【虹ヶ咲5thライブ感想】お台場から架けろ 夢の虹の橋

虫の音にも深まる秋を感じる季節となりました。

どうも、キモいオタクです。

 

去る9/10(土)-9/11(日)、および9/17(土)-9/18(日)に開催されたラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所」に参加しました。今回はそのレポという名のただの感想ブログです。

 

サムネ用

 

色々な縁や運が重なった結果9/10の<Colorful Dreams! Colorful Smiles!公演>Day1と、9/17-9/18の<Next TOKIMEKI公演>Day1・Day2両日現地参戦できました。感謝。

 

<Colorful Dreams! Colorful Smiles!公演>Day1 

※一部<Next TOKIMEKI公演>の感想を混合させています。

 

4thライブのDay1で連番したHさんと通算3度目の連番でした。

互いに「アレ」からの療養期間明け初ライブだったので「体力戻っとらん!w」と笑いながら入場。

 

zukkoyo.hatenablog.com

 

チケットにある座席はアリーナSブロック1列目。

会場内の座席案内を見ると、ステージ中央先頭から2つ目のブロックとあったので「最前ブロックじゃないけど1列目だし前から10列目前後、勝ち!w」と笑いながら入りましたがなんか様子がおかしい。

 

(想定されるSブロック、想定かなり前目の席じゃない・・・?)

(この辺でまだSブロック10列目・・・ってことは・・・)

 

えー、Sブロック1列目、アリーナ最前から数えて2列目のドセンです。本当にありがとうございました。

 

 

冷静でいられるわけがないだろ。
4thで当てた席も花道真ん前で即杉本裕太郎が出てきましたが、流石にレベルが違う。Hさんには感謝感謝です。

 

開演前の高咲侑さんのアナウンスに続いて、流れ始める「未来ハーモニー」。

会場の広さも相まってですが、拍手や曲の響き方が身体にびりびりと来る感触があり、徐々にライブへの緊張と期待が高まっていく感覚がありました。

 

▼セットリスト振り返り

01.Colorful Dreams! Colorful Smiles! 

やっぱこれだね。アニメOPで始まるライブは往々にして良いライブと古事記にも書いてあります。

曲が楽しい。衣装が良い。演者が近い。この瞬間だけ左右12個眼球を付けてほしい。

ラスサビの溜めて溜めての「いえーーーい!」、予習段階で身体に叩き込むくらい聞いてタイミング取ってたので初日から発動出来て本当に良かった。

 

02.Eutopia / 鐘 嵐珠(CV.法元明菜)

アニメ映像を幕間にして現実のステージが始まる構成、アニメを背負ったライブの本懐みたいなところある。

アニメサントラ(「露一手给你们看看」)に合わせて鳴らされるクラップ。暗転したステージの中心に登場した鐘 嵐珠。始まるEutopiaのイントロ。会場全体が固唾をのんで見守るような、言いようのない緊張感がありました。

 

Day1の法元さんのパフォーマンスはいろいろなオタクが語る様に緊張していたと思います。これは単なる持論でしかないのですが、そもそも「鐘 嵐珠」のステージは我々が「大丈夫かな」と心配な気持ちで見守るものではなく、ただひたすらに会場を、観客を「自分しか見えなくなるくらい」惹き込むものであってほしいと考えるオタクでして、その点ではこの公演では「まだ物足りないな」と感じる部分は正直ありました。

 

その感情が一気に払拭されたのはNT公演でしたね。明らかにパフォーマンスが進化していたと思いました。ダンスの切れや歌唱ももちろんですが、個人的に「鐘 嵐珠」のステージパフォーマンスのキモは「視線」にあると思ってまして、観客席を見据える挑戦的な視線や、自分自身の能力に裏打ちされた自信満々の目つきが見て取れて素晴らしかったです。Day2は座席の関係もありますが、彼女のステージをじっくり見たくてブレードは持たず着席していました。4公演もあると毎回違う楽しみ方・聞き方ができるから楽しい。

 

03.ENJOY IT! / QU4RTZ

端的に言うと推しユニットです。大好きなユニットのアニメ曲が本当に良くて~~~~~~。

衣装の再現もステージの背景も演者の出力も良てずっとニチャニチャしてました。

サビ前クラップのクラップが本当に楽しい。QU4RTZの曲の多幸感って本当に何なんでしょうね。ユニットライブも絶対行くわよ。

 

04.Eternal Light / DiverDiva

東京ガーデンステージでの戦い方を熟知しているユニット。

曲といいストーリといい曲名といい、なんかちょっとアメノウズメの神話っぽさがあるんですよね。暗闇から光が戻るように手を伸ばすところとか、歌と踊りで「次は君を楽しませる番」とエールを送ったりとか。知識が全然浅いので浅いことしか書けませんが。

宮下愛さん、ラップがバチクソに決まっててさすがに笑顔。

 

05.Infinity!Our wings!! / A・ZU・NA

これは腐ったユニット感ですが、A・ZU・NAってホテルの朝のバイキングで皿と盆一杯に取ったあとに追加でカレーを取りに行くようなわんぱくさがありませんか。

細かい楽曲の感想はオタクに任せますが、公演を重ねるごとに優木せつ菜役の楠木さんが笑顔で楽しそうに歌っているのを見てまあまあグッと来た。

 

06.EMOTION / 三船栞子(CV.小泉萌香)

この曲も公演を重ねれば重ねるほど表現の巧みさが見て取れて良かった。

1番からラスサビまで表情と歌い方が「諦観」「戸惑い」「決意」「解放」といったようにどんどん「大好きな気持ち」を前に前に進ませていくのが本当に好きで。

 

個人的に歌詞の好きポイントですが、サビの「臆病もバイバイする」の「バイバイ」の言い回しが好き。

ありがちな表現だったり聡明なイメージが強い三船栞子さんの面を書こうとするとここは「さよなら」だったりになるのかと思いますが、三船栞子さんが閉じ込めてしまっていた「スクールアイドルを夢見た自分自身」を解き放ってあげようとすると、この子供らしさを含んだ表現になるんじゃないかなと考えたりします。

 

NT公演Day2は左隣の見知らぬオタクとブレードを翡翠色に変えて腕組みしながらこの曲を通しで聞く謎のシンクロを起こしていました。これ!という曲で逆に地蔵になるオタクは好き。

 

07.TOKIMEKI Runners(TVアニメ挿入歌Ver.)

既存曲をイカれた使い方してくるコンテンツに弱い。

08.stars we chase / ミア・テイラー(CV.内田 秀)

本当に凄いものを見ると人間の脳の機能ってかなり麻痺してしまうらしいですけど、この曲とパフォーマンスってまさにそれなんですよね。ただただ見ていたい、魅せられていたいと思うステージってあるんだなと。

NT公演の裏で二期一気視聴していたオタクがこの曲でミアちに堕ちたらしいです。有明で待ってるからよ。

 

09.Love U my friends(TVアニメ挿入歌Ver.)

2期10話『かすみん☆ワンダーランド』。

NT公演Day1は「この流れもう見てるし余裕やろ~~」とヘラヘラしてたら何故かボロボロに泣いてた。ちなみに何故かは今でも分かりません。

 

MC挟んでアニメ1stライブメドレー 全曲書くとアレなので印象的なところをかいつまみます。

 

11.☆ワンダーランド☆/ 中須かすみ(CV.相良茉優)

いろんな「かわいい」も「かっこいい」も一緒にいられる、そんな場所が本当に作れるなら、

そこは絶対、世界で一番のワンダーランドです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

か゛す゛み゛ん゛部゛長゛(泣)

 

 

 

 

 

 

 

取り乱しました。

 

中須にとって「スクールアイドル同好会」は、なんとかして守り抜きたかったものであり、受け入れるものでも受け入れてもらったものでもあり、変わる景色はあれど「在り続ける」ことで「同」「好」きなものがある人を出「会」わせてくれるものでもあるんですよね。

 

それ故、同好会への愛情は人一倍強いし、2期10話のように(空回っていると思われがちですが)彼女自身が同好会のために行動していることは誰の目から見ても明らかでしたし、結果「同好会の部長は中須しかいない」と全会一致となったわけですよね。

 

で、この13人の同好会の全員が自分の大好きなことを表現できる景色こそあの女が作りたかった光景なんですよ。あのちんちくりんな女が自分の背丈くらいの大きな旗をどこからでも、誰からでも見えるように振ったり掲げたりするのを見るだけで涙腺が潤むのに、部長として成長した姿を見せながらこの曲を歌う光景が本当に頼もしくて。

中須かすみとかいう女が好きすぎてきらい。

 

18.翠いカナリア / 三船栞子(CV.小泉萌香)

翠ジンソーダのテーマではない。R3BIRTHファンミ行っていなかったので初回収です。

この衣装で披露されるカナリアを見るのはレアな体験になるのかも知れない。

 

19.オードリー / 桜坂しずく(CV.前田佳織里)

コートを脱がずに何がオードリーだ

1stライブのオードリーにぶっ刺さらなければここまで虹に入れ込むことは無かったと断言できますし、1stライブを彷彿とさせる表現でグッとくるものはありましたが、この曲はフルで真価を発揮するからフルで聞きてえ・・・。(欲張り)

 

21.開花宣言 / 上原歩夢(CV.大西亜玖璃)

笑顔の開花宣言

1stライブ見ていると上原と大西さんがこの曲を笑顔で歌いきるだけで泣く。

 

22.Future Parade

聞けば聞くほど(いい曲だな・・・)となる。

余計な講釈を垂れ流さずいいものはいいものとして受け止めるべきなのかと思います。

 

23.夢が僕らの太陽さ

各々の持つ花が、最後に高咲を中心にひとつの花束になる演出素直に満点です。

アニメED曲、ネオスカもだけど綺麗に終わりすぎて余韻すら残してくれないんだよな。ああ、終わってしまった・・・。という現実だけが会場に取り残される感覚。

 

ここでライブ本編終了。ライブ恒例のアンコールメータがモニターに映し出され、メータ満杯と共にエレクトリカルパレード並みの光量で光り出すステージ。暗転したステージに12人の背中。薄靄の中でなんとなく(背中になんか漢字書いてある・・・?)と視認したにも束の間

 

EN1.繚乱!ビクトリーロード

東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。

自由な校風なら特攻服着てビムサ振り回して飛び跳ねまくっていいんだ。オタクがやれUOだのジャンプだので学級会開いているのがばかばかしくなるな。

 

最初は推しジャンで留めてましたが(?)、回数を重ねるごとに「歩夢がぴょん!」で跳んだりラスサビでオタクと肩組んでマサイしたり楽しみ方を増やしていきました。

 

EN2.MONSTER GIRLS / R3BIRTH

流石にオタクと顔見合わせて絶叫。矢野謙次が篠原から代打逆転満塁弾打った時並みに高まり散らしてた。ガーデンシアターの音響で聞くモンガ気持ち良すぎる。

モニターふと見たら素手一本で高まってる俺らしき人間が映ってて真顔。

 

EN3.恋するMagic!! / DiverDiva

この曲はそんな刺さらn...いや現地で聞くといいな・・・。

オタクが一生久保田から視線貰ってたと言ってた。久保田ならやりかねん。

疲労がピークに入ってたのでブレード持たずに曲に合わせて身体を捩らせる物体Zになってました。

 

EN4.Poker face&お願い!Fairy / A・ZU・NA 

A・ZU・NA の中ではかなり好きな曲。

オタクと話した内容そのままですが、一昔前の王道アイドルソングっぽい曲似合いますね。

 

EN5.4 SEASONS / QU4RTZ

4人ユニットで四季を表現する曲はいい曲に決まっています。後ろで流れるベースの音が気持ち良くて~~~~。

「巡り逢い 巡る時間 巡る季節 ほら」とか「止まらない 止まれない 止まりたくないな」みたいな畳みかける感じの歌詞展開が本当に良い。一生膝でリズム取ってた。

 

EN6.Hurray Hurray

動けませんでした。

正直なところ(これは原理主義的な意味合いではないですが)、この曲はアニメ1期の頃の同好会のスクールアイドル9人と高咲侑さんの関係軸で産み出された曲だから初披露は9人でやってくれ、でも厳しいかな~という気持ちがあったんです。

 

そしたらさ、いるじゃん。ステージに9人。なんてことを。

しかも3年生センターじゃん。2期12話『エール!』文脈じゃん。

ラ!という作品自体が、アニメやゲームのストーリだけで完結するものじゃなく、ライブの演出やセトリ含めてひとつの物語を作り込んでくる印象を持っていますがここまでやってくると思わなかった。

旗を持つ女に弱い。

 

EN7.L!L!L!(Love the Life We Live)

9人で歌う最後の曲から12人で歌う最初の曲を繋げたというオタクの解釈も、4thで架けた虹を再びお台場に架けることでアニメ文脈の「双方向コミュニケーション」を表現したという私の解釈も正解のひとつだと思っています。(傲慢)

 

EN8. Love U my friends

ソロ中心のコンテンツ展開なのに全体曲が本当にいいの誇らしくないんですか。

銀テープ復活ありがとう。席が席だったから足元が三船の蝶やら夢僕の花束やら銀テやらでOLDCODEXの絵画みたいな状態になってたけど。

 

場所を武蔵野森に移しての<Next TOKIMEKI公演>

Day1は前回のAqoursブログでも登場したM(ゆうぽむのオタク)、Day2は虹にハメた結果

期せずして中須に狂ったオタクと連番しました。

 

 

 

1stとほぼ同じ構図で撮れた。やったぜ。

 

<Next TOKIMEKI公演>Day1・Day2

セットリスト、最終話の作中1stライブメドレーが映像のみで流された瞬間「分岐入った!!」とガッツポーズ。

 

幕間のショートムービー(通称生首)で

 

天王寺「みんなと気持ちを繋げたい」(大意)

上原「あなたへの気持ちを歌う」(大意)

 

とデカい前フリがあったので、開演前から以下のようなツイートをしていた私は両手を合わせて祈っていました。多分同じ気持ちのオタクも多かったよね。

 

12.Dream with You / 上原歩夢(CV.大西亜玖璃)

飛び立てる Dreaming Sky

一人じゃないから

どこまでも行ける気がするよ 空の向こう


やったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

嬉しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!

 

周りの8割オタクみんな声出してた。それはそう。

残りの2割のオタクは頭抱えたり手で空指さしたり崩れ落ちてた。それもそう。

 

身内のオタク複数人に「虹ヶ咲のアニメがさぁ!良くてさぁ!」と絶叫しながら喧伝してはいましたが、アニメ再現の3rdライブを現地に行けていない、アニメ挿入歌を生で聴けていないことはまぁまぁな負債としてあったんですよ。大願成就しちゃった。

 

Day1連番オタクもご多分に漏れずアニガサキにコテンパンにされた人間だから狂ってた。「高咲侑が始めた物語が本当に好きで・・・」という話を打ち上げ含めて語りまくった。

 

13.Poppin’ Up! / 中須かすみ(CV.相良茉優)

俺・M「中須かすみは、格好いい。」(ジョッキカチーンッ)

 

14.DIVE! / 優木せつ菜(CV.楠木ともり)

イントロ即右手突き上げ。CSで復帰したエースピッチャーが6回120球投げて勝ち投手になった時みたいなエモさがある。

楠木さん自身この公演にかける思い絶対強かったろうな。MCから気合が違った。

 

15.サイコーハート / 宮下 愛(CV.村上奈津実)

手元に用意される謎のタオル。(ちなみにDay1は「高」と「髙」を見間違えて髙橋優貴さんのタオルを持ってきてました。)

 

この曲でタオル回さんオタク、ちゃんと1期13話はご覧になった?

 

16.La Bella Patria / エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜)

歌うめっ。多幸感に身を任せて動いていたので記憶がありません。

高まりすぎて「心に耳をすませて」に合わせてクラップ入れてた。

 

17.ツナガルコネクト / 天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)

地面が1mくらい沈んだ気がしますがきっと気のせいでしょう。

 

18.Butterfly / 近江彼方(CV.鬼頭明里)

「音」を「楽しむ」と書いて「音楽」です。身体の支点が両膝になった。

 

19.Solitude Rain / 桜坂しずく(CV.前田佳織里)

「雨模様だからSolitude Rain待機!w」とか思ってたら本当に来てわーろた。

「胸の奥」に合わせて膝蹴りっぽい振りやるのすき。

 

20.VIVID WORLD / 朝香果林(CV.久保田未夢)

1期ソロで一番聞きたかった曲。

「答えなんか誰も知らない 自由に未来創ろう」を時間の有限さに気付いてなお「今」を楽しむことに決めた女が歌うのがね、いいよね。。。

 

EN2.Level Oops! Adventure(Day1)

繚乱後の治安悪化ゾーン。楽しくて一生動いてた。12人のかしましい感じが無限に好き。

 

EN2.トワイライト (Day2)

帰るとしたらそこかー、そっかーと思わなくもない。

曲は大好きなのでエモ散らかせるタイミングでまた聞きたい。

 

【幕間映像】BGM:NEO SKY,NEO MAP!(Day1) 未来ハーモニー(day2)

厳密にいえばセトリじゃ無いんだけど、個人的な心情としてここはセトリの一部として扱わないとダメな気がする。

映像は虹ヶ咲のこれまでの歩み(2018年のミニライブから5thCDCS公演)を辿るもの。

 

最初は「みんな若いわねー」と腕組みしていましたが、この映像が持つ意味合いって「どこで出逢っても、今ここにいること」の全肯定なんですよね。

 

私みたいな「偶然」1stライブでこの場にいたことが虹ヶ咲を追うひとつの原動力になっている人もいれば、盛り上がっているから・みんな見てたからという理由でアニメから入った人もいれば、三船栞子さん、鐘嵐珠さん、ミア・テイラーさんの加入で面白そう、となりハマった人もいるわけで。

どのタイミングで虹ヶ咲にハマったとしても、ここまで歩いてきてくれたこと、今ここにいることに間違いはないよ。だって「いつだって、今が最高!」だから。

このメッセージに辿り着いた瞬間本当にボロボロに泣いてました。

 

EN3.永遠の一瞬

EN4.Hurray Hurray

「永遠の一瞬」、スクスタ41章のメインストーリーで初登場する楽曲なんですが、個人的には41章のストーリー展開が本当に好きでして。

 

まだ見ていない人もいるらしいので直接的なネタバレは避けますが、スクスタ内の主人公(便宜上「あなた」ちゃんと呼びます)と高咲侑さんは似て非なる別人であることがわかる回だと思います。

 

「それぞれの夢に向かって進むみんなとは違い、私は夢を見つけられず前に進めてない」と嗚咽を交えて本音を吐露する「あなた」は、勿論性別も年齢も立場も何もかも違いますが、ひとりの「応援者」が直面する問題として心にチクリと刺さりましたし、現実世界でライブを見ている私たちにもついて回る問題だと思いました。

 

勿論「あなた」を救う展開はあるのでストーリーは安心して見ていただきたいですが、「あなた」と高咲侑さんが違うように、「あなた」と私自身は別人だし、「永遠の一瞬」を12人のメンバーと作った「あなた」にはなれないな、という気持ちは少しあったんです。偏屈だね。

 

とはいえある種自分の分身(代替ともいう)である「あなた」を救ってくれてありがとう、の気持ちで泣きながらこの曲を聞き終わりました。

 

心の中で(いいライブだったな)と〆に入ろうとした中で聞こえてくる「Hurray Hurray」イントロ。

ステージの上には栞子ランジュミアを含めた12人。

ラスサビは大旗を振り回す高咲侑さんを加えて13人。

 

君だから思えるよ 出逢えてよかった

 

同じ曲をやれば同じライブになるわけではありません。それと同じように、曲が同じだからと言って伝えるメッセージが同じとも限りません。

 

有明「エール」の向かう先が3年生だとしたら、武蔵野森の「エール」の矢印はどこへ向いているのでしょうか。

私の答えはスクールアイドルが好きなものすべてであり、さらに言えば会場にいる私たちもそこに含まれていると思います。

支え合ってきた僕らなら

(君ならば 僕らならば)

辿り着けるから信じて

一番隣って素敵だね

 

2期13話の高咲の「元気が欲しい時は会いに来て!」や上原の「スクールアイドル同好会は、ずっとあなたと一緒にいるよ!」に通じる話ですが、もう走り出している人も、まだ走り出せてない人にも等しくエールを送るのがこの歌なんですよね。

 

 これまで作品の記号的な感情で言えば「トキメキ」を貰ったコンテンツは多くはないですし、何ができるか、何を返せるかはまだ分かりませんが貰ったエールを返せるような行動を起こしていきたいなと思います。

 

 

EN05.TOKIMEKI Runners

ここでこの曲聞けるのやっぱり嬉しいな。

銀テもそうですが風船が天井が落ちてくるのも1st演出思い出してワンワン泣いてた。純粋に情緒不安定です。

 

WEN1. Future Parade(Day2)

終演放送がなかなか流れない時点で肌感覚的にダブアンの””匂い””は感じていましたが、嬉しいもんは嬉しい。

ステージ上も観客席も思い思いの方法で感謝を伝えある光景、たまらないものがありますね。左隣のオタクは前田さんに爆レスをもらい30秒くらい固まってた。僕と連番は中須デカフラッグを掲げてたがレスは来なかった。トゥモアナ。

 

ライブ全体を通して

ライブ、超絶楽しかったですね。

いつもはスケジュールの関係等もあるんでしょうが2Daysでライブが終わってしまうことがほとんどだったので、「この楽しいライブを待つ時間がまだ続くんだ」と思いながら平日を過ごせたり、次の公演ではこれが聞きたい!これを警戒しないといけないとか(実現しなかったことも含めて)夜な夜なツイッターで語り合ったり。

 

個人的には<Next TOKIMEKI公演>が特に印象に強く残りました。

私の中でこのコンテンツとの出会いの場所である武蔵野森でのライブは是が非でも現地で見たかったし、コンテンツを通して仲良くなった(と勝手に思ってる)両日の連番者にも「虹ヶ咲のライブ、本当に楽しいよ」と伝えたくて声を掛けた面が大いに、大いにあります。

その中で本当に期待通り、いや期待以上のステージを見せていただき感謝が尽きません。私がこの場所が「始まりの思い出の場所」であるのと同じように、アニメから虹に触れた彼らにとってもアニメ1期は「始まりの物語」に他ならないでしょうし、2日通じて虹ヶ咲の魅力に感じる部分を語り合えて楽しかったです。

Hさんはまたガーデンシアターで殴り合いましょう。

 

あとはやっぱりこれはソロでの出番が多いライブであり、各人応援の熱を入れているキャラクター(平たく言うと推しですね)がいるからだと思うんですけど、自分の推しや推しの曲のここが良かった!ここの演出が良かった!と「自分がそこまでは見れてなかった・・・。」と思わせられるような感想が会うオタク会うオタクの口から出てくるのが凄く良かったです。「ここが良かった!」の場所が人によって結構バラバラなの素敵だよね。

 

来年からはユニットライブの開催や「にじよん」のアニメ化など、まだまだ楽しい未来が待っているとのことでコンテンツにしがみついていきたいと思います。

 

長文駄文散文でしたがこの辺で。それではまた。