ聞くの普通にめちゃくちゃ良いな…。となりながら大サビ跳びポに完璧に合わせる。


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欲を言えばリトルチャームファングとか会場が山だしヤマノススメ曲聞きたかったけどそれはまあ。

 

●14:30~ プリキュアシンガーズ

アポロベイの久保田智之吉武千颯さんには足を向けて寝られないし、翌日の品川リステには行けないことが確定していたのでせめてもの仁義を果たすため前述のこむぎ狂い含め徒党を組む。

 

わんぷりは何故かほぼほぼ全部見ているためわんぷりOPが来たら全力を出すことを決めていた。


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1曲目で来た。感謝を込めたサビ全マサイしたら流石にふくらはぎと膝ぶっ壊れた。

こんなアホな楽しみ方はきっと他披露の場ではできないだろうし多分行かないと思うのでご愛敬とさせてほしい。

 

ステージ3列目くらいまで紛れ込んでステージ見てたけど吉武さん表情も動きのキレも歌声も安定感もバケモンです。

#バカ

 

※参考(03:16~,03:21~)


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ライブレボルト待機のため一曲で切り上げたけどそのあともアホみたいなセトリ組んでてワロタ。劇場版曲めちゃくちゃ良いらしいのが気になる。

 

●15:10~ ライブレボルト

気付いたらステージサイド最前スピーカー前にいた。なぜ?

 

去年のアニエラでのレボルトは名実ともにコンテンツの「再起」の時だったから演者も思い入れのあるオタクたちの目が軒並みバッキバキで凄かったけど、今年は比較的全力で楽しむぞ~~みたいな空気感でそれはそれでよかったと思う。オタクの熱量があるコンテンツはなるべく先があった方がいい。

 

カバー曲のデイズってなんだ・・・?と思ったら知ってるDazeだった。メカクシティアクターズの内容はほぼ覚えていません。


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ラスト革命の唄、やっぱこれだね。オタクが汗まみれになりながらチンパンクラップを打ち鳴らし家虎が完璧に揃うライブ、本当に素晴らしい。


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●15:40~ 温泉むすめ ゆのはな選抜

南早紀さんのお顔が良い。

 

直前のライブレボルトからの温泉むすめ、こっちのステージに来る客層を十分に理解している感じがしてニコニコしちゃった。

 

「未来イマジネーション」とか「咲かせよ沸かせよバンバンBURN!」とか「この曲知ってる~~~~」みたいな曲の連打でほぼミリしらなのに楽しんでた。


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水分補給も兼ねて(※兼ねてない)買ってたよなよなエールをぐびぐび飲みながら見れるライブ、神。

 

会場一帯(最後青春サイダーやろなぁ)の空気感の中、予想通り来る青春サイダー。


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2サビでサイダー缶を配布する競演NGオタクやサビでタオルどころかその場で大回転を始めるオタクが大量発生していて良かった。健全なバカが大多数を占めるライブっていいよね。

 

●16:20~ 奥井雅美

去年のDay1(途中雨天中止)のシクレ枠。

今年のアニエラの本当に素晴らしいところは昨年Day1で天候の関係で舞台に立てなかったアーティストに真っ先にオファーを掛けて全員再招集に成功したところだと思います。

 

「輪舞-revolution」イントロのオタクダッシュで爆笑したしスタッフの「走らないでください!!」に反応してちゃんとスピード落として競歩状態になるオタクも好き。


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「あの日の午後」と「shuffle」で同行オタクが青眼の白龍カードを掲げて「到達」してて爆笑してた。

聖なるバリアミラーフォースのクソデカタオルをステージに掲げるオタクもいて余計に笑った。オタクがライブ中に報われる光景が好き。


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「アニメや漫画、ゲームを愛してくれてありがとうございます。その気持ちを大人になっても幾つになっても忘れないでください」(うろ覚え)という旨の発言、ここにいるオタクの原風景ともいえる作品の曲を歌ってきた人が言うから刺さり方が違うよなという感じ。

 

●17:20~ サンドリオン

久々に小峯さんを見たかったこともあり序盤の2-3曲のみ参加。もう少し残ればLINE LOOPも聞けたのかと思うとやや悔しい。

 

予習の段階で好きなサウンドをしていた「Go!Action」で無事多動。


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●17:50~ 岸田教団&THE明星ロケッツ

Day1の個人的最大目当て。

17:35くらいにリハやってるから移動すべ~とヘラヘラしてたら「明星ロケット」が聞こえてきて発狂。本番でやりなさい。


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身内のオタクもぞろぞろと集合したタイミングで本番スタート。

「もっと前のスペースに来い」のアナウンスに応えステージ5列目あたりまで滑り込む。

「天境のアルデラミン」でキモ多動開始し「暁のカレイドブラッド」でオタクとどつき合う。

「nameless story」ら辺は使ってはいけない体力を使いながら跳んでた。


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「気が狂って東方Vocalぶちかましてくれないか?」と思う反面、アニタイだけでステージ前に集まった汗だくのオタクをボコボコにするの爽快だったし、身内オタクが口々に「やべぇ…岸田やべぇ…」と感嘆の声をあげるのが嬉しかった。

 

そして公式も匂わせまくってたライブレボルト(dubstar)とのコラボ。

去年やる予定だったし絶対リベンジしてくるだろ!wと予想してました。やったぜ。

 

Relive

Relive

  • dubstar
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

余計な御託を抜きに掻き鳴らされる音に従って四肢を動かす感覚、ライブの場でしか体感できないもの。

 

MCやら何やらで時間を使いに使った結果、舞台袖の運営スタッフが無言で(巻きで!巻きで!!)と合図するのを爆笑して見守りながら最後の曲。

 

野外ライブ〆曲星空ロジック、もうこれだけでええ。

 

全身の疲労感と水分枯渇でフラフラになりながら、それに比例するかそれ以上の大満足感をもってDay1が終わりました。

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そのあとはオタクカーで送ってもらって宿に転がり込み、すきっ腹に飯を流し込んだり地酒を呑んだりしてから気絶しました。

板人間

旅館の地酒(飲み放題)



■2日目

・朝から筋肉痛でボロボロでしたが、前日ちゃんと湯船につかって身体ほぐしたことでギリギリ戦える体調で起床。

 

白坂小梅線で北中込駅到着。早朝(でもない)の悪天候がどこへやら、会場に近づくにつれ見上げれば青と入道雲。体感クソ暑いし普通に夏やんけ。

ピンボケ長谷川

・入場し拠点を作ってからオタクとフェス飯とビールへ。写真撮り忘れましたがカレー超旨かった。

 

■一部/全部含め参加したテーブルごとに雑感想+α

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●12:25~ 相良茉優

某お台場コンテンツにて沢山お世話になっているので、アーティスト名義での楽曲やステージは完全にお初でしたが参加し、厚かましくステージ下手側の最前2列目を確保する。

 

「星空ワンダー」と「エソラシング」普通にいいねぇ~の顔つきしてた。

アホみたいに跳びながら指差ししてたらクソデカレスが飛んできて笑ってしまった。


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単独参加は要検討とさせてください。

あと星空ワンダーの楽曲Tシャツちょっとほしい。

 

●12:50~ DIALOGUE+

●13:20~ i☆Ris

感謝の相良物販金落とし列が予想以上に長く、両グループとも物販列で聞いていました。

後の出来事を考えたらTEMPESTステージに足止めされてたから何も巻き込まれずに済んだんだろうな…。と思ったりします。

 

DIALOGUE+さんについては宗教上の理由で生でステージを拝んだことは過去ありませんでしたが、「DIALOGUE+1」あたりの時期の曲は好きな曲が多いので「おもいでしりとり」とかシンプルに聞けて嬉しかったです。


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カスみたいな擦り方をしていたので申し訳なさも1mmだけあり

 

「このイントロなんか聞いたことある!!」と反応したのシュガーロケットだった。

オタクが思い思いに射出してるのを後ろから眺めるのやっぱり楽しいね。

いにしえ曲しか好きじゃなくてすまん。


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あの8人(この日は7人でしたが)の印象が2年前で止まっていましたが、このデカいステージでも堂々とパフォーマンスを行い、傍目から見ても十分な一体感を作り出している様子を見ると、私が見て来なかったところで頑張ってんだなぁ…とちょっと感傷的な気持ちになりました。「イカロスのプライド連れて」か…。

 

そのまま次のi☆Risも物販列から鑑賞。

当たり前だけどi☆Risってやっぱり凄いですね。どアンセムのRealizeやドリームパレードもそうですが一番印象的だったのは1曲目の「ありえんほどフィーバー」でした。


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舞台袖から出て1分足らずで会場の熱気を100%以上に高めて、一瞬でステージを支配するような感覚ってあまり普通のライブで得られるものではないと思うんですが、それをパッと見いとも簡単にやってしまうのがこの人たちなのかなと思いました。ステージ上の演者の重心愛好家としては若井友希さんの重心の低さが好きです。

 

ドリームパレード終わったくらいのタイミングで物販の用事が終わり、給水しながらオタク陣地に戻ると同行者よりステージ間の通路が通行規制されている旨の話を聞きました。

 

最初は「ステージ間の移動者が多くて捌ききれなくなったんか?」と思いましたが周りから聞こえてくる話がだいぶきな臭い。

「人が刺されたらしい」とか「なんか警察や救急車来てるっぽい」とか普通なら「そんなわけあるか」となるところですがどれもあながち嘘でもないらしい。(というか大体本当だった)

i☆Risさんのステージが終わったタイミング(14時ごろ)で運営スタッフより「TEMPESTステージの進行を一旦送らせていただきます」アナウンスが入りステージが中断。

その後約1時間後の15時頃、運営より正式に公演中止がアナウンスされ、会場を後にしました。

夢のあと

 

■あとがき

ということで尻切れトンボ感が否めないですが『ナガノアニエラフェスタ2024』の感想ブログ本編は以上です。

 

参加者の一人としてこのイベント楽しかったんだぞ!!ということを声を大にして伝えるためにまとまってすらいない感想を書いたわけですが悔しいですね!やっぱりね。

 

あくまで参加者風情の勝手なことを言わせてもらえば、「アレ」さえなければ見れたであろうシャニのステージもangelaもRASもFLOWも全部見たかったし、酒も飯もまだ腹に入れたかったし、Day1以上に歩行困難になりながら汗まみれのオタクと肩組み合って「今年もアニエラ楽しかった~!!」と絶叫するはずだったんですよ。なぁ、さっさと返してくれよ。

 

そして去年はじめてこのイベントに参加したばかりで歴が浅いのはそうですが、アニエラの運営スタッフ・ボランティアの方々や出店の方も本当にこのイベントが大好きなのが伝わってくるし、オタクをステージに誘導しながらステージの音に合わせて思わず身体を揺らすスタッフや、ステージ最前が空いているからとヴァルハラへオタクを招き入れる関係者など、イベントを作り上げる側の人たちの「イベントを楽しんでもらいたい」という心遣いが何度も見えて、こんな居心地のいいフェスってなかなか無いよなと思った次第です。

 

イベント前々日にイベントプロデューサーのコバヤシ氏のインタビュー記事が掲載されていましたが、前述の昨年ステージに立てなかったアーティストへのオファーについて話をはじめとした作り手側の本気の姿勢を見て、より一層モチベーションを高めて当日を迎えていました。

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会場のセキュリティ云々の話とか今後の他イベントへの影響とかはそういうことを語るのが好きな方たちが語っていればいいと思うので私は特に触れません。

 

現在の状況では無責任に「来年もイベントを開催してほしいです!」とは言えないのは百も承知ですが、たとえ何年先になったとしても、またこの場所に来たい、このイベントに参加したいというのが本音です。

状況が落ち着いてオタク風情でなんかできることが増えたら微力ながら応援させてほしいなと思います。

 

まとまりのない内容となりましたが以上です。それではでは。